直球インタビューシリーズ

「日本に眠るコア技術」という暗黙知をSaaS化せよ:Arent鴨林広軌CEOが突き進む、日本型バーティカルSaaSの成長戦略

日本のSaaS業界は黎明期をすぎ、業界特化型の「バーティカルSaaS」の成長戦略にも注目が集まっています。業界の課題をしっかり捉え、満足度の高いプロダクトを提供できている一方で、単独ソフトウェアでの急成長の実現に苦心し、TAM拡大や成長ドライバーの確立に課題を抱えている企業も少なくありません。そんな中、大手企業との強固な資本業務提携を基盤に、IPO後も資本市場の期待を上回る成長を続けている企業があります。それが、Arentです。Arentの鴨林広軌CEOは、大学は理学部で数学を学び、投資家のウォーレン・バフェットの教えから「投資家であり、起業家のような存在になりたい」と決意。ファンドマネージャーとしてさまざまな業界を見てきた経験と、IT企業でのエンジニア経験を融合させ、「業界の特化した知見をシステム化する」というビジョンを掲げてArentを設立しました。同社は「日本の会社に眠る高い競争力のコア技術」をSaaS化し、プロダクトとして普及させるという革新的なミッションを持ち、着実に業績を伸ばし、高い収益力を誇っています。従来のSaaSのプレイブックでは打開できなかったレガシー産業のDXに挑戦し、高成長・高収益な事業を創出しているのです。クライアントの課題に深く寄り添い、コンサルティングから開発まで一貫して行なうArentのアプローチ。大手企業とのジョイントベンチャー設立やM&A戦略。そして、グローバル人材の活用を含む、革新的な組織づくりの秘訣……日本のSaaS業界、特にバーティカルSaaS企業の経営者や起業家にとって、Arentの戦略は多くの示唆に富んでいることでしょう。ALL STAR SAAS FUND Partner 神前達哉が聞き手となり、バーティカルSaaSの未来を切り拓くArentの戦略に迫ります。

建設DX SaaSのカテゴリーリーダー 「PlanGrid」創業者 Tracy Youngに聞く、「PlanGrid」10年間の学びと「TigerEye」の挑戦

建設業界のDXを推進する「PlanGrid」を創業し、最速のPMFを実現。約10年でARR 1億ドルを達成し、同社の急成長を牽引してきたTracy Youngさんに、Fond創業者の福山太郎さんがインタビュー。競合との差別化戦略、チームビルディング、プロダクト開発のマインドセットまで、スタートアップの成長フェーズごとの体験と学びが語られました。創業期から成長期、売却を経て、再びの起業に挑戦するTracy Youngさん。それぞれのフェーズで直面した課題にどう立ち向かい、突破してきたのでしょうか?

【3人のリーダーに聞く!】競争市場で勝ち抜くための「Growthマインドセット」人材、採用と育成のポイント

スタートアップ企業が競争の激しい市場で成長するには、「Growthマインドセット(成長志向の心構え)」を持った人材が必要です。Growthマインドセットは、心理学者のキャロル・ドウェックが著書で提唱したもので、個人の能力や知識は固定的なものではなく、努力や経験によって成長・発展する可能性を持っているという信念に基づいています。しかし、Growthマインドセットの素養を採用で見極めることは難しいとされ、多くの企業が採用に苦戦しているように見受けられます。そこで、3社の成長企業を率いる経営メンバーに、Growthマインドセットを持つ人材の特徴や、いかに社内へマインドセットを波及していくのかをテーマにお話を伺いました。

スタートアップ経営者5名が「愛読マンガ」から学んだ、起業・経営・ものづくりへの教訓

仕事の役に立つのはビジネス書だけではない。日々読むもの、取り入れる言葉様々ものが良い影響をもたらしてくれますが、今回は「マンガ」に着目。経営者の方も意外にマンガをよく読むという人が多いことに気づきました。そこで経営者に愛読マンガとその好きなシーンをインタビュー!好きなシーンにまつわるエピソードからそれぞれの経営者が大事にしたい考えも伺えました。

【メンタルを整えよう】スタートアップのリーダー5人に聞いた、「精神を安定させる習慣」や「ツラい時の乗り越え方」

「コロナ禍で人に会わないせいか、メンタルがどうも不安定で……」こんな声を以前より見かけるようになりました。多くの人にとって、孤独がもたらす影響がじわじわと大きくなっているかのようです。その孤独と、常に向き合い続けるのは、経営者やリーダーの宿命。今回は、最前線で経営や組織をリードする方々に、自分なりの“メンタルヘルス術”をインタビューしました。

【採用選考の奥の手!】スタートアップ経営者5人に聞く「面接でよく聞く質問」

第一線の経営者として活躍する5名に、「面接でよく聞く質問」とその理由についてにインタビューしてみました!ご協力いただいたのはFond・福山太郎氏、SmartHR・宮田昇始氏、ユーザベース・佐久間衡氏、Well Direction・向井俊介氏、ヤプリ・庵原保文氏。彼らはいかなる質問をして、これまで仲間を集め続けてきたのでしょうか。いち早く、適切な人材を集めるためにも、自社にあった「好きな質問」を見つけ出すことは、組織を強くする大切なポイントの一つかもしれません。みなさんの仲間集めが、よりいっそう加速しますように!