■「今週のSaaSxAIニュース」ピックアップ!

2025年上半期SaaS株分析 - 勝者と敗者は誰か?
SaaStr「Palantir’s +79% vs Bill’s -43%: The AI Divide That Defined SaaS Performance in 1H’25」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
2025年上半期の米SaaS株のパフォーマンスから勝者の特徴をまとめたSaaStrの記事。AIによる差別化、サイバーセキュリティ、バーティカル特化に基づいて明確な勝者と敗者が出現し、劇的な二極化が起こってっています。トップパフォーマーが約80%の上昇を記録する一方で、最低パフォーマーは-43%という大幅な下落を記録し、パフォーマンスの差は95%ポイントを超え、ますます競争が激化する環境でのイノベーションと差別化に対する市場の需要を浮き彫りにしています。AIによる差別化は、単なるAI機能の追加ではなく、自社の核となる強みをAI時代においてより価値あるものにする戦略的ポジショニングが重要であることを理解する必要があります。
金融市場で評価されるSaaS企業の特徴
1. AI差別化が明確
- Palantir(+78.69%): 明確なAI差別化により、データ駆動型意思決定において不可欠な存在となった
- Snowflake(+40.62%): AIプロダクトへの投資が実を結び、週次でCortex AIを使用するアカウントが2,500以上に
2. サイバーセキュリティ特化
- Zscaler(+73.27%): ゼロトラスト・セキュリティのリーダーとして、企業のクラウドファーストアーキテクチャへの大規模シフトを活用
- CrowdStrike(+48.01%): AI駆動のFalconプラットフォームがサイバーセキュリティ分野全体で大幅な企業採用を獲得
3. バーティカル特化
- Veeva Systems(+35%): ライフサイエンス特化により、継続的な製薬・バイオテクノロジーイノベーションの恩恵を受ける
- Guidewire(+37%): 保険業界のデジタル変革が加速し、気候関連の請求が近代化を推進
起業家への示唆
- 成功の法則:2025年の成功には、ミッションクリティカルなポジショニング(セキュリティ、データ)、明確なAI差別化(Palantir)、または深いバーティカル特化(Veeva、Guidewire)のいずれかが必要でした。
- 避けるべき罠:一般的なホリゾンタルツールや従来の企業向けソフトウェアは、堅実な運営パフォーマンスにも関わらず、投資家の信頼を得るのに苦労しました。
- レガシー企業の逆転事例:Oracle(+41%)は、AI企業になろうとするのではなく、AIワークロードの必須インフラストラクチャーバックボーンとしての地位を確立することで、47年の歴史を持つデータベース大手企業が見事な成功を収めました。
AIエージェントとエージェンティックAIの違い
Harisudhan.S氏のMedium「AI Agent vs Agentic AI: Understand The Actual Difference」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
AIエージェントとエージェンティックAIという2つの言葉は、最近分けて使われるケースが多いように思います。このMediumの記事ではこの2つの言葉の違いを分かりやすく解説しています。一言で違いを分かりやすく言うと、AIエージェントは「指示に従う従業員」のような存在で、エージェンティックAIは「自分で判断して行動する経営者」のような存在です。
AIエージェント
仕組み
- 環境を認識し、推論し、行動する
- 複数のツールにアクセスできる単一のエージェント
- LLM(大規模言語モデル)を「脳」として使用
特徴
- 反応的:決められたトリガーやユーザーの要求に応答
- 限定的な自律性:プログラムされた範囲内で動作
- 特定タスク向け:決まった作業を効率的に実行
エージェンティックAI
仕組み
- 複数の専門エージェントが協調して動作
- 各エージェントが特定の役割を担当
- 最小限の人間の指導で自律的に動作
特徴
- 高度な自律性:独立して決定を下し、目標を設定
- プロアクティブ:明確な指示なしにニーズや機会を特定
- 複雑なタスク処理:多段階の推論と調整が可能

Rippling社CEOが語るAI、リーダーシップ、そしてソフトウェアの未来
No Priors: AI, Machine Learning, Tech, & StartupsのYouTube「No Priors Ep. 122 | With Rippling Co-Founder & CEO Parker Conrad」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
Ripplingの共同創業者兼CEO、Parker Conrad氏が、ポッドキャスト「No Priors」に出演し、単一機能のプロダクト(ポイントソリューション)ではなく、複数の機能を統合した「Compound Startup」を構築する意義や、SaaSが受けるAIの影響について語りました。以下にその要点をまとめます。
- プラットフォームシフトが市場の再統合を促進
オンプレミスからクラウドへの移行初期には、特定領域に特化したSaaSアプリケーションが台頭する機会がありました。しかし市場が成熟し、顧客の期待値が上がるにつれて、単機能のプロダクトでは不十分になってきています。この流れは必然的に、より深く、部門を横断する機能を提供できる統合プラットフォームへの再統合を促します。 - 「AかBか」ではなく「AとB」を両立させるリーダーシップ
優れたリーダーは、「AかBか」という二者択一の安易な選択をすべきではありません。常に「AとBの両方を実現する」にはどうすればよいかを考え、創造的な解決策を追求することが重要です。これにより、チームは問題の核心をより深く探り、安易なトレードオフを回避する革新的な道筋を見出すことができます。 - 高い基準がチームの潜在能力を解き放つ
人は自らが信じている以上の能力を持っています。リーダーの役割は、会社の現状と、勝利のために不可欠なレベルとの間にある巨大なギャップを明確に示すことです。この課題を組織全体で共有することで、各個人がその期待に応えようと努力し、単なる漸進的な改善ではなく、桁違いの成果向上につながります。 - AIがエンジニアリングに与える真の影響
AIによって必要とされるエンジニアの数が大幅に減ることはないでしょう。むしろ、ソフトウェア開発が容易になることで、ソフトウェアそのものへの需要が劇的に増加します。その結果、主要プラットフォーム上でのアプリケーションの超垂直特化が進み、顧客の期待水準は上昇し続けるため、エンジニアリングへの継続的かつ大規模な投資が不可欠となります。 - AIはサポート需要を減らすのではなく、増加させる
AIによってカスタマーサポートがより効果的、瞬時、かつスムーズになることで、サポートへの問い合わせ総量は減少するのではなく増加します。プロダクト内で問題を迅速に解決できる便利な手段として認識されるため、顧客はより広範な事柄について、これまで以上に頻繁にサポートチャネルを利用するようになるでしょう。 - AIは中央集権化を促進する力を持つ
過去のプラットフォームシフトとは異なり、AIは中央集権化を促す技術です。個別のAIアプリケーション開発は容易になっていますが、真の課題は、それらを安全かつ効果的に運用するために不可欠なガバナンス、データパイプライン、権限管理といった仕組みの構築にあります。この力学は、これらの中核的な強みを既に持つ既存のプラットフォーム企業を構造的に有利にします。 - 大手に打ち勝つには、フロンティアを切り拓く
競合大手に勝利する戦略は、単に既存の機能で競争することではありません。プロダクトの新たな領域へ挑戦し、競合が構造的に対処できない問題を解決することが重要です。これは、Ripplingのエンジニアリングリソースの8割以上が既存プロダクトの深化に注力している状況下でも、「Compound Model」の活用によって可能になります。

Olo VS Toast Vertical SaaSの戦略の分岐点
SaaStr「Olo vs Toast: $2B vs $25B – The Strategic Tale of Two Tech Giants」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください
飲食業界向けのSaaSでどちらも2021年にIPOしたOloとToast。両社の違いはテクノロジーというよりも市場セグメンテーションの考え方から生まれています。
- 現在の評価額:Oloが20億ドルで買収、Toastが250億ドル(10倍の差)
- 2025年予測収益:Oloが3億3900万ドル、Toastが60億ドル(17.7倍の差)
Oloは5店舗以上のレストランチェーンをターゲットとしたエンタープライズ戦略により、収益性と利益率の高い20億ドル規模の事業を築き上げた一方、Toastは70万店以上の小規模レストランにサービスを提供する中小企業の獲得戦略により、250億ドル規模の巨大企業へと進化しました。
成長課題としては、Oloはエンタープライズにおける圧倒的な市場シェアを獲得しましたが、規模の制限に直面しています。一方で、Toastは市場規模の最適化のために初期投資を本格化し、現在はスケールメリットを活用してエンタープライズに進出しています。
Winner-takes-allの世界では、規模の優位性を達成できれば、TAMが初期の市場シェアを上回ることがあります。
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M&A後にチームのモチベーションを保つには?
Crunchbase News「How To Keep Your Team Motivated After An Exit Without Jeopardizing The Deal」の一部を日本語で紹介したものです。全内容はリンク先をご覧ください。
スタートアップの売却(M&A)は、創業者にとって一つの大きな節目です。企業価値を最大化し、理想的な条件で買収を成立させることはもちろん重要ですが、それだけでは十分ではありません。
本当に問われるのは、買収後もチームが意欲的に働き続けられるかどうか。買い手はプロダクトや収益だけでなく、それを支える「人材」にも投資しています。もし売却後にチームの士気が下がれば、買収の価値は一気に揺らいでしまいます。
◾️買い手の視点『リスクをどう抑えるか』
買収を検討する企業は、売却後の組織の安定性を非常に重視します。特に、経営陣や技術リーダーの離脱は大きなリスクと見なされるため、株式報酬を段階的に支払うことで、一定期間のコミットメントを引き出そうとします。合理的な戦略ではありますが、これがチームにとって「報酬の先延ばし=ペナルティ」と受け取られてしまうと、逆に不満や不信感を生むことになります。
◾️社員の視点『報酬は貢献の証』
社員にとって株式報酬は、単なる金銭的価値ではありません。 それは「自分の努力が認められた証」であり、「会社との信頼関係の象徴」です。
- 長年会社を支えてきたメンバーは、「フル報酬を受け取るのは当然」と感じる
- 後期に加わり、買収成立に大きく貢献したメンバーは、「なぜ自分の報酬が未確定なのか」と疑問を抱く
こうした公平性の感じ方の違いが、チーム内の緊張や離職リスクにつながるのです。
◾️報酬設計が組織の空気を決める
報酬の設計次第で、買収後のチームの士気は大きく左右されます。
- 加速なし:勤続年数を重視するが、後期貢献者を軽視する可能性あり
- 完全加速:包括的だが、買収後のインセンティブがなくなる
- 部分的加速:買収時に一部を付与し、残りは条件付きで支給することで、バランスの取れた設計が可能
この「部分的加速」は、長期的な貢献と短期的な成果の両方を尊重できる柔軟なアプローチとして注目されています。
◾️何より大切なのは「納得感」
報酬の構造そのものよりも、「なぜその設計なのか」を明確に伝えることが何より重要です。社員がその意図を理解し、自分の役割や将来像を描けることで、買収後も高いモチベーションを維持できます。
◾️買い手へのメッセージにもなる
報酬設計とその説明は、買い手に対して「この組織は安定しており、信頼できる」というシグナルになります。これは、買収後の価値維持だけでなく、創業者としての信頼や評価にもつながります。
◾️まとめ 『売却はゴールではなく、次のスタート』
M&Aは、会社の未来を他者に託す瞬間でもあります。だからこそ、チームがその未来に前向きに関われるような設計と対話が不可欠です。その設計と伝え方次第で、買収後の組織は大きく変わります。創業者としての最後の仕事は、「売却後も続く物語」をチームとともに描くことなのかもしれません。
■ 資金調達ニュース
[海外]
エンタープライズ
- Honor Education - 高等教育機関・企業向けにパーソナライズされたリーダーシップ開発・スキル構築プログラムを提供するAI搭載学習プラットフォーム。シリーズAで$38Mを調達。投資家はAlpha Edison、Wasserstein & Co、Audeo Venturesなど(Business Wire)
- Impossible Cloud Network - データ主権を重視した企業向け分散型Web3クラウドプラットフォーム。総額$34Mを調達。評価額は$470M。投資家はNGP Capital、Protocol Labs、1kxなど(GamesBeat)
- Nominal - 手作業で面倒な会計業務を合理化された自動化されたワークフローに変換する、ERPエージェントプラットフォーム。シリーズAで$20Mを調達。投資家はNext47、Workday Ventures、Bling Capital(Yahoo! Finance)
- Vellum - ミッションクリティカルなAIプロダクトの構築、テスト、デプロイを支援する、エンタープライズ向けAI開発プラットフォーム。。シリーズAで$20Mを調達。投資家はLeaders Fund、Socii Capital、Y Combinatorなど(Business Wire)
- GetWhy - ビデオインタビューからインサイトを抽出し、消費者のマーケットリサーチ業務を合理化するための生成AI。シリーズAエクステンションで$20Mを調達。投資家はPeakSpan Capitalなど(Tech.eu)
- Sundial - Meta元幹部が設立した、企業のリーダーがより良い意思決定を下せる支援をするAI分析プラットフォーム。シリーズAで$16Mを調達。投資家はGreatPoint Venturesなど(Business Wire)
ハードウェア×AI
- Augmentus - シンガポール発のノーコードロボティクス自動化プラットフォーム。シリーズA+で$11Mを調達。投資家はWoori VP、EDBI、Sierra Ventures(Silicon ANGLE)
バーティカル
- MaintainX - 製造業や施設運営者向けの設備メンテナンスやアセット管理プラットフォーム。シリーズDで$150Mを調達。評価額は$2.5B。投資家はBessemer Venture Partners、Bain Capital Ventures、D.E. Shaw Ventures(Crunchbase News)
- ServiceUp - 車両管理を行う企業や保険会社向けの車両修理に特化したプラットフォーム。シリーズBで$55Mを調達。投資家はPeakSpan Capital、Hearst Ventures、Trestle Partners(Yahoo! Finance)
- Hived - EC事業者向けに特化したAI配送ネットワーク。シリーズBで$42Mを調達。投資家はNordic Ninja、Planet Aなど(FinSMEs)
- AirGarage - 駐車場運営企業向けにリアルタイムのダイナミックプライシング・決済・ライセンスプレート認識による管理SaaS。シリーズBで$23Mを調達。投資家はHeadline Growth、Founders Fund、Fourthline Capital Managementなど(SaaS News)
- Polimorphic - 地方自治体向けAIフロントデスク・住民関係管理・分析プラットフォーム。シリーズAで$18.6Mを調達。投資家はGeneral Catalyst、M13、Shineなど(Business Wire)
- Gradient Labs - 金融サービス業界の決済、融資、保険、資産管理にわたる顧客サポートと業務プロセスの自動化を支援するAIプラットフォーム。シリーズAで$13Mを調達。投資家はRedpoint Ventures、Localglobe、Puzzle Venturesなど(Fintech Global)
サイバーセキュリティ
- Virtru - Trusted Data Format(TDF)技術を使用した企業向けデータセキュリティプラットフォーム。シリーズDで$50Mを調達。評価額は$500M。投資家はIconiq、Bessemer Venture Partners、Foundryなど(Fortune)
その他
- Mistral - 欧州随一の生成AI企業。アブダビのMGXファンドを含む投資家から最大$1Bの調達を検討中(TechCrunch)
- Airalo - eSIMプロバイダー・通信サービス。$220Mを調達。評価額は$1B超。投資家はCVC Capital Partners、Peak XV、Antler Elevate(Deal Street Asia)
- Harmonic - 人間の能力を超える数学的問題を解決するために設計されたMSIモデルの開発を行うAIラボ。シリーズBで$100Mを調達。評価額は$0.9B。投資家はKleiner Perkins、Paradigm、Ribbit Capitalなど(FinSMEs)
- Chai AI - ユーザーが独自のAIキャラクターを作成できるソーシャルAI。追加ラウンドで総投資額$55M超を調達。投資家はKen Howery、CoreWeave、AMDなど(FinSMEs)
- Tolan - カラフルなアニメーションのAIコンパニオンを開発。エイリアンキャラクターとの会話を通じて感情的サポートを提供。シリーズAで$20Mを調達。投資家はKhosla Ventures、NFDG、Bloomberg Betaなど(GeekWire)
[国内]
- Felo - 次世代AI検索・エージェントプラットフォーム「Felo(フェロ)」を開発・提供。シリーズAで、海外機関投資家を中心に約15億円(1,000万米ドル)を調達。投資家はPeakXV、韓国の金融グループ「Mirae Asset」のベンチャーキャピタル部門(PR Times)
- GROWTH VERSE - データ×AIで企業の成長力を最大化するためのAI SaaS「AIMSTAR」「ミセシル」「Zero」を開発・販売。9.2億円のシリーズCラウンド資金調達、また、みずほ銀行より借入した20億円と合わせて、総額29.2億円の資金調達を実施。投資家はNBジャパン・アセンダント・クロスオーバー株式ファンド1号投資事業有限責任組合、デジタリフト、ならびに個人投資家(PR Times)
- リルズ - プラントなどの製造業向けリモート点検IoT・AIソリューションを提供。三菱UFJキャピタル、三井住友海上キャピタル、YMFGキャピタル、鹿児島ディベロップメント、BORベンチャーファンド2号投資事業有限責任組合、東銀リースから合計約4.3億円の資金調達を実施(PR Times)
- Things - 社内に散在する技術情報を一元化・利活用できる製品ナレッジ活用クラウド「PRISM(プリズム)」を提供。総額3.2億円の資金調達を実施。投資家はi-nest capital、MEイノベーションファンド、新韓-GBフューチャーフローファンド、紀陽キャピタルマネジメント、Headline Asia、STATION Ai Central Japan 1号ファンド、キーエンス(PR Times)
- トライエッティング - プログラミング不要でかんたんに分析や自動化ができるノーコードDXツールを提供。アオキスーパー、三栄商事から第三者割当増資により資金調達を実施し、累計調達額が約11.3億円に。(PR Times)
- そうそう - エンディングプラットフォーム「SouSou」を提供。プレシリーズA(ファーストクローズ)で総額約1.8億円の資金調達を実施。投資家はLifeShift Innovation1号ファンド、アルファクラブ武蔵野、CHCPトラスティ(PR Times)
- ソルビファイ - IT/DXプロジェクトの成功を支援するAI SaaSツール「SolvifAI」を提供。プレシリーズAで1.7億円を調達。投資家はジャフコグループ、サムライインキュベート(PR Times)
- B4A - 自由診療クリニック特化型のDXツール『B4A(ビーフォーエー)』を提供。アニマルスピリッツ、i-nest capital、D3等を引受先とする第三者割当増資ならびに金融機関からの融資により、シリーズBの資金調達を実施(PR Times)
- Personal Health Tech - 企業の健康管理をSaaSとBPOによって支援。NTTドコモ・ベンチャーズより資金調達を実施(PR Times)