プロダクト

徹底解説!エンプラSaaSのすべて〜プロフェッショナルサービス・GTM戦略の重要ポイントを探る〜

日本のソフトウェア・ITの市場規模は約15兆円と巨大である一方で、SaaSのシェアはわずか10%に止まります。今回はSAP、そしてVeeva JapanでCEOをつとめられ、エンプラSaaSやプロフェッショナルサービスに熟知されている岡村崇さんをゲストにお招きし、SaaS企業のエンプラセグメント攻略におけるよくある落とし穴を整理し、GTMやポストセールスにおけるポイントをお話いただきました。

スタートアップにおけるPMMとAI×SaaSの可能性〜LayerX AI・LLM事業部 小林 誉幸〜

今回はLayerXのLLM事業部の小林さんをゲストにお迎えし、PMとしてのキャリア形成に加え、昨今のAI・LLMの発展についてのポイントをお届けします。日本銀行・シンクタンクを経て、なぜSaaS企業に関心を持ったのか。弁護士ドットコムの執行役員に至るまでのキャリア形成について。そしてLayerXでのLLM事業部ではどのような戦略でプロダクト開発を行っているのかなど深掘りの内容が盛りだくさんとなっております。

SmartHRに学ぶ、セカンドプロダクト成功の秘訣──「構造的な優位性」と社内マーケティングが鍵を握る

SaaSビジネスの成長と実現可能性を担保するための鍵の一つは、セカンドプロダクトの早期立ち上げ、そして成功にあります。そこで今回、SmartHRのセカンドプロダクト「タレントマネジメント」事業を統括する同社プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)を務める重松裕三さんにお話を伺いました。セカンドプロダクトの立ち上げ背景や競合との差別化戦略、組織的な巻き込み方、リリースのスピードを上げるための工夫など、貴重なインサイトがたくさんつまった内容になっています。

【コンパウンドスタートアップの勝ち筋】6年間でゼロからデカコーンに!COOが語る、Ripplingの戦略

Ripplingが生み出した複数のプロダクトを展開することで成長をさらに加速させる「コンパウンドスタートアップ」という考え方。本セッションでは、RipplingのCOO(Chief Operating Officer)Matt MacInnis氏を招き、コンパウンドスタートアップ戦略の概念、把握すべき「落とし穴」、そして次時代に突入する「SaaSの世界を勝ち抜く方法」についてお話を伺いました。

チャーンレート0.09%、営業利益率43%を誇るeWeLL──創業社長・中野剛人に聞く、この凄さを支えるもの

在宅療養の核となる訪問看護ステーションにおける看護記録の入力や管理、書類作成といった業務を軽減できる電子カルテサービス「iBow(アイボウ)」を中心に、業務支援システムとBPOサービスを提供しているeWeLL。 少子高齢化の加速により在宅医療の重要性が高まり続けている時代背景もあり、その成長はまさに驚異的。+31.2%の高成長率と+43%の高利益率を両立させ、チャーンレートも0.09%と驚異的な低さを見せるなど、ユニークな存在となっています。 今回は代表取締役社長の中野剛人さんをお招きし、いかにしてこのSaaSを立ち上げ、そして成長を続けていったのかを聞きました。

DevSecOps市場を開拓したパイオニア──ココがスゴいよ、Snyk!

「ボトムアップ型」か「トップダウン型」か ———— このいずれかの型を用いて展開することが、SaaSのGo-To-Market戦略において重要だと言われています。このいずれかの型を選ぶ考え方は、本当に全てのSaaS企業が倣うべきフレームワークなのでしょうか。セキュリティ領域でデベロッパーコミュニティを上手く活用し、両方の型をうまく採用し、GTM戦略を実践している非常にユニークな企業、それが「Snyk」です。 短期間でARR 100億円を突破したその戦略はどのようなものなのか。その成長を紐解くと、セキュリティ領域に限定しては勿体無い、すべてのSaaS企業にとって教科書となるほどの、素晴らしい戦略が潜んでいました。今回、長年Developer Opsの世界で活躍しているSnykの創業者 Guy Podjarnyさんが、2023年11月9日開催「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」に登壇します。これまでの「型」は、「常識」として受け入れ、主軸に置くべきなのか。または、SaaS事業戦略の新しい視点が加わるのか。実際に見て、聞いて、発見してください。

6年間でゼロからデカコーンへ!ココがスゴいよ、Rippling!

近年、SaaS業界を席巻しているコンパウンドスタートアップという言葉。この言葉を提唱したのが、Rippling CEOであるParker Conradさんです。コンパウンドスタートアップという概念が注目されはじめた背景にはSaaSの誕生から四半世紀が経ち、成長企業のPlaybookが型化されたことやSaaSの民主化により競争環境が激しくなったことが理由として推測されます。そんな新世代のSaaS企業を代表するRipplingのCOOであるMatt MacInnisさんが、2023年11月9日開催「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」に登壇します。そこで本記事では、創業初期から複数のプロダクトを同時に開発し、シングルソリューションだけでは満たせない、コンパウンドならではの顧客価値を提供し続ける同社の急成長の背景にあるものを考察、紹介します。

2年間の「潜伏期間」で達成したPMF──T2D3を超えるスピードで駆け抜ける、ナレッジワークの徹底

SaaSスタートアップを支える「T2D3」という圧倒的な成長。その高成長を実現するためには、SaaSの世界を駆け抜けるための「戦略」が存在します。ALL STAR SAAS FUNDでは、全4回からなる短期集中型の連続講座を通じて、その戦略について多角的に考えていく機会をつくりました。初回のテーマは「PMF」。SaaSにおけるPMFの達成確度を高めるために、「プロダクト開発」の観点から実践的な方法論を解説。第一回のゲストは、セールスイネーブルメントクラウドの「ナレッジワーク」を提供し、T2D3を超えるスピードで成長を遂げるナレッジワークCEOの麻野耕司さんです。