■「今週のSaaSxAIニュース」ピックアップ!

ミドルマネジメントをうまく機能させる5大原則
Lenny’s Newsletter「Five principles for successfully managing managers」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
スタートアップの組織が拡大する際、ミドルマネージャーをうまく機能させることが成功の鍵。どんなに素晴らしい戦略やプロダクトがあっても、ミドルマネジメントをうまく機能させずに持続的な成長を実現できる組織はありません。このLenny’s Newsletterの記事では、Square CPO/Head of BusinessだったSaumil Mehta氏が、<yellow-highlight-half-bold>ミドルマネージャーを機能させる5つの重要な原則<yellow-highlight-half-bold>について解説しています。主な要点は以下の通りです。
- 役割の違いを認識する
メンバーのマネージャーになることと、マネージャーのマネージャーになることは全く異なるスキル。直接的な情報収集ができなくなり、複数のマネージャーを通じて意思決定をするため複雑になり、抽象化レイヤーを通じて働く必要がある - APIエンドポイント実験を行う
「もし現場スタッフと一切話せず、直属の管理者とだけやり取りできるとしたら?」という思考実験が必要になります。部下の管理者が現場情報を持っているのに、自分の判断を押し通すべき場面は?どの領域は完全に委任し、どこで最終承認権を保持するか?手遅れになる前に、どうやって早期に軌道修正の情報を得るか?この制約下でどう効果的に機能するかを考え抜く必要があります。 - ミドルマネージャーを決して過小評価しない
現場スタッフとの会話で即座に解決策を提示したり強い意見を言ってはいけません。まずミドルマネージャーの話をよく聞き、質問し、直属の管理者と一緒に解決策を考えましょう。管理者をコーチングして、彼らが現場に対応できるようにしましょう - ミドルマネージャーをかばってはいけない
ミドルマネージャーのパフォーマンス不足を隠して自分が代わりにやってはいけない。自分が代わりに仕事をして、上層部に問題ないと報告すると、根本的な問題は解決されず、さらに状況は悪化します。パフォーマンス不足を上層部に正直に報告し、改善計画を立ててフィードバックをもらいましょう。ミドルマネージャーへの明確な期待値を設定することが大切です。 - タスク関連成熟度(TRM)で委任・レビューする
類似プロジェクトの経験があるか?必要な技術スキルがあるか?成長機会を求めているか?など委任の判断基準を持って、プロジェクトの特性(不確実性・影響度)と管理者の能力をマッチングさせます。委任後も適切な頻度でレビューを継続しましょう。委任は責任放棄ではありません。適切な人に適切なタスクを与え、適切な頻度でレビューすることで、チーム全体のアウトプットを最大化することです。

モチベーションの正しい見つけ方
Glue Guys Podcast「How To Find The Right Motivation | Full Episode」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
Glue GuysのPodcastで、元NFLのAlexander Douglas Smith、元NBAのShane Courtney Battier、そしてSequoia CapitalのRavi Gupta氏が競争とモチベーションの心理について探求。外部のライバルと競争することと、内部の基準と競争することのどちらがより効果的なのかを検証します。この会話は、スポーツとビジネスにおける彼らの個人的な経験を通じて展開され、<yellow-highlight-half-bold>人生の異なる段階やキャリアを通じてモチベーションがどのように進化するか<yellow-highlight-half-bold>を明らかにしています。以下が主要なポイントです。
■競争の根本的な問い
成功は外部との競争(他者との競争)によってより良く推進されるのか、それとも内部のモチベーション(自分自身との競争)によってより良く推進されるのか。この問いは、単に競争相手を特定することを超えて、実際にどのようなゲームをプレイしているのかを理解することにまで及びます。誰と競争しているかを決める前に、成功とは何かを定義し、何を達成しようとしているのかを明確にすることが重要です。多くの競争心の強い人々は、そのゲームがプレイする価値があるかどうかを問うことなく、目の前にあるゲームに勝とうとする罠に陥ります。
■外部から内部へのモチベーションの進化
3人のホスト全員が、モチベーションの源が時間とともに進化してきたことを認めています。キャリアの初期には、外部との比較によって動機づけられていました。Alexander Douglas Smithは高校時代、自分よりも上位にランクされていたエリート11のクォーターバックを暗記していたことを覚えており、Ravi氏はMcKinsey & Company, Inc.でコンサルティングクラスの同僚たちを品定めしていました。しかし、彼らが成熟するにつれて、競争は自分自身で設定した内部基準へとシフトしていきました。この進化は、年齢、経験、そして自分自身の可能性をより良く理解することに伴う自然な進行のようです。
■生産性の問い
外部モチベーションは短期的にはより戦術的に生産的であるように見えます。打ち負かすべき特定の誰かや、追い越すべきゴーストを持つことは、即座の、具体的な推進力を生み出します。Shane氏は、外部のモチベーターが異常なレベルの生産性へとあなたを押し上げることができると指摘しています。なぜなら、自分の不安に基づいてこの競争相手を構築するからです。しかし、内部モチベーションは長期的にはより持続可能であるように見えます。キャリアがアスリートとしての全盛期を超えて延びるにつれて、自分自身の基準と競争する能力が重要になります。
■定義されていないゲームの危険性
明確な定義なしにゲームをプレイすることがいかに危険であるかについて議論されています。Ravi氏は、実際にはやりたくない仕事で昇進することがいかに簡単かについて言及しています。それは単に競争心が目の前にあるゲームに勝つよう駆り立てるからです。この慣性は、意図しなかった場所へとあなたを連れて行く可能性があり、どの競争に参加するかを意識的に選択することの重要性を強調しています。
■再発明の挑戦
ベンチャーキャピタルにおいて、Ravi氏は「自分を植え替える」という概念を説明します。世界が変化するにつれて、継続的に学び、適応する必要があるということです。5年前に優れた投資家を作ったものは、今日では無関係かもしれません。この絶え間ない再発明の必要性は、アスリートのキャリアを反映していますが、年単位ではなく数十年にわたって延びています。過去の利点がすぐに負債になる可能性があるため、学び続け、適応し続けるモチベーションが重要になります。
■一貫した文化の力
Ravi氏は、「負けることは受け入れられない」、二位のメダルは存在しないというSequoia Capitalの文化について説明しています。これは厳しく見えるかもしれませんが、彼は本物の一貫した文化が機能するのは、誰もが何にサインアップしているかを知っているからだと主張しています。この外部圧力は異常なパフォーマンスを推進することができますが、そのような環境で成功する人々を慎重に選択する必要があります。重要なのは、文化が本物で一貫している必要があり、人工的または散発的であってはならないということです。
■自分のゲームを定義することの重要性
このエピソードは、「誰と競争しているのか?」と尋ねる前に、まず「どんなゲームをプレイしているのか?」と尋ねなければならないという洞察で締めくくられます。この根本的な問いが他のすべてを決定します。あなたの競争相手、成功の指標、そして内部的または外部的に動機づけられるべきかどうか。Ravi氏が指摘するように、他人が決めたゲームをプレイすること、つまり他人の決めたルールや目標に従って競争することは、その競争で一位になったとしても、自分が本当に望んでいたゲームではないため真の勝利とは言えないのです。自己定義された競争における真の勝利のみを評価するSequoia Capitalの文化を反映しています

AIが利益率にどのように影響するか?
Only CFO's Newsletter「Will AI Change Profit Targets?」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
ソフトウェア企業は25%のFCF Marginを出せる魅力的な事業になることを期待し、高いマルチプルで評価をされています。一方で、AIの進化はこの事業的優位性をさらに加速することになるのでしょうか。本記事は、<yellow-highlight-half-bold>AIの進化によって注意すべきコストマネジメント<yellow-highlight-half-bold>について整理された内容になります。以下、要点をご紹介いたします。
- G&A(一般管理費)は、一定の売上規模になると売上高比率で約15%程度に落ち着きます。
- S&Mは、新規顧客獲得コストの点で、急成長企業と成熟企業の間で最も大きな違いがあります。そのため、クラウドビジネスにおける長期的な収益性において“顧客維持”は最も重要な要素となります。
- 成熟した企業がどれだけ収益を上げられるかを考える上で“粗利益率”は明らかに重要になります。Twilioはこれらの企業の中で営業経費率がほぼ最低水準であるにもかかわらず、粗利益率が49%であるため、フリーキャッシュフロー(FCF)マージンが群を抜いて低い水準にあります。粗利益率の大きな差は、フリーキャッシュフローをさらに増やすことを非常に困難にしています。
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IPO市場の現状と企業の対応戦略
Crunchbase News「Beyond The IPO: Why Capital And Transaction Readiness Is A Business Imperative」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
2025年はIPO市場が活発化すると期待されていましたが、特に米国では予想ほど新規上場が進んでいません。その理由は、新たな関税の導入や経済政策の変化による市場の不安定さにあります。結果として、多くの企業がIPOの準備を進めながらも、M&Aやプライベートエクイティ投資など、他の選択肢を検討する動きが強まっています。
実際、Klarna、Chime、StubHubといったデジタルコマース企業は、関税の影響を受けてIPOを延期しました。IPOのタイミングはもともと予測が難しいものですが、経済環境の急激な変化によってさらに不確実性が増しています。一方で、M&Aやプライベート投資の市場は活発に動いており、企業は戦略的な成長に向けた準備を進めています。そこで今回はIPO市場の現状と求められる準備と戦略について、以下ご紹介いたします。
◼️企業に求められる継続的な準備
市場環境の変動に対応し競争力を維持するためには、<yellow-highlight-half-bold>資本や取引の準備を、単なる最終段階ではなく日常的な経営の一部として組み込むことが重要<yellow-highlight-half-bold>です。これは、機会を逃さないためだけでなく、市場の変動にも柔軟に対応するために必要な取り組みです。企業が取引の準備を整えるためには、特に4つの要素が重要になります。
- ガバナンスの確立
企業の経営管理体制がしっかりしていると、デューデリジェンスや規制対応がスムーズに進み、投資家や関係者からの信頼を得やすくなる。 - 財務の透明性
財務情報を正確に管理し、適切な報告体制を整えることで、投資家や買収候補企業に対して企業価値を明確に示すことができる。 - 業務効率化
組織の業務プロセスを効率的に整えることで、成長や取引の際にスムーズに対応できるようになり、競争力も向上する。 - リスク管理の強化
潜在的なリスクを事前に把握し適切な対策を講じることで、取引の遅延を防ぎ、関係者の信頼を維持できる。
◼️今後の起業戦略
2025年はIPO市場が活性化すると期待されていましたが、不確実性の影響で多くの企業が上場を延期せざるを得ませんでした。この状況を受けて、<yellow-highlight-half-bold>IPOだけに依存せず、M&Aやプライベートエクイティ投資を含む幅広い戦略に対応できるよう、企業は継続的に準備を進める必要があります。<yellow-highlight-half-bold>日々の業務の中でガバナンスや財務管理、戦略的視点を組み込むことが、長期的な成功に繋がります。
■ 資金調達ニュース
[海外]
エンタープライズ
- Awardco - 従業員エンゲージメントとパフォーマンスのための報酬と従業員リワードのプラットフォーム。シリーズBで$165M@評価額$1B超を調達。投資家はSixth Street Growth、Spectrum Equityなど(Yahoo! Finance)
- Stord - オムニチャネルブランド向けの大規模フルフィルメントサービスとECテクノロジーを提供するコマース・イネーブルメントソリューション。シリーズEで$80M@評価額$1.5Bを調達。投資家はStrike Capital、NewView Capitalなど(Yahoo! Finance)
- Gravitee - 企業がAPIやその他のデジタルトラフィックパイプラインを管理できるように設計されたプラットフォーム。シリーズCで$60Mを調達。投資家はSixth Street Growth、Riverside Acceleration Capitalなど(TechCrunch)
- Siro - 対面営業会話の録音・転写・分析を行うモバイルアプリを活用した、対面営業チーム向けのAI搭載コーチングサービス。シリーズBで$50Mを調達。投資家はSignalFire、01 Advisorsなど(TechCrunch)
- DataHub - オープンソースのメタデータ・コンテキスト管理プラットフォーム(CMP)。シリーズBで$35Mを調達。投資家はBessemer Venture Partnersなど(Yahoo! Finance)
- Flip - デスクレスワーカー向けにHRがオンボーディング、エンゲージメント、ラーニング、レコグニションを自動化するAIソリューション。シリーズAエクステンションで$28Mを調達。投資家はLEA Partners、HV Capitalなど(EU-Startups)
- Novisto - 企業のESGデータ管理と開示を支援するプラットフォーム。シリーズCで$27Mを調達。投資家はInovia Capital、White Star Capitalなど(Fintech Global)
- Sweep - GTMチーム向けAIエージェント。シリーズBで$22.5Mを調達。投資家はInsight Partners、Bessemer Venture Partnersなど(PR Newswire)
- Affiniti - 薬局、空調会社、自動車ディーラーなどの中小企業に、カスタマイズ可能な経費管理クレジットカード+SaaS。シリーズAで$17Mを調達。投資家はSingalFire、Indicator Venturesなど(TechCrunch)
- Barndoor AI - アクセス制御、ポリシー運用管理、組織全体のAIエージェントの活動を監視する統合プラットフォーム。シードで$13.6Mを調達。投資家はCrosslink Capital、Preface Venturesなど(Yahoo! Finance)
- Coworker.ai - 企業の内部データと知識の深い理解に基づいて回答を与え、複雑な作業を完了する自律型AIエージェント。シードで$13Mを調達。投資家は元Google Ads, Maps, ワークスペース事業のSVP Jeff Huber氏、Ramtin Naimi氏など(Yahoo! Finance)
サイバーセキュリティ
- Cyera - 複雑なクラウドインフラにおける重要な情報の特定と、そのアクセスと使用を取り巻くリスクの評価を支援するサイバーセキュリティSaaS。$500M@評価額$6Bを調達。投資家はLightspeed、Greenoaksなど(Globes)
- TrustCloud - CISO向けガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)のワークフローを近代化するプラットフォーム。シリーズで$15Mを調達。投資家はServiceNow Ventures、Cisco Investmentsなど(Fintech Global)
- BreachRx - サイバーセキュリティのインシデント対応管理SaaS。シリーズAで$15Mを調達。投資家はBallistic Ventures、SYN Venturesなど(Yahoo! Finance)
- Pixee - インテリジェントなトリアージと本番環境でのコード修正をGitHub、GitLab、Azure DevOpsなどの開発者環境に直接配信することで行なうアプリケーション・セキュリティSaaS。シードで$15Mを調達。投資家はDecibel、Wing VCなど(Fintech Global)
フィンテック
- Airwallex - 決済、財務、支出管理、組み込み型金融など、企業のグローバルな事業運営に必要なFintechソリューションを提供するプラットフォーム。シリーズFで$300M@評価額$6.2Bで調達。投資家はSquare Peg、DST Globalなど(Yahoo! Finance)
- Catena Labs - 金融機関特化のAIエージェント。$18Mを調達。投資家はA16z crypto、Breyer Capitalなど(PYMNTS)
- Lendflow - 組み込み型与信インフラFintech x SaaS。Trinity Capitalから$15Mを調達(Fintech Global)
- Greenlite AI - 金融サービス特化のAIエージェント・プラットフォーム。シリーズAで$15Mを調達。投資家はGreylock、Thomson Reuters Venturesなど(Yahoo! Finance)
ヘルスケア
- Akido Labs - アキドの医療提供者の診療方法を変革し、質を落とすことなく、飛躍的に多くの患者をケアできるAI。シリーズBで$60Mを調達。投資家はOak HC/FT、Grecoなど(Yahoo! Finance)
- Dazos - 行動医療を提供する医療機関特化のオールインワンCRM。シリーズAで$25Mを調達。投資家はRadian Capitalなど(Yahoo! Finance)
- Persist AI - 製薬業界向けのAI主導型ロボティクス・プラットフォーム。シリーズAで$12Mを調達。投資家はSpero Ventures、MBX Capitalなど(Yahoo! Finance)
バーティカル
- Miter - 人事、財務、オペレーションを1つのプラットフォームで接続することにより、請負業者のバックオフィスと現場業務の近代化するプラットフォーム。$38Mを調達。投資家はBessemer Venture Partners、Coatueなど(Yahoo! Finance)
リーガルテック
- Legora - 世界のトップ法律事務所と法務チームのためのコラボレーティブAIプラットフォーム。シリーズBで$80M@評価額$675Mを調達。投資家はICONIQ、General Catalystなど(BusinessWire)
その他
- LMArena - OpenAI、Google、Anthropicといった企業と提携し、フラッグシップモデルをコミュニティで評価するプラットフォーム。シードで$100Mを調達。投資家はa16z、UC Investmentsなど(TechCrunch)
M&A
- OpenAI - 有名なアップルのデザイナーであるジョニー・アイブ氏が設立したデバイス新興企業io社を$6.5Bで買収(TechCrunch)
- Cohere - 高度な市場調査を自動化するための企業向けツールを提供するOttogrid社を買収(TechCrunch)
[国内]
- Tailor - ヘッドレスERPプラットフォームを提供。シリーズA初回クローズで総額1,400万米ドル(約21億円)を調達。投資家はANRI、Spiral Capital(PR Times)
- ランプ - テイクアウトの注文受付・管理SaaS「テイクイーツ」を提供。DNX Ventures、三井住友海上キャピタルから総額7億円の資金調達を実施(PR Times)
- PLAINER - 閲覧ユーザー数累計150万人突破のソフトウェアデモプラットフォームを提供。シリーズAで約4億円を調達。投資家はAngel Bridge、サイバーエージェントキャピタル、ALL STAR SAAS FUNDなど(PR Times)
- Leafea - 月額費用を払うことで従業員が全国10万店舗以上で割引利用できるとともに、メッセージ付きギフトを受け取れる福利厚生サービス。XTech Ventures・きらぼしキャピタル等からシリーズAで3.6億円を調達(PR Times)
- プライバシーテック - 企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェントを開発。デライト・ベンチャーズ、LAUNCHPAD FUNDからJ-KISS型新株予約権の発行による総額7,400万円の資金調達を実施(PR Times)
- Direava - 外科医が術中に重要な解剖構造をリアルタイムで認識できる手術AI支援システム。シリーズAでニッセイ・キャピタルおよびSBIインベストメントから資金調達を実施(PR Times)
- ムービーズ - 完全自動運転のロボットタクシーの実現を目指して2024年5月に創業した金沢大学発スタートアップ。ビジョンインキュベイトからの第三者割当によるプレシードの資金調達を実施(PR Times)