■「今週のSaaSxAIニュース」ピックアップ!

CROが明かす2026年の最重要課題とAI活用の実態
INSIGHT PARTNERS「Five sales leadership lessons from Insight Partners’ CRO Survey」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
Insight Partnersが実施した100名以上のCROへの調査レポート。<yellow-highlight-half-bold>2026年の営業組織が直面する課題、AI活用の現状、組織構造の変化<yellow-highlight-half-bold>を定量データで解明しています。記事の要約は以下の通りです。
- パイプライン生成が最大の課題に浮上
CROの53%が「十分なパイプライン創出」を最優先課題に挙げ、前年の38%から大幅増加しました。マクロ経済の不確実性と購買サイクルの長期化により、従来の需要創出戦略が機能しなくなっています。日本市場でも同様に、見込み客の質的向上と量的確保の両立が求められています。 - アウトバウンドは「戦略的投資領域」として再評価されている
「アウトバウンドは終わった」という通説に反し、トップ企業は専用アウトバウンドSDRチームを拡大・新設しています。ただし成功条件は明確で、平均販売価格4万ドル以上でユニットエコノミクスが成立する場合に限られます。AIでメールが画一化し差別化が困難になる中、アウトバウンド経由商談の約70%が電話で成約しており、人的つながりの重要性は変わっていません。 - AIは「拡張」で成果、「自動化」は時期尚早
CROの大半がAI投資で5〜15%の生産性向上を見込んでいますが、成果が出ているのは人間のワークフロー補完領域(商談準備、個別対応アウトリーチ、見込み客発掘)のみです。中核的営業業務の完全自動化は一貫した成功例がなく、多くの企業が既製ツール購入ではなく自社プロセスに最適化したAIを内製しています。 - 採用基準は「実績ベースのノルマ達成歴」が圧倒的
営業人材評価では、根性(Grit)が学歴・経歴を上回りますが、さらに強力な指標が判明しました。実績に基づくノルマ達成歴が、専門分野知識、取引規模への習熟度、同段階企業での経験を大きく上回る最重要採用基準です。「過去に数字を作ってきたか」という事実が、営業組織の成否を分ける決定的要因になっています。 - トップ企業は価格競争を回避し価値で差別化
競争激化で値引きが最も簡単な手段に見えますが、トップ企業はその誘惑に抗っています。主要差別化要因として「競争力のある価格」を挙げたのはトップ企業で9%のみ(全体平均20%)で、代わりに製品能力、顧客体験、ブランドを強調しています。「これは因果関係ではなく相関関係。値引きではなく卓越した実行によって得られる自信の結果」という指摘通り、価格以外の価値構築が持続的成長の鍵です。
Brexの教訓:巨額調達の光と影
SaaSr「Brex and The Pros and Cons of Hubristic Fundraising」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
SaaSrによる記事で、<yellow-highlight-half-bold>フィンテック企業Brexの急成長と大規模な人員削減を事例に、過剰な資金調達がもたらす組織的リスクを分析<yellow-highlight-half-bold>しています。日本のスタートアップにとっても、「調達できるから調達する」という判断が後の成長を阻害するリスクを理解する上で重要な示唆を含んでいます。記事の要約は以下の通りです。
- Brexの急成長と急激な縮小
Brexは2017年創業後、わずか数年で評価額123億ドルに到達し、従業員数を1,700人まで拡大しました。しかし2022年から2024年にかけて3回の大規模レイオフを実施し、従業員数を50%削減(約850人解雇)しています。これは過剰な採用と組織拡大の反動を示す典型例です。 - 「調達可能だから調達する」の落とし穴
市場環境が良好な時期に、必要以上の資金を調達すると、その資金を使い切ろうとする組織的プレッシャーが生まれます。Brexは12億ドル以上を調達しましたが、結果として過剰な人員採用と非効率な組織構造を生み出しました。調達額の多さが必ずしも成功を意味しないという教訓です。 - ARR成長に対する過剰な組織規模
記事の推定によれば、BrexのARRは約3億ドル規模ですが、これに対して1,700人という従業員数は明らかに過剰でした。SaaS企業として持続可能な成長を実現するには、収益規模に見合った組織設計が不可欠です。レイオフ後の850人体制でも、ARR 3億ドルに対してはまだ大きい可能性があります。 - 「Hubris(傲慢さ)」がもたらす判断ミス
急成長と巨額調達の成功体験は、経営陣に過度な自信をもたらします。Brexは2022年に中小企業向け事業から撤退し、大企業向けにピボットするという大胆な判断を下しましたが、これは既存顧客基盤を失うリスクの高い決断でした。成功体験が適切なリスク評価を妨げる典型例です。 - 組織の「脂肪」を削ぎ落とすコスト
過剰に採用した人材を解雇することは、金銭的コストだけでなく、組織文化、従業員の士気、採用ブランドに深刻なダメージを与えます。Brexのように3回もレイオフを繰り返すと、残った従業員の不安も高まり、長期的な組織力が損なわれます。最初から適切な規模を維持する方がはるかに効率的です。 - 成長の質と持続可能性の重要性
調達額や評価額の大きさよりも、持続可能な成長率と効率的な組織運営を重視すべきだと指摘しています。年間50-100%の安定した成長を10年間続けることが、短期的な爆発的成長よりも価値があります。 - 創業者へのアドバイス:規律ある資金調達
Jason Lemkin氏は、必要な資金の125%程度を調達することを推奨しています。過剰な資金調達は使い切るプレッシャーを生み、非効率な意思決定につながります。

2026年のSaaSクラッシュ「AIがソフトウェアを殺すのではなく、飢えさせている」
Jason Lemkin氏「The 2026 SaaS Crash: It's Not What You Think」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
SaaStrのCEOであるJason Lemkin氏は、2026年のソフトウェア市場の低迷について分析しています。IGV(テック・ソフトウェアセクターETF)は22%下落し、ServiceNowやMicrosoftなどの大手企業は好調な決算を発表したにもかかわらず大幅な株価下落を経験しました。Lemkin氏は、<yellow-highlight-half-bold>「AIがSaaSプロダクトを置き換えているのではなく、予算と成長を奪っている」<yellow-highlight-half-bold>と主張しており、これは循環的な景気後退ではなく構造的な変化を表しています。以下が主要なポイントです。
- ソフトウェア市場が弱気相場に突入
ソフトウェアセクターは弱気相場の状態に入り、IGVは高値から22%下落し、ServiceNowは9四半期連続で決算予想を上回ったにもかかわらず11%下落し、Microsoftは1日で3,600億ドルの時価総額を失いました。これはCOVIDショック以来、ソフトウェア株にとって最も深刻な1日の下落の1つであり、通常の市場変動を超えて、セクターの見通しに対する根本的な再評価が行われていることを示しています。 - Vibe Codingの限界がエンタープライズの複雑性を明らかに
AIを活用したコーディングツールは初期開発を劇的に加速できますが、バージョン1のプロダクトをリリースすることは、エンタープライズソフトウェアに必要な作業全体のわずか2%に過ぎません。残りの98%には、インフラのスケーリング、コード品質のメンテナンス、ユーザーフィードバックに基づく反復的な改善、エンタープライズ企業が必要とする数千の機能追加、セキュリティ監査の対応、コンプライアンス要件への対処、何百もの他のツールとの統合が含まれます。この現実は、Vibe Codingが、Salesforceのようなプラットフォームに組み込まれた20年間の開発履歴と15万人の従業員に相当する組織的知識を再現できないことを意味しています。 - 大規模な予算再配分が危機を引き起こしている
AIの予算は前年比で100%以上増加した一方、IT予算全体はわずか8%しか増加しておらず、AIの拡大が既存のソフトウェア支出を犠牲にして行われなければならないという数学的な矛盾が生じています。ハイパースケーラーだけでも2026年にAIインフラに4,700億ドルを支出しており、Metaは最大1,350億ドル、Microsoftは年間750億ドルを投じています。この再配分は、これまでSaaSの成長を牽引してきたシート数の拡大、新規アプリの購入、モジュールの追加から直接資金を奪っています。 - 構造的変化と循環的変化の違い
2026年の景気後退は、LinkedInが44%下落し、Tableauが1日で50%下落した2016年のSaaSクラッシュとは根本的に異なります。2016年のクラッシュは循環的なもので、CIOが一時的に予算を引き締めたものの、CRM、分析、コラボレーションツールに対する根本的な需要は維持されていました。2026年の状況は構造的であり、企業がソフトウェアをいつ購入するかではなく、従来のソフトウェアとAIの選択肢のどちらに予算を配分するかという根本的な問いに移行しています。 - AIの効率化によるシート課金の圧縮
AIが複数の人間が必要としていた作業を実行できることで、ソフトウェアのシート課金に直接的な圧力がかかっており、これはSaaSの収益モデルに静かながらも壊滅的な影響を与えています。10のAIエージェントが100人の営業担当者の仕事を遂行できる場合、プロダクトの品質に関係なく、企業はより少ないソフトウェアライセンスしか必要としません。Shopifyのような大手企業は、強い成長を実現しているにもかかわらず3年以上従業員数を横ばいに保っており、Microsoft自体も「従業員数のピーク」を過ぎているため、従業員の増加による成長は以前の時代よりもはるかに困難になっています。 - エンタープライズアプリの統合が加速
CIOは、ソフトウェアポートフォリオを拡大するのではなく、ベンダー数とアプリケーションの分散を積極的に削減しており、エンタープライズソフトウェアにおける「ベストオブブリード」時代の終焉を示しています。組織は、ポイントソリューションよりもプラットフォームを求め、追加機能よりも複雑さの軽減を要求しています。この統合トレンドはAI導入以前から存在していましたが、企業が業務を合理化し、多数の分断されたシステムを管理する負担を軽減しようとする中で緊急性を増しています。 - AIネイティブインターフェースがユーザーの期待を引き上げている
Claude、ChatGPT、AIコパイロットをさまざまなアプリケーションで体験しているユーザーは、ソフトウェアのインターフェースとインタラクションに対する期待を根本的に変化させています。現代のユーザーは、自然言語インターフェース、ニーズを予測するAI、手動フォーム入力ではなく広範な自動化を期待しています。2019年に構築された静的なダッシュボードと手動ワークフローを持つ従来のSaaSアプリケーションは、ますます時代遅れに見えており、AIが必ずしも機能を置き換えるわけではないものの、既存のソリューションを相対的に陳腐化させる認識のギャップを生み出しています。 - AI予算の獲得が重要な成功要因に
スタートアップは、組織内の他のAIイニシアチブに資金を提供するために予算を収穫されるのではなく、追加的なAI支出を獲得するように自社を位置づける必要があります。AI予算に含まれるか、AI予算に資金を提供するかの違いは、現在エンタープライズソフトウェア市場を再形成している根本的な選別メカニズムを表しています。AI投資として位置づけられたスタートアップは成長資本を受け取る一方、レガシーシステムと認識されたスタートアップは予算圧力に直面し、最終的にはメンテナンスモードに格下げされます。 - アウトカムベースの価格設定が不可欠に
資金調達環境は現在、「シートを販売する」ではなく「3人分の人員を置き換える」という価値提案を掲げる企業を優遇しており、消費量ベースおよびアウトカムベースの価格モデルはスタートアップにとって必須条件となっています。この変化は、従来のユーザー単位のライセンスモデルではなく、具体的な効率向上とコスト削減を通じてAIとソフトウェアへの投資を正当化したいという企業の願望を反映しています。この変化は、エンタープライズソフトウェアがAI強化された世界でどのように価値を創造し、獲得するかについての根本的な再考を表しています。 - 記録システム(SoR)が戦略的価値を維持
データレイヤーを所有する企業は、AIエージェントがデータを読み取る元とデータを書き込む先を必要とするため、本質的に価値のある重要な位置を維持しています。しかし、基礎となるデータストレージの所有権だけでは不十分な可能性があり、企業はそれらのシステム上で動作するAIエージェントも制御または収益化する必要があります。脆弱性は、単なるユーザーインターフェースレイヤーであることにあり、他のプロバイダーがAIインタラクションとワークフロー自動化の価値を獲得してしまうことです。 - SaaSの課題にもかかわらず記録的なB2B支出
SaaSセクターの危機にもかかわらず、全体的なB2B支出は2026年に記録的な金額に達する見込みであり、企業予算が縮小しているのではなく、方向転換されていることを示しています。この区別は重要です。なぜなら、正しく位置づけられた企業には機会が存在し、失敗は全体的な市場縮小ではなく戦略的なミスアライメントから生じることを意味するからです。ソフトウェア企業にとっての課題は、AIネイティブソリューションに流れる方向転換された支出を獲得するために、プロダクト、価格設定、ポジショニングを適応させることです - 生き残るには根本的な適応が必要
成功する企業は、AIに資金を提供するのではなくAI支出を獲得し、AIネイティブな体験を構築し、データレイヤーを所有し、シート数ではなく成果に基づいて価格設定を行います。一方、適応できない企業は、予算、成長、関連性がゆっくりと枯渇していくことを経験するでしょう。これはエンタープライズソフトウェアの死を表すのではなく、2010年代と2020年代初頭を特徴づけた容易なSaaS成長期間の最終的な終焉を表しています。この調整には、成長が根本的に困難になったことを認識し、それに応じてバーンレート、採用計画、投資家の期待を変更することが必要です。

SaaSの死、再び。
Clouded Judgement「Clouded Judgement 1.30.26 - Software is Dead...Again!」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
ソフトウェア企業の評価倍率が過去10年で最低水準への落ち込みへの考察についての記事を紹介します。株式市場はAIネイティブ製品による置き換えを懸念し、このような低迷に至っていますが、脅威の本質を冷静に分析する必要があります。日本のSaaS企業にとってもAI時代の競争環境を理解する上で重要な視座を提供しています。
- 過去10年で最低の評価水準
ソフトウェア企業のPSRの中央値は4.1倍と、2016年の水準まで低下しています。特に深刻なのはFCF倍率で、現在18.9倍と前回の底値(約26倍)より30%も低い状況になっている - SaaSビジネスモデルへの信頼崩壊
SaaS企業は長らく「キャッシュフロー製造機」と見なされ、初期投資が完了した後は予測可能な安定収益を生むとされてきました。しかし現在、その前提となる2つの仮定が揺らいでいます。1つ目は「高い顧客維持率が継続する」こと、そして「企業の継続価値(ターミナルバリュー)がゼロにならない」という仮定。これらへの疑念が割引率を上昇させ、評価を急落させています。 - 市場の誤診
今回のマルチプル低迷はClaude Codeの発表などにより「AIネイティブ製品がレガシーSaaSを簡単に置き換える」という見解が認知されたことに端を発します。一方で、Jamin Ball氏が指摘するのは、生成AIによってソフトウェア開発の限界費用が劇的に低下し、参入障壁が下がり、類似製品が市場に氾濫することによる急速なコモディティ化が、既存SaaS企業の将来成長を抑制する真の要因だと分析しています。 - 信頼回復への道筋
市場の信頼を取り戻すには、「AI競合環境下でも顧客維持率が安定している」ことを数四半期にわたって実証する必要があります。2024年第4四半期の決算発表では、ServiceNowのような堅実な企業がまだ顧客維持率に打撃を受けていないことを示していますが、これが継続するかが今後の焦点です。<yellow-highlight-half-bold>市場が恐れている「既存SaaSの急速な陳腐化」は起きない可能性が高い一方、「緩やかなコモディティ化と成長鈍化」は避けることができません。<yellow-highlight-half-bold>
■ 資金調達ニュース
[海外]
エンタープライズ
- Decagon - カスタマーエクスペリエンス向けAIコンシェルジュプラットフォーム。音声、チャット、メール、SMSなど複数チャネルでAIエージェントを展開し、パーソナライズされた顧客対応を実現。シリーズDで$250Mを調達。評価額は$4.5B。投資家はCoatue Management、Index Ventures、a16zなど(Business Wire)
- Synthesia - B2B向けAI動画生成プラットフォーム。シリーズEで$200Mを調達。評価額は$4B。投資家はGV、Evantic、Hedosophiaなど(Yahoo Finance)
- Inferact - vLLMオープンソースプロジェクトを商業化するAI推論スタートアップ。シードで$150Mを調達。評価額は$800M。投資家はAndreessen Horowitz、Lightspeed Venture Partners、Sequoia Capitalなど(Yahoo Finance)
- LiveKit - リアルタイム音声・動画AIエージェント向けデベロッパープラットフォーム。シリーズCで$100Mを調達。評価額は$1B。投資家はIndex Ventures、Salesforce Ventures、Hanabi Capitalなど(SiliconANGLE)
- Poetiq - OpenAI、Anthropic、Googleなどのフロンティアモデルと組み合わせて複雑な問題を解決する、LLMの推論能力を向上させるAIメタシステムシードで$45.8Mを調達。投資家はFYRFLY Venture Partners、Surface Ventures、Y Combinatorなど(Yahoo Finance)
- Flora - ジェネレーティブAIデザインツール。テキスト・画像・動画を用いたメディアアセット作成を可能にし、Nike、Levi's、Lionsgate、Pentagramなどが利用。シリーズAで$42Mを調達。投資家はRedpoint Venturesなど(SiliconANGLE)
- Compa - リアルタイムの市場データとAIエージェントを組み合わせ、給与・株式・インセンティブに関する意思決定を支援する、AI駆動型報酬インテリジェンスプラットフォーム。シリーズBで$35Mを調達。投資家はJump Capital、Crosslink Capital、Storm Venturesなど(Business Wire)
- Fiddler AI - AIエージェントとジェネレーティブAIシステムに対する統一的な可視性・保護・ガバナンスを提供するAI Observabilityとセキュリティのプラットフォーム。シリーズCで$30Mを調達。投資家はRPS Ventures、Lightspeed、Lux Capitalなど(Business Wire)
- Adaptive6 - AWS・GCP・Azure・Snowflake・Databricksなどのマルチクラウド環境でShadow Waste(隠れた無駄)を含む200種類以上の無駄を検出するクラウドコストガバナンスプラットフォーム。シリーズAで$28Mを調達。投資家はUSVP、New Era Capital Partners、Forgepoint Capitalなど(SiliconANGLE)
- Slice - 多国籍企業が世界中で株式を付与・追跡する際の規制リスクと税務ペナルティから保護する、株式コンプライアンスと管理のAIネイティブプラットフォーム。シリーズAで$25Mを調達。投資家はInsight Partners、TLV Partners、R-Squared Venturesなど(PR Newswire)
- Checkbox - 社内法務リクエストの管理とトリアージを自動化するAI法務フロントドアプラットフォーム。シリーズAで$23Mを調達。評価額は$100M。投資家はTouring Capital、Peak XV、Conductive Venturesなど(Startup Daily)
- Northslope - Palantir Forward Deployed Engineers出身者により設立され、Palantir AIP、Foundry、Gothamプラットフォーム上でカスタムAIアプリケーションを構築する、ミッション特化型AIアプリケーション。シリーズAで$22Mを調達。投資家はFriends & Family Capital、Goldcrest Capitalなど(Business Wire)
バーティカル
- Mews - ホスピタリティ業界向けオペレーティングシステム。シリーズDで$300Mを調達。評価額は$2.5B。投資家はEQT Growth、Atomico、HarbourVest Partnersなど(Yahoo Finance)
- Orbital - 不動産法務向けAIプラットフォーム。シリーズBで$60Mを調達。投資家はBrighton Park Capital、REV、The LegalTech Fundなど(SiliconANGLE)
- Visitt - 不動産オペレーションプラットフォーム。シリーズBで$22Mを調達。投資家はSusquehanna Growth Equity、Vertex Ventures Israel、Anfieldなど(PR Newswire)
- Cambio - 商業不動産オペレーション向けSaaS。シリーズAで$18Mを調達。投資家はMaverick Ventures、Y Combinator、Adverb Venturesなど(Business Wire)
サイバーセキュリティ
- Upwind Security - クラウドセキュリティスタートアップ。シリーズBで$250Mを調達。評価額は$1.5B。投資家はBessemer Venture Partners、Salesforce Ventures、Picture Capitalなど(Yahoo Finance)
- Claroty - サイバーフィジカルシステム保護プラットフォーム。シリーズFで$150Mを調達。評価額は$3B。投資家はGolub Growthなど(Yahoo Finance)
- Outtake - AI駆動型なりすまし攻撃からの企業保護に特化したデジタルトラストプラットフォーム。シリーズBで$40Mを調達。投資家はIconiq、CRV、S32など(TechCrunch)
- Memcyco - リアルタイムデジタルリスク保護プラットフォーム。ブランドなりすまし詐欺とアカウント乗っ取り(ATO)から企業を保護し、350万件以上のATO攻撃を防止。シリーズAで$37Mを調達。投資家はNAventures、E. León Jimenes、PagsGroupなど(Yahoo Finance)
ハードウェア×AI
- Ricursive Intelligence - AI駆動型半導体設計を加速するフロンティアAIラボ。シリーズAで$300Mを調達。評価額は$4B。投資家はLightspeed Venture Partners、DST Global、NVenturesなど(Yahoo Finance)
- Vention - Physical AIとロボティクス向けのソフトウェア・ハードウェアプラットフォーム。自動化設備の設計から展開までの期間を数ヶ月から数日に短縮し、世界25,000台以上のロボットを4,000以上の工場に展開。シリーズDで$110Mを調達。投資家はInvestissement Québec、Desjardins Capital、NVenturesなど(SiliconANGLE)
- RobCo - 製造業向けPhysical AI駆動型ロボティクスプラットフォーム。モジュラー設計のハードウェアとAIソフトウェアを統合し、機械の積み下ろし、パレタイジング、溶接など産業用ワークフローを自動化。シリーズCで$100Mを調達。評価額は$500M超。投資家はLightspeed Venture Partners、Lingotto Innovation、Sequoia Capitalなど(Yahoo Finance)
フィンテック
- Rogo - 金融機関向けのAIプラットフォーム。投資銀行業務やディールメーカー向けにAIエージェントを提供し、25,000人以上の金融専門家が利用。シリーズCで$75Mを調達。評価額は$750M。投資家はSequoia Capital、JPMorgan、Thrive Capitalなど(Fintech Global)
- Juspay - 企業・銀行向けペイメントインフラプロバイダー。シリーズD extensionで$50Mを調達。評価額は約$1.2B。投資家はWestBridge Capitalなど(Yahoo Finance)
- Zocks - 金融アドバイザー向けのAIプラットフォーム。顧客との会話を構造化データに変換し、CRM・財務計画・税務ソフトウェアと連携。シリーズBで$45Mを調達。投資家はLightspeed、QED Investors、Illuminate Financialなど(Yahoo Finance)
ヘルスケア
- Tandem - 処方箋のための「AIウォレット」を提供。事前承認と薬局ルーティングの事務処理と電話を自動化し、医療提供者と患者に無料で提供。$100Mを調達中。評価額は$1B。リード投資家はAccelなど(Modern Healthcare)
- Recare - 病院・介護施設向けAIプラットフォーム。退院管理・ケアコーディネーションをデジタル化し、病院のIT系統と統合するAIエージェントが、医療書簡・引継ぎプロトコルなどの文書作成を自動化。成長資金として最大€37M(オプション€7M含む)を調達。投資家はDNV、CIBC Innovation Bankingなど(Fintech Global)
ソフトウェア開発支援
- Railway - ソフトウェアデプロイメント向けクラウドプラットフォーム。シリーズBで$100Mを調達。投資家はTQ Ventures、FPV Ventures、Redpointなど(Yahoo Finance)
その他
- Factify - PDF後継となる次世代デジタルドキュメント標準を開発。ガバナンス、真正性、インテリジェンスを組み込んだ「Factified Document」により、銀行・保険・法務などの規制業界向けにドキュメント管理を革新。シードで$73Mを調達。投資家はValley Capital Partners、John Giannandrea、Ken Moelisなど(Yahoo Finance)
[国内]
- 燈株式会社 - 東京大学発AIスタートアップ。建設・製造・物流など基幹産業向けにEmbodied AI技術を活用した次世代産業OSを開発。評価額1,000億円超で50億円を調達。投資家は三菱電機(PR TIMES)
- Helpfeel - AIナレッジデータプラットフォームを提供し、企業のFAQやナレッジ検索、VoC活用を支援。国内800超のエンタープライズ企業に導入。シリーズEで29億円を調達(累計62億円)。投資家はグロービス・キャピタル・パートナーズなど(PR TIMES)
- Spectee - サプライチェーン・リスク管理SaaS「Spectee SCR」を提供。SNS、気象データ、ローカルニュース、地政学リスク情報などを活用し、サプライヤー周辺で発生する危機をリアルタイムに検知。契約数1,000社を突破。E2ラウンドで12.5億円を調達。投資家はTIS、積水ハウス投資事業有限責任組合、商工組合中央金庫など(PR TIMES)
- Contrea - 患者対応DXプラットフォーム「MediOS」を医療機関向けに提供。医療者・患者間の「やり取り」を一気通貫で業務支援し、医師の説明時間を40%短縮。シリーズAで9.5億円を調達。投資家は伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、みずほキャピタル、DBJキャピタルなど(PR TIMES)
- route-D - 製造業・流通業向けに生成AIを活用した受発注業務の自動化ソリューション「route-D AIデータ入力」を提供。入力業務の工数を90%削減。3.3億円を調達。投資家はCoreline Ventures、Value Chain Innovation Fundなど(PR TIMES)
- カイタク - マルチエージェント型Speech-to-Speech AI電話SaaS「スパ電」を展開。高精度な音声認識と独自の軽量RAG技術で電話業務を自動化。情報抽出精度98.7%を実現し、レガシーシステムとの連携も可能。シードラウンドで1.5億円を調達。投資家はジェネシア・ベンチャーズなど(PR TIMES)
- OPERA TECH - 大企業向けAIコンタクトセンターソリューション「OPERA Contact」を提供。金融・通信・インフラ業界の大規模コンタクトセンターが抱える人手不足やコスト増大の課題を解決。9,000万円を調達。投資家は有安伸宏氏、柄沢聡太郎氏、古橋洋人氏など著名エンジェル投資家(PR TIMES)



