プロダクト開発における「思想」はあるか?
2021年12月にプレシリーズAで約1.9億円の資金調達を果たしたアセンド株式会社。運送業界向けに運行管理SaaS(LogiX)を提供する当社は、全日本トラック協会様とともにDX講座を主催するなど業界からも注目を集め始め、製品版プロダクトも順調に導入が進んでいます。
しかし、ここに至るまでには初期プロダクトの作り直しやCTOの交代など、数多くの苦労を重ねてきました。では、シード期のプロダクト開発がなぜうまくいかなかったのか、失敗の本質はどこにあったのでしょうか。それは機能設計、開発体制の構築、技術選定などがすべて場当たり的であり、プロダクト開発において「思想」がなかったことに起因するとアセンドのエンジニアチームは語ります。
リアル失敗談を赤裸々に語る
今回のイベントでは、アセンド株式会社から、創業者でありフルサイクルエンジニアの増谷さんとCTOの丹羽さんをゲストに迎え、シード期のSaaS開発におけるリアルな失敗談を赤裸々に共有いただき、その経験を振り返ることで得られた失敗の本質を学びます。そして、現在はどのような開発文化、技術選定でVertical SaaSの開発に取り組んでいるのかもお話いただきます。
シード期のSaaS起業家や経営者で開発に悩みを持っている方や、SaaSの開発に関心を持たれている方にぜひ、おすすめのイベントです。

こんなトピックをお話しします
- 過去に戻ったらこうする!シード期の開発で必ず気をつけるべきポイント
- 受託ビジネスとSaaSのエンジニアリングの観点から見た違いとは?
- 初期プロダクトを破棄し、作り直すに至った詳細な経緯
- シード期の開発における「失敗の本質」
- Verical SaaSとフルサイクルエンジニア
- SaaSの技術選定の裏側
こんな方におすすめです
- シード期のSaaS経営者、開発担当
- SaaS業界への転職を検討しているエンジニア
- SaaSでの起業を検討している方
見どころポイント
- シード期のSaaS開発における「遠回り」を回避できる
- 開発の失敗から立て直し事例を元に、計画や体制をブラッシュアップできる
- Vertical SaaSのエンジニアリング設計や技術選定の背景を詳細に学べる
開催概要
- 日 時:2022年6月28日(火)19:00~20:15(開場は18:55〜)
- 定 員:50名
- 場 所:オンライン/zoomセミナー(参加登録いただいた方には、当日にzoomリンクをお送りします)
- 主 催:ALL STAR SAAS FUND
- 参加登録締切:2022年6月28日(木)18:00
参加申込について
参加登録受付は終了しました。たくさんのご登録ありがとうございました。
登壇者プロフィール

増谷 侑一 ascend株式会社 フルサイクルエンジニア
2016年 日鉄ソリューションズ株式会社に新卒入社、大手金融機関におけるデータベース基盤統合プロジェクトや製造業向けプライベートクラウドの更改提案にインフラエンジニアとして参画。2020年3月に物流向け運送管理SaaSを提供するアセンド株式会社を創業。物流業界を主語に社会課題の解決に向け、フルサイクルエンジニアとして日々プロダクトと向き合っています。特技はDIY。インフラ出身のエンジニアらしく、オフィスの改造も一手に引き受けています。

丹羽 健 ascend株式会社 CTO
2016年 日鉄ソリューションズ株式会社に新卒入社、大手ネットビジネス企業にて飲食向けSaaSを開発。株式会社グラファーでの行政向け電子申請SaaSの開発を経て、2021年に物流向け運送管理SaaSを提供するアセンド株式会社にCTOとして参画。PM,EM,エンジニアの知見を活かして社会課題を解決できるエンジニア組織作りを目指しています。社員食堂【アセンド食堂】の料理長としてメンバーのQoLを爆上げしています。

神前達哉 ALL STAR SAAS FUND Partner
東京大学卒業後、ベネッセコーポレーションに入社。法人営業を経て、新規事業開発室に異動。海外スタートアップとの日本向けB2B SaaSの事業化を果たし、セールス組織開発を担当。その後カスタマーサクセスの責任者として事業成長を牽引。2021年2月よりALL STAR SAAS FUNDのPartnerに就任。投資開拓とグロース支援体制の構築を担当。