■「今週のSaaSxAIニュース」ピックアップ!

AIネイティブ時代にSaaS企業がいかにAIに適応するのか?
Bessemer Venture Partners「How Software Leaders Need To Adapt To AI — Or Risk Going Extinct.」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
Bessemer Venture Partnersによる最新レポート The Cloud 100から、ソフトウェア業界がAI導入の緊急性に直面している状況を解説します。日本の起業家にとって重要な理由は、グローバル競争でAI対応の遅れが致命的な競争劣位につながるためです。記事の要約は以下の通りです。
- AIネイティブ企業への資本集中
Bessemerは2023年以来、AIネイティブスタートアップに10億ドル以上の資本を投入しており、投資資金が従来型ソフトウェアからAI企業へと大幅にシフトしています。日本のスタートアップもこの流れに適応する必要があります。 - バーティカルAIの台頭
特定業界向けAIアプリケーションが従来の垂直SaaSを置き換え始めており、法律、医療、金融等の分野で複雑な言語ベースタスクを自動化する新しいビジネスモデルが登場しています。 - 既存企業の積極的なAI統合
Bessemerのポートフォリオ企業の大多数が既に製品にAI機能を急速に組み込んでおり、M&Aによる買収活動も活発化しています。後手に回れば淘汰される可能性が高まっています。 - クラウドとAIの不可分化
"クラウドなくしてAIなし"という新しい現実のもと、従来のクラウド企業もAI統合が必須となり(The State of AI 2025 - Bessemer Venture Partners)、この変化に適応できない企業は市場から退出を余儀なくされる恐れがあります。 - 短期的行動の重要性
SaaSリーダーは今後3-6か月でAI機能とのPMFを見つけ、モジュラーでAPI駆動の製品アーキテクチャを維持する必要があり、完璧を求めずに迅速な反復が鍵となります。 - 長期的な競争優位性の再定義
AIは実装の詳細となり、価値は最終的にプロダクトと流通に回帰するため、顧客の核心的課題解決とUIの根本的再発明が差別化要因となります。
AI時代のジュニア人材採用ジレンマ:短期の効率性追求が将来の競争力を奪うリスク
Crunchbase News「The AI Vs. Junior Talent Dilemma」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
戦略アドバイザーのItay Sagie氏によるCrunchbase寄稿記事。<yellow-highlight-half-bold>AIでジュニアレベルのタスクを効率化できる一方、若手人材の採用を削減することは戦略的リスクが高いという問題を分析しています。<yellow-highlight-half-bold>日本の起業家にとって、持続的成長のための人材戦略を見直す重要な示唆を含んでいます。記事の要約は以下の通りです。
- 将来のリーダーシップパイプラインを枯渇させるリスク
AIがジュニアレベルのタスクを処理できても、若手採用をスキップすることで将来の経営陣候補を失います。AI は企業文化を吸収せず、顧客との対話経験も積まず、実務経験から得られる判断力も身に付けません。結果的に外部から高コストで幹部を採用する必要が生じます。 - 次世代市場動向を見失う危険性
若手社員は次世代の購買層の行動パターンやプラットフォーム利用習慣に精通しており、新興コミュニティや文化的トレンドに敏感です。シニア層がどれだけ経験豊富でも、同じレベルの市場感度は持てません。若手を排除することで、市場の方向性を見誤るリスクが高まります。 - AI活用推進の担い手を失う逆説的状況
若手社員こそAI推進の最適な人材であることが多く、実験精神が旺盛で新技術の採用が早く、創造的な活用方法を見つけ出します。彼らを排除することで、タスクの自動化は実現できても、AI自体をより効果的に活用する機会を失います。 - イノベーション能力の制限
自動化への過度な依存は、ツール自体を使ったイノベーション能力を制限します。人間とAIの協働によるシナジーが生まれにくくなり、競合他社との差別化が困難になります。 - AIは人材の代替ではなく増強ツール
この記事はAI反対論ではなく、すべての企業がAIを採用すべきと推奨しています。ただし、人材の代替としてではなく、既存社員と将来採用する人材のパフォーマンスを向上させるツールとして活用すべきです。 - 短期効率化と長期戦略のバランス
目先のコスト削減や効率化を追求するあまり、将来の成長に必要な人材投資を怠ることは、長期的な競争力を損なう戦略的な誤りです。企業は現在の効率性と将来の成長可能性のバランスを慎重に検討する必要があります。

Miles Grimshaw氏『AI時代の投資』
Alex LaBossiereのYouTube「#58 - Miles Grimshaw: Investing in the Age of AI」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
Thrive CapitalのGeneral PartnerであるMiles Grimshaw氏が、LaBossiere Podcastで、<yellow-highlight-half-bold>AIによって推進されるテクノロジーのパラダイムシフト、カテゴリーを定義する企業のDNA、そして現代における彼の投資活動を導く原則について語ります。<yellow-highlight-half-bold>以下がそのキーポイントです。
- 「デジタル化」から「実行」の時代へ
ソフトウェアは、単に情報をデジタル化するだけでなく、ユーザーのために能動的にタスクを実行する時代へと、根本的なシフトを遂げています。この「実行の時代」は、ユーザーの役割を操作者(オペレーター)から指示者(ディレクター)へと変えます。例えば、Googleマップは地図をデジタル化しましたが、ナビゲーションはユーザー自身が行う必要がありました。しかし、TeslaやWaymoのようなプロダクトは今や運転そのものを代行します。同様に、これまでのIDEではエンジニアがコードを書く必要がありましたが、CursorのようなAIツールは彼らに代わってコードを生成します。この変化は、仕事を「実行する」プロダクトを開発する新しいカテゴリー定義企業にとっての機会を創出し、ユーザー体験と価値創造における重大な変革を意味しています。 - 主要コストセンターとしてのDistribution
AIがエンジニアリングコストを引き下げている一方で、大手テクノロジー企業を設立する上で最も資本集約的な側面は依然としてDistributionです。上場されているトップテクノロジー企業の分析によると、研究開発費は売上・マーケティング費用と比較してほぼ例外なく最下位に位置しています。お客様を獲得し、新しいプロダクトに事業を移行させることが、最も大きな財務的ハードルです。したがって、AIが(AWSがインフラコストを下げたように)起業のハードルを下げるトレンドを後押しする一方で、主要なボトルネックとコストは、市場を勝ち取りディストリビューションを確立することへと、さらに大きくシフトしています。 - 1兆ドル企業と市場の深さ
数兆ドル規模の企業の出現は、巨大なセクター全体の追い風と、創業者たちの持続的な独創性によって生まれています。市場は当初想像されていたよりもはるかに深いことが証明されています。「最初の1兆ドル企業はどこか?」という問いは、「最初の10兆ドル企業はどこか?」へと変わりました。例えば、Thrive Capitalが2014年にStripeに初めて投資した際、世界のeコマース市場全体は約1兆ドルでした。今日、Stripeだけで年間その額を処理しています。このパターンはセクターを越えて見られ、Azureのようなクラウドプロバイダーは800億ドル以上の収益で高い2桁成長を遂げ、Facebookのようなプラットフォームは既に世界の人口のほぼ半分に達しているにもかかわらず、日次アクティブユーザー数をまだ伸ばしています。 - 創業者たちの持続的な独創性
市場リーダーが市場を支配し続けられるのは、市場の成長だけでなく、創業者たちによる何十年にもわたる絶え間ないイノベーションに支えられているからです。この持続的な独創性が重要な差別化要因です。例えば、 Mark Zuckerberg氏は「モバイルファースト」を宣言し、モバイル向けにデザインされていないプロダクトのモックアップを見ることを拒否することで、モバイルへの決定的なシフトを乗り切りました。同様に、Larry Ellison氏は70代後半になっても、ベクトルデータベースのような新興技術に深い競争的焦点を持ち続け、最近では特定のベクトルデータベーススタートアップに関する詳細な知識を示し、なぜOracleの技術が優れているかを明確に説明しました。トップに立つ者のこのような持続的な集中力が、成功を複利的に成長させる上で不可欠なのです。 - 進化する市場における生物学的投資
現在のAI主導の市場のように急速に変化する環境において、効果的な投資アプローチは、物理学者ではなく生物学者のように考えることです。物理学者は、操作するための固定された不変の法則を見つけようとします。対照的に、生物学者は、生きて絶えず進化する生態系を研究し、将来の生存と支配に最も適した形質は何かを理解しようとします。これは、固定された公式を適用するのではなく、好奇心に基づいた投資マインドセットにつながります。それは、あたかもCharles Darwin氏がHMSビーグル号で初めて新種(企業)を発見し、それらが新しいカテゴリーを定義し、生き残るための独自の遺伝子を持っているかどうかを判断しようとするようなものです。 - 強力なビジネス遺伝子の特定
初期段階の企業を評価するには、それらが究極的な野心のほんの一部に過ぎないため、その「遺伝的可能性」を予測する必要があります。これには3つの重要な形質を探すことが含まれます。1) 創業者のコミットメント:10代の頃からその分野に夢中になっている創業者に見られるような、そのドメインに対する深く、生涯をかけたようなコミットメント。2) 高い天井:機会の「消化不良」に苦む可能性の方が飢餓よりも高いほど、アイデアに富んだプロダクトロードマップ。重要な問いは、5年先のロードマップがまだ刺激的な可能性に満ちているかどうかです。3) 強力なビジネス遺伝子:自然な定着性(例えば、エンジニアがIDEをめったに切り替えないこと)、エコシステム効果、時間とともに複利的な優位性を生み出すデータモートなど、固有のプロダクト特性を指します。 - AI時代の濠:フルスタックと「もう元には戻れない」体験
AIアプリケーション企業のMOATは、単にベースモデルを薄くラップしたAPIではなく、AIという知能を画期的なプロダクト体験へと昇華させる「フルスタック」なチームから生まれます。これには、独自のモデルの構築、広範なファインチューニング、そして「もう元には戻れない」体験の創造が含まれます。これは、自動運転車やコードを書いてくれるエディタのように、非常に魔法のようで根本的に優れたプロダクトであり、ユーザーが一度体験すると、古くて非効率なワークフローに戻ることは想像できなくなります。差別化された技術スタックの上に構築された、その強力で段階的なユーザー体験の変化が、現代の濠の中核です。 - 分析的夢想家としての投資哲学
初期段階と後期段階の両方の投資で優れた成果を出すには、「分析的夢想家」という二重のマインドセットが必要です。投資家が初期段階のチームと会う際に分析ばかりで夢がなければ、最も野心的なアイデアを見逃す可能性が高いです。逆に、後期段階の企業に対して夢ばかりで分析がなければ、結果は悲惨なものになる可能性があります。その哲学は、次の資金調達マイルストーンをクリアするだけでなく、素晴らしい企業を築く手助けをすることに焦点を当てることです。これは、シード段階の企業と共にS-1(上場申請書)提出までの道のりを描きつつ、後期段階の企業が真の市場の覇者となるために必要な持続的イノベーションや、大胆な第二章への挑戦を後押しすることを意味します。 - 小さな行動のネットワークとしての成功
持続可能な競争優位性は、特許やブランドのような単一の「大きなもの」ではなく、むしろ多くの小さな意図的な行動が相互に連動し、自己強化するネットワークであることが多いです。例えば、Amazonの支配は、一つの素晴らしいアイデアからではなく、自動販売機の電球を取り外すことから配送ルートを最適化することまで、選択、価格、スピードというそのコアバリュープロポジションに繋がる何千もの小さなイノベーションから来ています。この原則は、どんな偉大な企業や投資会社を築く上でも当てはまります。成功は、単一の目標に向かって一貫して実行される無数の小さな文化的、運営上の詳細が複利で積み重なった結果です。

究極のMOATは、ディストリビューション
The VC Corner「Distribution Is the Final Moat」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
The VC Cornerの「Distribution Is the Final Moat」の記事より、ディストリビューションの重要性について取り上げます。ディストリビューションとは、「どうすれば適切な顧客に繰り返し製品を届けられるか?」という問いへの答えとなります。スタートアップの各種指標を見ていると、基準が高まっており、AIの進化はさらにそれを加速させています。
<yellow-highlight-half-bold>優れた創業者は、流通を後回しにするのではなく、初日からプロダクトの中核として捉えており、営業チームを雇う前から、プレイブックを構築しています。<yellow-highlight-half-bold>
◾️分配戦略は創業時から必要
成功するスタートアップは製品開発と同時に収益エンジンを構築している。トップスタートアップは9ヶ月以内にARR 100万ドルを達成し、翌年には192%成長するスタッツを記録している。これは製品開発の後ではなく、創業時からディストリビューション戦略が必要であることを意味します。
◾️優れた製品だけでは不十分
投資家は優れた製品を持つ企業が、より優れたディストリビューション戦略を持つ競合に負けるケースをよく目にします。GongとClariの例ではGongの積極的な市場戦略とブランド力が勝因となりました。
◾️「1チャネル」戦略の重要性
複数のチャネルに分散せず、1〜2つのチャネルに集中し、顧客に特化したプレイブックを構築することが大切。例えば、HVAC業者向けにSaaSを提供している会社はLinkedInではなく、ニッチなFacebookグループで成功しました。
◾️チャネル選定の5ステップフレームワーク
1.顧客について徹底的に理解する
2.勝てる領域を見つける
3.そのチャネルに合った「フック」を作る
4.チャネル内で価値を提供する
5.集中し、その後拡大する
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AIは「置き換え」ではなく「強み」を引き出す存在
Crunchbase News「Why AI Is Your Edge, Not Your Replacement」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
- 「AIが仕事を奪う」は誤解
かつて新技術の登場ごとに「仕事がなくなる」と囁かれてきました。産業革命もパソコンも電卓も、人間の役割を丸ごと奪ったわけではありません。AIも同じで、膨大なデータを瞬時に処理し、仮説検証のスピードを上げる優秀なアシスタントです。人間の判断や創造性を代替するのではなく、後押しする道具として捉えるべきでしょう。 - データ駆動の意思決定が新基準に
以前は夜中までレポートを集め、勘と経験で意思決定するケースが珍しくありませんでした。しかし、エージェンティックAIの登場で「なんとなく」の判断は時代遅れに。AIを業務フローに組み込めば、指標をリアルタイムで可視化し、根拠ある判断を組織全体に浸透させられます。その結果、業績向上のスピードも飛躍的にアップします。 - ルーチン業務と人間の強み
確かに完全にルーチン化した単純作業は、AIの方が得意かもしれません。ですが、創造力やチームビルディング、リーダーシップといった領域では人間にしか発揮できない価値があります。AIを適切に設計・運用すれば、誰でも洞察を得やすくなり、本来注力すべき「思考する時間」と「対人関係の構築」に集中できるようになります。 - これからのリーダーシップ像
Oraionの共同創業者であるAlexander Walsh氏は「AIが自分の代わりにCEOを務めることはありえない」と断言します。むしろリーダーの役割は、最良のチームを集め、AIを含む最先端ツールを取り入れ、組織のポテンシャルを最大化することです。<yellow-highlight-half-bold>人間の知性をAIが拡張し合う世界こそが、真のイノベーションを生み出す原動力となるでしょう。<yellow-highlight-half-bold>
■ 資金調達ニュース
[海外]
エンタープライズ
- Sierra - エンタープライズ向けAIカスタマーサービスエージェント。シリーズで$350Mを調達予定。評価額は$10B。投資家はGreenoaks Capital、ICONIQ、Thrive Capitalなど(TechCrunch)
- Baseten - 推論AIインフラ。シリーズDで$150Mを調達。評価額は$2.15B。投資家はBond、CapitalG、Premjiなど(Yahoo Finance)
- You.com - AI検索・エージェント基盤のエンタープライズ向けインフラプラットフォーム。シリーズCで$100Mを調達。評価額は$1.5B。投資家はCox Enterprises、Georgian、Salesforce Venturesなど(TechStartups)
- Exa - AIが正しい情報を探索してハルシネーションをなくすためのAI向け検索エンジンとAPI基盤プラットフォーム。シリーズBで$85Mを調達。評価額は$700M。投資家はBenchmark、Lightspeed、NVIDIAなど(TechCrunch)
- HappyRobot - AIワークフォース管理プラットフォーム。シリーズBで$44Mを調達。評価額は約$500M。投資家はBase10 Partners、a16z、Tokio Marineなど(Yahoo Finance)
- Recall.ai - 会話データ特化データインフラ。シリーズBで$38Mを調達。評価額は$250M。投資家はBessemer Venture Partners、HubSpot Ventures、Salesforce Venturesなど(Yahoo! Finance)
フィンテック
- Kapital - メキシコを拠点とするAI駆動型SMB向け金融プラットフォーム。シリーズCで$100Mを調達。評価額は$1.3B。投資家はTribe Capital、Pelion Ventures、Y Combinatorなど(FinSMEs)
- Allocate - プライベート市場向けのワークフロー自動化AI。シリーズBで$30.5Mを調達。投資家はPortage Ventures、a16z、M13など(Yahoo Finance)
- ModernFi - 地域銀行・信用組合向け預金管理インフラ。シリーズBで$30Mを調達。投資家はCanapi Ventures、Andreessen Horowitz、Curqlなど(Financial IT)
- Utila - 機関投資家向けデジタル資産運用プラットフォーム。Series A extensionで$22Mを調達(総額$40M)。投資家はRed Dot Capital Partners、Nyca Partners、Wing VC(CoinDesk)
- Dispatch - 金融アドバイザー向けデータオーケストレーションSaaS。シリーズAで$18Mを調達。投資家はBrewer Lane Ventures、New York Life Ventures、MassMutual Venturesなど(Business Wire)
サイバーセキュリティ
- Shift5 - 軍事プラットフォームや重要な輸送システムをサイバー攻撃から守るOTサイバーセキュリティ。シリーズCで$75Mを調達。投資家はHedosophia、Insight Partners、Center 15 Capitalなど(Yahoo Finance)
- ID.me - AIによるサイバー犯罪を阻止するデジタルIDプラットフォーム。シリーズEで$65Mを調達。評価額は$2B超。投資家はRibbit Capital、Ares Credit funds、Moonshots Capitalなど(Yahoo Finance)
- Cato Networks - AIを活用したSASEプラットフォーム。シリーズGエクステンションで$50Mを調達。投資家はAcrew Capitalなど(Yahoo Finance)
- Sola Security - サイバーセキュリティAIアシスタント。シリーズAで$35Mを調達。投資家はS32、M12(Microsoft)、New Era Capital Partnersなど(Yahoo Finance)
バーティカル
- Augment - 物流業界向けAI生産性プラットフォーム。シリーズAで$85Mを調達。投資家はRedpoint Ventures、8VC、Shopify Venturesなど(TechCrunch)
- Reggora - 不動産鑑定ソフトウェア。$18Mを調達。投資家はCentana Growth Partnersなど(AccessNewswire)
- Vouched - ECやマーケットプレイスが自社サイトにアクセスするAIエージェントの身元を確認し、その行動を監視するためのツール。シリーズAで$17Mを調達。投資家はSpring Rock Venturesなど(SiliconANGLE)
ヘルスケア
- Ketryx - ライフサイエンス向け安全コンプライアンスプラットフォーム。シリーズBで$39Mを調達。投資家はTransformation Capital、Lightspeed Venture Partners、MIT's E14 Fundなど(PR Newswire)
- Predoc - 医療記録管理自動化AIプラットフォーム。シリーズAで$30Mを調達。投資家はBase10 Partners、Northzone、ENIACなど(Fortune)
- Hello Patient - 患者コミュニケーション向けAIプラットフォーム。シリーズAで$22.5Mを調達。投資家はScale Venture Partners、8VC、Bling Capitalなど(Business Wire)
ハードウェア×AI
- Orchard Robotics - 精密農業向けAIロボット。シリーズAで$22Mを調達。投資家はQuiet Capital、Shine Capital、General Catalystなど(TechCrunch)
[国内]
- LayerX - AI SaaS「バクラク」やAI・LLMプラットフォームを展開。シリーズBで150億円を調達。投資家はTCV、三菱UFJ銀行、ジャフコ グループなど(PR Times)
- コミューン - 「信頼起点経営」を支援するコミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」を提供。シリーズCで55億円を調達(第三者割当増資40億円+ベンチャーデット15億円)。投資家は日本グロースキャピタル投資法人、JPインベストメント、日本郵政キャピタル、ファーストライト・キャピタル、DNX Ventures、Z Venture Capitalなど(PR Times)
- YTGATE - 決済最適化SaaS「YTGuard」を提供するEC事業者向けサービス。1.6億円を調達(創業手帳)
- そうそう - エンディングプラットフォームアプリ「SouSou」を運営。プレシリーズA(セカンドクローズ)で約3,000万円を調達し、累計調達額が3億円を突破。投資家は日本通信、ウェルネット(PR Times)
- nat - 現実空間を高精度にデジタル化するiOSアプリ「Scanat」などを提供。インテリアコーディネーターの育成やハイエンドなインテリア設計で知られる株式会社町田ひろ子アカデミーを吸収分割により承継(PR Times)
- AMDlab - 建築業界向けに高速建築設計クラウド「DDDDbox」などの建築DXソリューションを提供。シードでCoreline Venturesから2億円を調達(PR Times)