■「今週のSaaSxAIニュース」ピックアップ!

AI時代の成長戦略:従来のSaaS指標では測れないビジネスルール
Bessemer Venture Partners「Scaling an AI Supernova: Lessons from Anthropic, Cursor, and fal」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
Bessemer Venture PartnersのパートナーTalia Goldberg氏が、Anthropic、Cursor、falの経営陣とともに議論した内容をまとめた記事で、<yellow-highlight-half-bold>AI企業の成長における新しい指標とビジネスモデルの変革<yellow-highlight-half-bold>を解説しています。日本の起業家にとっては、従来のSaaS企業の常識が通用しないAI時代において、どのような指標でビジネスを測定し、どう収益化すべきかを学べる重要な内容です。記事の要約は以下の通りです。
- 従来のSaaS指標は通用しない
AI企業は顧客獲得ごとにGPU処理やモデル推論などの実コストが発生するため、粗利率は従来の80-90%ではなく40-50%程度にとどまります。しかし成長スピードは記録的で、ゼロから5,000万ドルARRまで過去最速で到達しています。Rule of 40などの従来指標ではなく、コンピュート効率、利用率、リテンション、成長速度を追跡すべきです。 - COGSが新しいCACである
SaaSでは顧客獲得コスト(CAC)が制約でしたが、AIではコンピュートコスト(COGS)が制約となります。高いCOGSと高いCACの両方は負担できないため、最高のプロダクトは自己販売型で、製品品質、バイラリティ、コミュニティを通じて採用を促進する設計が必要です。 - アウトカムベースのプライシング
従来の定額制サブスクリプションから、使用量ベースやアウトカムベースのプライシングへと移行しています。APIコール数、トークン数、タスク完了数などの消費量に応じた課金や、解決されたチケット数や生成されたコンテンツなど定量的なビジネス成果に対する課金モデルが主流になりつつあります。Cursorの例では、AIが開発者の生産性を2倍に加速させる場合、その影響度に応じた価格設定を行うべきとしています。 - 柔軟なGTM戦略とシャドウターゲット
Anthropicでは従来の売上ノルマではなく「シャドウターゲット」を採用しています。モデル採用の予測が困難なため、長期的な予測は不可能で、代わりに製品を深く理解する小規模で技術的なGTMチームを構築し、パイプライン管理よりも学習ループに注力します。Cursorの営業担当者はコードも書き、AIを使って自身のワークフローを自動化しています。 - 組織全体でAIを活用
AnthropicはClaudeを活用したSlackアシスタントで社内ナレッジベースを検索し、Cursorは開発者が監査・修正できる非同期「バックグラウンドエージェント」を使用し、falはオープンコンピュートグラント制度で候補者が入社前に実験を実施しています。AIを全組織に導入することで、チームはより少人数で、よりスマートに、より速く運営できます。 - 新興カテゴリーでの集中戦略
falは「生成メディア推論」カテゴリーに集中することで成功しました。LLMを含むすべてのモデルとモダリティにサービスを提供する誘惑を避け、メディアモデルの購買者が異なることを早期に認識し、明確なポジショニングと加速的な採用を実現しました。ジェネラリストAIツールが溢れる市場では、集中戦略こそが最大の差別化要因となります。 - 新しい成功指標:使用率・顧客愛・レバレッジ
SaaS時代のARR、粗利率、ネットリテンションに代わり、AI時代は新しいシグナルを追跡すべきです。時間経過に伴う使用率とエンゲージメント(リテンションと拡大の最も明確な先行指標)、社内NPS(自社チームが本当に製品を愛用しているか)、ロゴの多様性と新規ロゴ獲得(30社以上のアカウントに収益が分散)、ウォレットシェア(顧客のAIまたはメディア支出のうち自社プラットフォーム経由の割合)などが重要です。Cursorは「収益はユーザーに遅れ、ユーザーはプロダクト品質に遅れる。私たちの最重要指標は、自分たち自身が毎日使いたいと思うかどうかだ」と述べています。
2025年のGTM戦略:AIネイティブ企業が示す新しい成長の設計図
ICONIQ Capital「The State of Go-to-Market in 2025」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
ICONIQ Capitalが205社のB2B SaaS企業のGTMエグゼクティブを対象に実施した2025年調査をまとめた包括的なレポートで、<yellow-highlight-half-bold>AIがGo-to-Market戦略をどう変革しているか<yellow-highlight-half-bold>を解説しています。日本の起業家にとっては、AI時代における組織構造、プライシング、セールス効率の新しいベンチマークを理解し、自社のGTM戦略を再設計するための重要な指針となります。記事の要約は以下の通りです。
- 成長の再加速の兆し、しかしAIネイティブ企業が圧倒的にリード
全体的にARR成長率は2023年以降横ばいですが、2,500万〜1億ドルARR帯の企業で再加速の兆候が見られます(2025年YTDで93%成長、2023年H1の78%から上昇)。AIネイティブ企業はトップライン成長で非AIネイティブ企業を大きく上回っています。一方、セールスファネルの後半での成約率は前年比5〜10ポイント低下していますが、AIネイティブ企業は無料トライアルやPOCフェーズからの転換率が高く、特に1億ドル以上ARR企業では56%対32%と顕著な差があります。ノルマ達成率は58%で横ばいを維持しています。 - ポストセールスへの投資配分が両者で対照的
高成長の非AIネイティブ企業はGTM人員のうちポストセールスへの配分が少なく(約23%)、一方でAIネイティブ企業(成長率に関わらず)はより多く配分しています(31〜34%)。これは技術的なオンボーディングニーズと「次世代ツール」の採用促進の必要性によるものです。特にレガシー産業では、顧客対応型の「フォワード・デプロイド・エンジニア」という新しい役割が台頭し、変革管理において重要な役割を果たしています。 - ハイブリッドモデルへのシフト
サブスクリプションは依然として一般的ですが、約3分の1の企業がハイブリッドモデルを採用しており、この傾向はAIネイティブ企業でより顕著です。ハイブリッドモデルを採用している企業では、消費量/使用量/アウトカムベースモデルとサブスクリプション/シートベースモデルの間で収益が50対50で分割されています。既存製品にAI機能を追加している企業の多くは、プレミアム階層にバンドルするか、追加料金なしで提供しています(38%と32%)。 - トップダウンとボトムアップのブレンド型GTMが主流
に企業は上位から下位への動きと下位から上位への動きを組み合わせたGTM戦略を増やしており、前年比平均8ポイント増加しています。2025年には63%の企業がハイブリッドアプローチを採用しています。また、チャネル/パートナーシップは引き続き重要な成長レバーで、企業は平均して収益の約20%をこの手法から得ています。特に2億5,000万ドル以上ARR企業では約30%に達します。 - GTMにおけるAI採用は急速に進展
約70%の企業がGTMワークフローに中程度または完全なAI採用を報告しており、高成長企業ではさらに普及しています。現在、AIの最も広範な影響はファネルの上部と中部にあり、リード生成(61%)、コンテンツ作成(58%)、ミーティングの文字起こし・分析(71%)が最も一般的なユースケースです。主要なROI測定指標は生産性向上(69%)、次いで収益増加(43%)とコスト削減(41%)です。 - AI採用企業がセールス生産性で優位
全体的なGTMパフォーマンスが前年比でわずかに低下している中、強力な内部AI採用を行っているGTM組織は、ほぼすべてのセールス生産性と効率指標で同業他社を上回っています。セールスファネル転換率は、高AI採用企業で全般的に約5ポイント高くなっています。特に2,500万ドル未満ARR企業では、高AI採用によりチームが省力化され、意義のあるレバレッジ効果が見られ始めています。ポストセールスFTEの配分も約10ポイント低く、AIツールが顧客オンボーディングプロセスの一部を自動化し始めていることを示唆しています。 - AI導入の3大課題と投資拡大計画
GTM組織全体でAIを導入する際の主な課題は、1位:AIツールのコスト、2位:大規模展開、3位:プライバシー/セキュリティの懸念です。しかし、すでに見られているROIと影響を考慮すると、企業は今後12ヶ月でGTMでの内部AI利用に対する支出を平均70〜80%以上増やす計画です。特に高成長企業とAIフォワードな製品を持つ企業がこの傾向を牽引しています。

優れたファウンダーはどのようにストーリーを語るか
Invest Like The Best「How Great Founders Tell Their Story」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
映画エグゼクティブであり、ナラティブ戦略家でもあるWolfgang Hammer氏が、映画製作と事業構築に共通して応用できる「3層のストーリーテリング・フレームワーク」について論じています。この対話では、ナラティブ、キャラクター、コミュニケーションの技術を通じて、<yellow-highlight-half-bold>ファウンダーが「外部の仕組み」「内なる動機」「哲学的信念」という3つの要素から、いかにして自らのビジョンを明確に語るべきか<yellow-highlight-half-bold>を探ります。以下にその要点をまとめます。
- ビジネスにおける3層のストーリーフレームワーク
人の心を動かすストーリーは、必ず3つの層で構成されています。「外部の仕組み(事業内容)」、「哲学的レイヤー(世界はどうあるべきかという抽象的な信念)」、そして「感情的レイヤー(創業者の個人的な動機)」。これら3つの要素が三位一体となって連携し、互いを補完し合うことで、人々の心を深く揺さぶる力が生まれます。このフレームワークは、プロダクトの物語、企業のストーリー、映画のキャラクター設定にも同様に適用可能であり、単なる機能の羅列やミッションステートメントを超えた、包括的なコミュニケーション手法となります。 - 新規性と親近性の「80/20ルール」
デザイナーのRaymond Loewy氏は、「人間が新しいものを受け入れる際、80%の親近性と20%の新規性のバランスが最も心地よく、それを超えると理解不能なものとして拒絶される」という原則を提唱しました。これは、物語とビジネスにおけるイノベーションの最適なバランスを示唆しています。つまり、一見ありふれた領域の中で少しずつ変化を模索することが、結果的に、理解可能でありながらも斬新なアイデアの発見につながるのです。偉大な映画監督や小説家はこれを直感的に理解しており、誰もが知る親しみやすいテーマから始め、純粋な独創性を追い求めるのではなく、徐々に全く新しいものとして感じさせる手法をとります。 - 支配的な世界観を「スティールマン」で論破する
効果的な物語を構築するには、まず「今日の世界がどのように機能し、人々は何を『良い世界』と信じているか」を明確に言語化する必要があります。その上で、「なぜその支配的な世界観が間違っているのか」を、自身の哲学と対比させながら提示します。このプロセスで重要なのは、「ストローマン(藁人形論法)」ではなく「スティールマン」を用いることです。つまり、相手の主張を歪めるのではなく、その正当性を認めた上で論破するのです。世の中の大多数は、正当な理由があって現在の価値観を信じているという事実を認識し、グローバルおよび個人的なレベルで広く信じられている信念に対して4〜5つの明確な反論を提示することで、ファウンダーは自身のビジョンを際立たせ、より説得力のあるものにすることができます。 - 多様な世界を繋ぐ「マスターコミュニケーター」としてのCEO
CEOの根源的な役割は、無数に存在する専門領域を横断し、それぞれが持つ独自の「言語ゲーム」を理解しながらも、その根底にある核となる原則を見失わない「マスターコミュニケーター」であることです。社会はコミュニケーションそのものであり、その複雑さゆえに、常に状況に応じた思考の切り替え(コンテキストスイッチング)が求められます。最も成功しているリーダーは、何年にもわたり同じ核心的なメッセージを巨大な組織に伝え続けながらも、対話する相手に応じて感情的な要素を柔軟に調整することができます。これにより、組織の誰もがメッセージの本質を正確に理解し、自らの役割を果たしているという安心感を得ることができるのです。 - 顧客が今生きる「ナラティブ」を理解する
ファウンダーは、「顧客の物語がどうあるべきか」を語る前に、まず「顧客が今どのような物語を生きているのか」を深く理解することに大半の時間を費やすべきです。ビジネスの現場では、相手が「個人的な経験」と「職業的な経験」を同時に持つ一人の人間であることを忘れがちです。ストーリーテリングは、これら2つの層を同時に捉える上で極めて有効な手法です。偉大な創業者や開発者はこれを直感的に理解し、個々人が共感できる主観的な視点にアクセスすることで、まるで登場人物の視点を追体験させるかのように、人の心を動かすのです。 - リーダーシップの証としての「最終責任」
偉大な映画監督とCEOに共通するのは、プロジェクトの最初から最後まで「最終的な責任」を負う覚悟と能力です。彼らは常に完全な失敗のリスクを背負い、次なる挑戦に自らの全存在を賭けています。外部からの資金調達や配給を必要とする一時的なスタートアップ(プロジェクト)を生み出し、失敗の可能性に直面しながらも、自らの世界観を貫き通す並外れた勇気を示します。多くの人がその他大勢の中に埋没することで安堵を求める中で、あえて「個」であることの重荷を引き受けるその姿勢こそが、あらゆる分野で変革をもたらすリーダーシップを可能にする「力の意志」なのです。 - 「独創性」という過大評価された神話
「純粋な独創性」を過度に強調することは、成功者が自らの功績を誇張するためのステータスゲームに過ぎません。現実には、画期的な仕事のほとんどは、認識されている以上にはるかに「派生的」なものです。歴史上、すべてのアイデアは誰かによって何らかの形で語られてきました。ただ、それが適切なタイミングや方法で語られなかったために、人々の心に届かなかっただけなのです。派生的な仕事をより肯定的に捉えるならば、「独創性」とは、これまでとは少し異なる方法で表現された「派生の一形態」に過ぎず、全く新しいアイデアの創造ではなく、時代を超えた真理を新たな形で提示することであると理解できます。 - 自己理解から生まれる真のリーダーシップ
リーダーシップとは、ビジネスや政治における地位といった狭い定義に収まるものではありません。真のリーダーシップは、深い内省を通じて自分自身を客観的に理解し、その瞬間に最善と思われる行動をその理解に基づいて実践する時に生まれます。その時点で、あなたは既にリーダーなのです。なぜなら、公式な肩書や組織的な地位に関係なく、あなた自身が絶対的に真実だと信じる哲学的な世界観に導かれているからです。この逆転の発想によるリーダーシップの定義は、権威や権力といった外的な指標よりも、内面的な一貫性と誠実な行動こそが重要であると強調しています。

Klaviyoから学ぶ、5つの教訓
SaaStr「5 Interesting Learnings From Klaviyo at $1.2 Billion in ARR」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
KlaviyoがARR12億ドルを達成。成長率32%を維持しつつ10%を超える営業利益率を獲得しています。注目すべきは、単なるメールマーケティングツールから、AIエージェントを搭載したB2C CRMへと進化を遂げている点です。<yellow-highlight-half-bold>17万社以上の顧客を抱え、88%の顧客維持率ができている背景には、マルチプロダクト戦略、グローバル展開、そしてAI活用など有益なポイントが数多く存在します。<yellow-highlight-half-bold>今週はSaaStrの記事よりKlaviyoの5つの教訓を共有します。
- マルチプロダクト戦略による収益拡大
現在、ARRの54%が複数製品を利用している顧客から生成。しかし中堅・大企業顧客のうち、複数製品を利用しているのはわずか30%。この差は巨大な成長余地となっている。Shopify利用ECブランドがメールに加えSMS機能を追加すると、Klaviyo経由の売上が37%増加する実績が出ている。IPO時の4製品から現在8製品へ拡大。 - 業界トップクラスの108% NRR
顧客あたり平均収益は$5,200から$6,700へ29%増加し、同時に顧客数も135,000社から176,000社超へ30%増加。NRRが108%である一方、売上・マーケティング費用は売上の33-34%で安定しており、効率的な新規獲得と既存顧客拡大を両立させている。 - セルフサービス主導の効率的な顧客獲得
新規ARRの50%がセルフサービス、25%がパートナー経由、25%がセールス主導となっている。176,000社以上の顧客による口コミ、5,000以上の代理店、350以上の連携により、大規模な営業組織なしで成長を実現し、エンタープライズ市場への進出でも営業効率を維持できている。 - AI搭載の自律型CRMへの進化
2025年Q4にマーケティングエージェント、カスタマーエージェントを正式リリース。TAMは680億ドルから1,600億ドル超へ拡大。1日14億通のメール送信、34億のイベント処理、84億以上のユーザープロファイル基盤の上に、50以上のMLモデルを実装。全顧客に個別AIアシスタントを提供し、全チャネルで1対1のパーソナライゼーションを実現する構想が現実化している。
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M&A成功の裏側──創業者の“可視性”が買収を引き寄せる
Crunchbase News「The Relationship Accelerator: How Visibility Shortens M&A Timelines」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
スタートアップがM&Aで成功するかどうか。その鍵は、プロダクトの完成度や売上だけではありません。Crunchbase Newsの最新記事では、「創業者の可視性(Visibility)とネットワーク(Network)」が、買収の可能性やスピードに大きく影響するという興味深い視点が紹介されています。
- なぜ“知られている創業者”が有利なのか?
同じようなプロダクト、同じような市場規模、同じような売上──にもかかわらず、あるスタートアップは複数の買収オファーを受け、もう一方はまったく声がかからない。その違いを生むのが、「創業者がどれだけ業界内で知られているか」です。- イベント登壇やメディア露出で顔と名前を売っている
- LinkedInなどで自社の進捗や考えを発信している
- 投資家や事業会社の担当者と日頃から関係を築いている
- M&Aは“数週間の交渉”ではなく“数年の信頼”で決まる
買収を検討する企業は、単にプロダクトや数字を見るだけではありません。創業者の人柄、カルチャーフィット、統合後のビジョンまで含めて判断します。だからこそ、日頃から業界内で信頼を築いている創業者は、買収の候補として真っ先に名前が挙がるのです。 - 可視性とネットワークは「副業」ではない
多くの創業者はプロダクト開発に集中するあまり、外部との関係構築を後回しにしがちです。しかし、M&Aや資金調達といった“出口戦略”を見据えるなら、可視性とネットワークは「経営者としての本業」として取り組むべきです。- 毎日SNS投稿する必要はないが、意図的な発信と関係構築は不可欠
- 自分が苦手なら、業界で顔が利く共同創業者や幹部を巻き込むのも手
- まとめ買収されるスタートアップは「偶然」ではない
「良いプロダクトを作れば、いつか誰かが見つけてくれる」──そんな期待は、今や通用しません。買収されるスタートアップは、創業者自身が“見える存在”であり、業界との“つながり”を意識的に築いています。<yellow-highlight-half-bold>M&Aをゴールに据えるなら、今この瞬間から「誰にどう見られているか」を戦略的に考えることが、未来の選択肢を広げる第一歩になるのです。<yellow-highlight-half-bold>
■ 資金調達ニュース
[海外]
エンタープライズ
- Alembic Technologies - 企業向けマーケティング分析のためのコーザルAI。シリーズBで$145Mを調達。投資家はPrysm Capital、Accenture、WndrCoなど (SiliconANGLE)
- Wonderful - イスラエルのエンタープライズ向けAIエージェントプラットフォーム。シリーズAで$100Mを調達。投資家はIndex Ventures、Insight Partners、IVPなど(TechCrunch)
- Scribe - AIを活用して企業の業務プロセスを最適化するワークフロー自動文書化プラットフォーム。シリーズCで$75Mを調達。評価額は$1.3B。投資家はStepStone、Amplify Partners、Redpoint Venturesなど(TechCrunch)
- Parallel Web Systems - AIエージェント向けウェブ検索インフラ。シリーズAで$100Mを調達。評価額は$740M。投資家はKleiner Perkins、Index Ventures、Spark Capitalなど (SiliconANGLE)
- Gamma - プレゼンテーション、ウェブサイト、ドキュメントを自動生成するAIネイティブなビジュアルストーリーテリングプラットフォーム。シリーズBで$68Mを調達。評価額は$2.1B。投資家はAndreessen Horowitz、Accel、Uncork Capitalなど(SiliconANGLE)
- Tavus - 感情知能を備えたマルチモーダルなヒューマン・コンピューティングを可能にするエンタープライズAIエージェント。シリーズBで$40Mを調達。投資家はCRV、Sequoia Capital、Scale Venture Partnersなど(Axios)
- AirOps - ChatGPT、Claude、GeminiなどのAIアシスタントにおける企業のコンテンツ可視性を向上させるAI検索マーケティングソリューション。シリーズBで$40Mを調達。評価額は$225M。投資家はGreylock、Unusual Ventures、Wing Venture Capitalなど(Fortune)
- WisdomAI - 構造化・非構造化データのAIデータ分析。シリーズAで$50Mを調達。投資家はKleiner Perkins、NVentures、Coatueなど (TechCrunch)
- Agency - カスタマーサクセス向けエージェンティックAI。シリーズAで$20Mを調達。投資家はMenlo Ventures、Sequoia Capital、Felicisなど (Fortune)
バーティカル
- CoLab - 製造業向けに設計レビューや技術的意思決定を支援するEngineeringOSプラットフォーム。。シリーズCで$72Mを調達。投資家はIntrepid Growth Partners、Insight Partners、Y Combinatorなど(Yahoo Finance)
- Fastbreak AI - スポーツ運営向けAIソフトウェア。NBA、NHL、MLS、Serie Aなど55以上のプロリーグのスケジューリングを最適化。アマチュア・ユーススポーツ市場($550億規模)にも展開。シリーズAで$40Mを調達。投資家はGreycroft、GTMfund、NBA、NHL、TMRW Sportsなど(FinSMEs)
- Attentive.ai (Beam AI) - 建設業界向けAI自動積算プラットフォーム。シリーズBで$30.5Mを調達。投資家はInsight Partners、Vertex Ventures、Tenacity Venturesなど(Yahoo Finance)
リーガルテック
- Clio - 法律事務所向けクラウドベースのAIプラクティス管理プラットフォーム。シリーズGで$500Mを調達。評価額は$5B。投資家はNEA、TCV、Goldman Sachs Asset Managementなど(Business Wire)
- GC AI - インハウス法務チーム向けAIプラットフォーム。シリーズBで$60Mを調達。評価額は$555M。投資家はScale Venture Partners、Northzone、Sound Venturesなど(FinSMEs)
ハードウェア×AI
- Majestic Labs - 次世代AIサーバー開発。シードおよびシリーズAで$100Mを調達。投資家はBow Wave Capital、Lux Capital、SBIなど (Business Wire)
- Foxglove - フィジカルAI向けデータ・観測プラットフォーム。シリーズBで$40Mを調達。投資家はBessemer Venture Partners、Eclipse、Amplify Partnersなど (FinSMEs)
ソフトウェア開発支援
- Anysphere (Cursor) - AIコーディングアシスタント。シリーズDで$2.3Bを調達。評価額は$29.3B。投資家はAccel、Coatue、Nvidiaなど (TechCrunch)
サイバーセキュリティ
- Sweet Security - イスラエルのランタイムCNAPPおよびAIセキュリティソリューションプロバイダー。シリーズBで$75Mを調達。投資家はEvolution Equity Partners、Munich Re Ventures、Glilot Capital Partnersなど(Yahoo Finance)
ヘルスケア
- Digitail - カナダの獣医クリニック向けAIネイティブなクラウドベースプラクティス管理プラットフォーム。シリーズBで$23Mを調達。投資家はFive Elms Capital、Atomico、Partechなど(FinSMEs)
[国内]
- Third Intelligence - 「それぞれの場所で独自に成長する『遍在型AGI(汎用人工知能)』を実現し、人間とAIが豊かに共生する世界をつくる」をミッションに掲げるAI研究開発スタートアップ。初のラウンドで80億円を調達。投資家は三菱UFJ銀行、三井住友銀行、SBIグループなど (PR TIMES)
- アセンド - 運送事業者に特化したクラウド型運送管理プラットフォーム「ロジックス」を提供。シリーズBで総額11億円(エクイティ9億円+融資2億円)を調達。投資家はグロービス・キャピタル・パートナーズ、Value Chain Innovation Fund、エル・ティー・エスなど (PR TIMES)
- 日本サイバーディフェンス - 日本初のソブリン・サイバーセキュリティ・プラットフォーム「MIJXDR」を提供。シードで総額10億円を調達。投資家はインキュベイトファンド、MPower Partners、DBJキャピタルなど (PR TIMES)
- OptFit - 防犯カメラを活用したAI事業を運営。シリーズBで総額7.8億円(エクイティ5億円+デット2.8億円)を調達。投資家はファーストライト・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、フィデアキャピタルなど (PR TIMES)
- コンクルー - 小規模建設会社のためのAI搭載オールインワン業務管理クラウド「コンクルーCloud」を提供。プレシリーズAで1.7億円を調達。累計調達額は約2.2億円。投資家はOne Capital、XTech Venturesなど (PR TIMES)



