■「今週のSaaSxAIニュース」ピックアップ!

Zoomin社のCEOが語る起業家への7つのアドバイス
Bessemer Venture Partners「From bootstrapped to AI exit — Zoomin’s Gal Oron on timing, trust, and getting acquired by a tech giant」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
このBessemer Venture Partnersの記事では、ナレッジ管理AI×SaaS Zoomin創業者兼CEOであるGal Oron氏が、ブートストラップ(VC調達無しでの成長)から2024年にSalesforceに買収されるまでの道のりで学んだ重要な教訓を共有しています。
- 規律を持ってブートストラップを選択し、成長の道筋が見えてから外部資金の調達を行う
Gal氏はまず自己資金で会社を立ち上げ、投資家を呼び込む前に実際の顧客の課題を解決していることを先に確認しました。彼らは「プロダクトを構築し、販売し、結果を出す」という単純な目標に集中し、キャッシュフローだけを重視しました。20〜30社の企業顧客を獲得した後、より速いペースで成長するために外部資金を調達しました。 - 顧客への執着が成長を牽引する
Zoominは、顧客を「単なる売り先」としてではなく、「真のパートナー」として扱いました。この顧客中心主義により、顧客自身がZoominの最大の営業マンとなり、業界のカンファレンスで顧客がZoominについて話し、社内での採用を推進しました。顧客のなかには、Zoominに感銘を受けて自らの会社を辞めてZoominに加わる人もいたほどです。 - 外部の資金調達が即ハイパーグロースを意味するわけではない
資金調達後は期待が変わります。持続可能な成長だけでなく、急速な拡大が期待されます。しかし、Gal氏は「資金調達が自動的にハイパーグロースの準備ができたことを意味するわけではない」と強調します。スケーリングには強固な基盤が必要であり、予測可能な営業手法、目標達成、強固なユニットエコノミクス、明確な焦点が必要です。 - 取締役会に今の問題をオープンに伝える
Gal氏は、取締役会に対して完全にオープンな姿勢をとり、問題を隠さずに共有しました。「これが私たちが直面している問題です。これが私たちが知っていること、知らないことです」と率直に伝えることで、取締役会メンバーは単なる観察者ではなく、問題解決に積極的に参加するようになりました。 - パートナーシップには細心の注意を払う
大手企業とのパートナーシップは変革をもたらす可能性がありますが、適切に管理しなければ会社を破綻させる可能性もあります。Zoominは顧客の実際の要望を確認し、全社的なリソースをパートナーシップに投入するのではなく、特化した小規模チームを構築してSalesforceとの連携を進めました。また、パートナー企業内の適切な利害関係者と深い関係を構築することで信頼を築きました。 - 新たな機会に素早く対応する柔軟性を持つ
2023年初頭、Gal氏は、AIが単なる技術トレンドではなく、Zoominを時代遅れにするか、あるいは大きな新しい機会を生み出す根本的な変化であることに気づきました。彼らは迅速に行動し、長期的なAI戦略を十分に理解する前に、AIを活用したアプリケーションをいち早く立ち上げました。この俊敏性が、SalesforceによるZoominの買収につながりました。 - Gal氏が「創業前に知っておきたかった」3つのこと
- 不確実性のなかで生きることを学ぶ
すべての答えを持つ必要はありません。正しい機会を認識できるまで、ゲームに留まることに集中しましょう。 - 良いときも悪いときも顧客に頼る
困難な時期は後退のきっかけではなく、前進するチャンスです。何をすべきか分からないときは、顧客に戻りましょう。 - プラットフォームの将来像を描き、それに向けて創業期から構築する
初日からスケール可能性を考慮して構築しましょう。また、マーケティングの力を過小評価しないでください。ストーリーテリングはカテゴリーを構築し、顧客を引き付け、成長を促進するために不可欠です。
- 不確実性のなかで生きることを学ぶ
MCP(Model Context Protocol)の可能性と限界
Shrivu’s Substack「Everything Wrong with MCP」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
LLM(大規模言語モデル)との対話やエージェントに、第三者のデータやツールを統合するため、事実上の標準となったModel Context Protocol (MCP)は、一部のSaaSにとって大きな脅威になると語られています。この記事の著者は、MCPのようなプロトコルの必要性を認めつつも、LLMとデータを組み合わせることには固有のリスクがあり、既存のリスクを増幅させ、新たなリスクを生み出す可能性があると結論づけています。この記事では、このMCPが持つ脆弱性や制約について4つのポイントを詳しく解説しています。
- プロトコル・セキュリティ問題
初期段階では認証仕様が定義されておらず、各MCPサーバーが独自の認証方法を採用しています。MCPサーバーがローカルで、潜在的に悪意のあるコードを実行可能にしてしまいます。 - UI/UXの制約
MCPはLLMに優しいインターフェースを持っていますが、必ずしも人間に優しいものではありません。特にコスト管理の概念やコントロール性はありません。これらの問題の多くは、プロトコルや LLM がツールでどのように動作するかを変更するのではなく、巧妙なツール設計によって解決される、と考えられます。 - LLMセキュリティの制約
MCPはより強力なプロンプトインジェクション(指示の乗っ取り)を可能にしています。そして意図せず機密データを公開しやすくすることに繋がります。結果として、データアクセス制御の従来の考え方を壊す可能性があります。 - LLMの制約
MCP は、信頼できる LLM ベースのアシスタントに接続されていることに依存しています。最先端のモデルでも複雑なタスクの完了率は低い場合があります。

潜在能力を「卓越」へと変える
Invest Like The BestのYouTube「Michael Ovitz - Turning Potential Into Prominence」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)の共同創業者であり、かつてハリウッドで絶大な影響力を誇ったMichael Ovitz氏が、ポッドキャスト「Invest Like the Best」に出演し、才能の見出し方、組織の作り方、そして卓越性を達成する方法について語りました。この対談では、 Ovitz氏が「初期段階で優れた才能を見抜く能力」「業界を超えて将来のリーダーたちとの関係を築く力」そして「卓越性と勢い(モメンタム)に関する哲学」を深く掘り下げています。その中から要点をご紹介します。
- 卓越した才能に共通する特徴
卓越したリーダーは、分野や経歴にかかわらず、特定の共通した資質を持っています。Ovitz氏は才能を見出す際、1) 知的好奇心が強く 2)独自の方法で積極的に行動し 3)洞察力に優れ 4)学ぶ意欲が強い人物に着目します。彼らは時間を貴重な資源と捉え、常に自己を高めようと努力しするからです。これらの資質が組み合わさることで、ビジネス、投資、芸術、エンターテイメントなど、さまざまな分野で卓越した成果を生み出す基盤となるのです。 - 時間こそが究極の通貨
Ovitz氏によれば、時間管理は成功の礎です。彼は若い頃から時間を「克服すべき課題」と捉えていました。それは単に年齢を重ねるからではなく、無駄にした時間は取り返しのつかない損失だと考えていたためです。ビジネス上の関係を評価する際には、まるでパイロットが使うチェックリストのように、対話を続けるべきか否かを判断するための独自の基準を設けていました。これは「適切でない相手や機会に時間を費やすことは、その時間を永遠に失うこと」だという理解に基づいています。この哲学は、彼のキャリアを通じて、才能の選択、ビジネス取引、そして個人的な人間関係への取り組み方を方向づけました。 - 勢いを築くことの重要性
勢い(モメンタム)は、成功する組織を築くうえで重要でありながらも見過ごされがちな要素です。Ovitz氏は、Steve Schwarzman氏(ブラックストーン・グループCEO)、Alex Karp氏(パランティアCEO)、Marc Andreessen氏(a16z共同創業者)といった卓越したリーダーたちが、勢いの力を理解した上で「できない」とは決して考えない、ということを観察しています。彼らは障害に直面すると、すぐに方向転換し、前進するための別の道を見つけ出します。また、将来自分の後継者となりうる人材を積極的に採用することで、不安ではなく自信を示します。Ovitz氏によれば、勢いを阻害する最大の要因は自信の喪失と失敗への恐れであり、後者は特に米国外で顕著に見られる傾向です。 - リーダーはまず行動で示す
真のリーダーシップとは「自らが先頭に立って行動すること」です。Ovitz氏は、リーダーは部下に求めることを自ら率先して実行し、自身の行動を通じて模範を示す必要があると強調します。この哲学は、CAAでクライアントの代理人を務めていたときも、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のような組織と協力していたときも、彼のキャリア全体を通じて一貫していました。自らリスクを取り、先頭に立って導く姿勢を示すことで、Ovitz氏は組織内に信頼と忠誠心を築き上げ、卓越性と説明責任を重んじる文化を育みました。 - ベンチマーキングの価値
優れた判断を下すためには、確かな判断基準を持つことが不可欠です。アーティスト、創業者、経営幹部などを評価する際、Ovitz氏は常に多くの事例に触れることで、自身の判断力を磨いています。アート収集においては、書物で学ぶよりも、多くの作品に実際に触れることを推奨しています。このアプローチは、ビジネスにおける才能発掘にも適用されます。各分野で数えきれないほどの人物と会うことにより、彼は誰と協力し、誰を支援すべきかを見極めるための、優れたパターン認識能力を培いました。 - 人脈を整理する「サンデーリスト」方式
50年間にわたり、Ovitz氏は人間関係やビジネスチャンスを見極めるために「日曜日の習慣」を続けてきました。毎週、前の週の出来事や出会いを振り返り、出会った人々を分類します。「より深く知りたい人」「知的または興味深いと感じた人」「ビジネスで利益や損失をもたらした人」「退屈だと感じた人」といった具合です。この体系的なアプローチにより、知的、感情的、あるいは金銭的な豊かさをもたらす関係を優先し、時間を無駄にするだけの関係を意図的に避けることができます。この規律正しいプロセスは、彼のキャリアを通じて、ネットワーク構築と機会発見の基盤となってきました。 - 商業的価値と芸術的価値のバランス
Ovitz氏によれば、成功するクリエイティブコンテンツには、商業的な成功の見込みと芸術的な価値のバランスが必要とのこと。CAAでは「1対3の法則」、つまり芸術性を重視した映画1本に対して、商業的な成功を狙った映画を2本作るというルールを実践していました。彼は、今日の映画業界がこのバランスを失い、批評家からの評価と興行的な成功を両立する現代の映画がほとんどないと嘆いています。「レインマン」、「トッツィー」、「ジュラシック・パーク」といった映画は、批評家と大衆の両方にアピールし、このバランスを体現していました。このアプローチは、人々の記憶に残る名作を生み出しただけでなく、クリエイターが持続的に活動できるビジネスモデルを確立しました。

Vertical AI〜何をラッピングするかが重要
Matt Brown 's Notes「Vertical AI: beware what you wrap」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
Vertical AIエージェントの現状と課題について、Vertical SaaSとの対比を中心に、ソフトウェアの歴史を踏まえて解説されています。
- バーティカルAIの現状と限界
- 現在のVertical AIエージェントは、主にAIプロダクトをラップし、新規性をもとに顧客への販売が進んでいる。しかし、その業界のSystem of Record(SOR)を所有または利用せずに提供できる価値には限界がある。
- Chat GPTやGeminiなどインテリジェンス自体が「十分に良い」レベルでコモディティ化が進んでおり、差別化の難易度が上がっている。
- Vertical SaaSが浸透していないレガシーな業界のVertical AI企業は、他のSORを置き換えるのではなく、AIプロダクトのくさびから始めてSORを構築する方が容易に成長することができる。
- Vertical SaaSの進化
- 既存のVertical SaaS企業にとって、AIのコモディティ化は追い風である。つまり破壊的というよりも持続的なイノベーションである可能性が高い。
- 元々複数プロダクトや事業をバンドル化させることで収益を拡大してきた歴史的な経緯もあり、SORと統合した、優れた体験を提供できる。
- AIとソフトウェアの二分法は誤り
- 両者は相互補完的である。B2Bソフトウェアにおいてはデータ・ワークフロー、顧客基盤を持つVertical SaaSが有利であるが、より提供価値を高めるためにAI機能の開発は不可欠である。

ユニコーン企業を成長させる中で得た教訓:スケーリングの壁をどう乗り越えるか
Crunchbase News「Surviving The Scale: The Lessons I Learned From Growing A Unicorn」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
スタートアップがある程度の成功を収めた後、次に直面するのが「スケーリング」という大きな挑戦です。単なる成長ではなく、新たな課題と向き合うプロセスには、多くの学びが伴います。以下は、その道のりで役立つ知見です。
- イノベーションの焦点を絞る
スタートアップは、すべてを独自で作り出そうとする罠に陥りがちです。しかし、リソースが限られているなかで最優先すべきは、本当に新しい価値を生む部分に集中することです。既存のベストプラクティスを活用すれば、時間とエネルギーを節約し、成長に注力できます。
- 情報共有を効率化する
初期段階では透明性がチームの信頼を築く鍵になりますが、規模が拡大すると情報量の増加が問題になります。必要な情報を適切な人に届ける仕組みを構築することで、情報共有を最適化しつつ、混乱を防ぐことができます。
- 人材に投資する
スケーリングの成功を左右するのは優秀な人材です。高い報酬を提供してでも、その分野に精通し、なおかつ事業領域への理解が深い人材を採用することが重要です。優れたプロフェッショナルの力は、質の高い結果と迅速な進捗を生む源になります。
- 予測不能な出来事に備える
スケーリングは、予期せぬトラブルとの戦いでもあります。システム障害や規制変更、資金調達の難航など、さまざまな問題が突然起こり得ます。重要なのは、それらに適応し、迅速に解決策を見つける柔軟性と回復力です。
スケーリングは挑戦の連続ですが、効率的な方法を取り入れ、適切な人材を確保し、課題への対応力を育てることで乗り越えられます。スケーリングを成功させるために必要なのは、学び続ける姿勢と困難に立ち向かう強い意志です。
■ 資金調達ニュース
[海外]
サイバーセキュリティ
- Chainguard - エンジニアリングチームがより良いプロダクトをより速く構築し、プライアンスの維持や組織内のセキュリティ、効率性、信頼性を構築するためのソフトウェアサプライチェーンSaaS。評価額$3.5BのシリーズDで$356Mを調達。投資家はKleiner Perkins、IVPなど(Yahoo! Finance)
- Dataminr - 画像、ビデオ、音声、機械生成センサーデータなどからリスクや脅威を発見する能力を強化するマルチモーダルAI。Fortress Investment Groupから$100Mを調達(Yahoo! Finance)
- Endor Labs - リスクのあるAIが生成したコードを排除し、アプリケーション・セキュリティSaaSおよびソフトウェア開発ライフサイクルで機能するAIエージェント。シリーズBで$93Mを調達。投資家はDFJ Growth、Salesforce Venturesなど(Yahoo! Finance)
- Push Security - ブラウザベースのアイデンティティセキュリティプラットフォーム。シリーズBで$30Mを調達。投資家はRedpoint Ventures、Datadog Venturesなど(Yahoo! Finance)
- Sentra - AI時代のクラウドネイティブなデータセキュリティSaaS。シリーズBで$50Mを調達。投資家はKey1 Capital、Bessemer Venture Partnersなど(Yahoo! Finance)
- Cynomi - 中小企業の「バーチャルCISO」となるサイバーセキュリティAIエージェント。シリーズBで$38Mを調達。投資家はInsight Partners、Entrée Capital など(TechCrunch)
- Reco - AIネイティブなSaaSセキュリティ・プラットフォーム。Redseed、Insight Partnersなどから$25Mを調達(Yahoo! Finance)
- SquareX - 業界初のBDR(Browser Detection and Response)ソリューション。シリーズAで$20Mを調達。投資家はSYN Ventures、Peak XV Partnersなど(Yahoo! Finance)
- Miggo Security - ライブ・アプリケーションの動作をリアルタイムで監視する「Application Detection & Response」(ADR)プラットフォーム。シリーズAで$17Mを調達。投資家はSYN Ventures、YL Venturesなど(CTech)
バーティカル
- Manychat - 複数のメッセージング・チャネルにおける会話とエンゲージメントを管理・自動化するSaaS。シリーズBでSummit Partnersから$140Mを調達(TechCrunch)
- Ocient - 複雑で大規模なデータの統合分析を高品質かつ低コスト(最大90%の価格削減)で実現するデータ分析SaaS。シリーズBエクステンションで$42.1Mを調達。投資家はAllstate Strategic Ventures、Blue Bear Capitalなど(Yahoo! Finance)
- Lace AI - 元Metaエンジニアが開発したホームサービス事業者向けのコールセンター音声対応AI。$14Mを調達。投資家はBek Ventures、Horizon VCなど(TechCrunch)
フィンテック
- Alpaca - 個人投資家や小規模ヘッジファンド向けのアルゴリズム取引API。シリーズCで$52Mを調達。投資家は、Derayah Financial, 850 Managementなど(TechCrunch)
- Salsa - 組み込み型給与計算インフラFintech×SaaS。シリーズAで$20Mを調達。投資家はAltos Ventures、SemperVirensなど(Fintech Global)
- Bloom Credit - 最新のクレジット・データ・インフラと消費者許可データ・サービスに特化したFintech×SaaS。Allegis Capital、Commerce Venturesなどから$10.5Mを調達(Fintech Global)
ソフトウェア開発支援
- Supabase - 200万人のエンジニアに利用されている、オープンソースのPostgreSQLプラットフォーム。評価額$2BのシリーズDで$200Mを調達。投資家はCoatue、YCなど(Yahoo! Finance)
- Deep Infra - AIソフトウェア開発者向け推論(Inference)用途のAIクラウドインフラ。シリーズAで$18Mを調達。投資家はFelicis、Georges Harikなど(The New Stack)
リーガルテック
- Noxtua - ドイツの高いコンプライアンス基準を満たす法務調査、文書分析、契約書作成AI。シリーズBで$92.2Mを調達。投資家はC.H. Beck、Northern Data Groupなど(TFN
エンタープライズ
- Listen Labs - 一度に何千もの音声インタビューを実行する市場調査AIエージェント。Sequoia Capitalなどから$27Mを調達(Yahoo! Finance)
ヘルスケア
- Brellium - 患者訪問におけるコンプライアンスを合理化するAI。シリーズAで$13.7Mを調達。投資家はMenlo Ventures、First Round Capitalなど(FinSMEs)
その他
- Butterfly Effect(ManusAI) - 中国発のAIエージェント。評価額$500Mで$75Mを調達。投資家はBenchmark、Tencentなど(Tech In Asia)
- Reducto - ドキュメントの取り込みを専門としており、巨大で複雑なドキュメントを取り込み、正確に解析するAI。シリーズAで$24Mを調達。投資家はBenchmark、First Round Capitalなど(Yahoo! Finance)
[国内]
- Dress Code - SaaSとマーケットプレイスで構成されたワークフォースマネジメントプラットフォーム。プレシード及びシードラウンド 14.1億円を資金調達。投資家はニッセイ・キャピタル、XTech Ventures、KUSABI(PR Times)
- リセ - 中堅中小企業向けリーガルテックサービスを提供。シリーズCファーストクローズで11.4億円を資金調達。投資家はMPower Partners Fund、Sansan、Angel Bridge、BRICKS FUND TOKYO(PR Times)
- SORABITO - 建設業界や建設機械レンタル業界をはじめとする様々な業界や地域の人々と協力し、新たなつながりを生み出すことで、必要な機械を適時に最適な場所から借りられる仕組みを構築。ENEOSイノベーションパートナーズ、ゼンリンフューチャーパートナーズ、インスパイア、日本政策金融公庫から第三者割当増資と融資合わせて約10億円を調達(PR Times)
- ポケットサイン - 公的個人認証サービスを活用したアプリケーションおよび開発基盤の提供。デットファイナンス含めシリーズBで13億円を調達。投資家はジャフコ、Cygames Capital、ホープ、山口キャピタル(PR Times)
- MagicPod - ノーコードE2Eテスト自動化ツール「MagicPod」を提供。シリーズBで5億円を調達。投資家はHIRAC FUND、One Capital(PR Times)
- ベター・プレイス - 企業年金・退職金制度の導入・設計をサポート。シリーズD総額3.7億円の資金調達を実施。投資家はアセットマネジメントOne、レオス・キャピタルワークス、パーソルベンチャーパートナーズ、愛知キャピタル、ちば興銀キャピタルパートナーズ、とちぎんキャピタル&コンサルティング、フリー(PR Times)
- ユーフォリア - スポーツ事業としてアスリートのコンディション・トレーニングのデータ管理を行うマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」(ワンタップスポーツ)を開発・提供。SMBCベンチャーキャピタルから資金調達を実施(PR Times)
- itowa - 葬儀業界におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進。ニチリョクと資本業務提携契約を締結(PR Times)