世界中で注目を集めるユニコーン企業「Notion」、日本市場でも展開され、人気を博しています。並み居る競合サービスのある中で、彼らが成長を続けられるのはなぜか。そこには、いかなる人材の採用や育成の考え方があるのか。今回、その一端をつかむべく、NotionでHead of Global Recruiting(グローバル採用部門責任者)を務めるKate Taylorさんに、お話を伺う機会をいただきました。「規模の大きなグループ(チーム)をマネジメントすることが好きですし、チャレンジングな問題を解決することが好き」と話すKateさん。Notionがまだ40人規模の時に入社したという彼女だから知る、Notionの成長の軌跡について、ALL STAR SAAS FUNDのマネージングパートナー・前田ヒロが迫りました。
なぜ採用がうまく進まないのでしょうか。それは、採用を人事任せにしているせいかもしれません。特に、部門責任者のみなさん、採用にどれほどタッチしていますか?ここでロールモデルとして取り上げたいのが、ネット印刷・集客支援のプラットフォーム事業や物流プラットフォーム事業などを手掛けるラクスルです。彼らは、部門責任者を中心とした採用活動で、組織や事業を拡大させてきました。ラクスルの人事を統括するDirector of HRの大原一峰さんと、執行役員でラクスル事業 VP of Growth BUを務める渡邊建さんを招き、ラクスル流の「採用オーナー制」について伺いました。
ラクスルの人事を統括するDirector of HRの大原一峰さん。大原さんはHRBPとしてラクスルが導入している「採用オーナー制」を推進されてきました。そこで、なぜ採用オーナーとなる部門責任者が採用に力を入れるべきなのか、また部門責任者が中心となり採用活動を行うことで、どんな効果があるのか?といった疑問についてお話しいただきました。
人事制度の設計は、つまるところ等級や報酬制度の構築を抜きにして語ることはできません。魅力的な組織づくりにつながるだけでなく、メンバーに期待する役割や発揮してほしい価値を言語化し、さらには採用候補者とのミスマッチングを防ぐことにもつながります。ALL STAR SAAS FUNDのメンターとして、数多くのスタートアップの人事体制構築のコンサルティングやサポートをいただいている金田宏之さんに、等級制度と報酬制度の考え方についてお聞きしました。