ポッドキャスト

SaaSのPMMを徹底解剖する 〜Sansan株式会社 川村良太さん〜

永遠のベータ版として常にアップデートと機能開発が求められるSaaS企業において、機能開発を担うプロダクトマネジャーは非常に重要な存在です。しかし、特に成長フェーズに入り組織も100人を突破する規模になってくると顧客数も増え、社内での調整すべきステークホルダーも多くなると、プロダクトマネジャー(PdM)が社内外で適切なコミュニケーションを行うことは厳しくなります。そのような状況においてPdMがより良いプロダクトを企画することに集中できるよう、プロダクトがローンチする「最後の砦」として、Bizサイドのさまざまな職種と連携をしながら、企画にまつわる情報を収集し「どのようにプロダクトの価値を市場に提供するのか」に責任をもつのがPMM(プロダクトマーケティングマネジャー)です。今回はSansanのPMMである川村さんに、PMMを設置した背景や具体的な仕事内容、PdMとの連携、新規プロダクトや機能におけるVoCの回収のポイントなど、日々の業務の中で意識されていることをたくさんお伺いさせていただきました。

昇格と降格。スタートアップにおける等級制度とは?

人事制度設計で根幹をなす等級制度。魅力的な組織づくりにおいてこの等級制度構築は欠かすことができません。自社のメンバーにそれぞれ期待する役割や発揮してほしい価値を言語化することは、採用のミスマッチングを防ぐことにもつながります。今回はALL STAR SAAS FUNDのメンターとして数多くのスタートアップの人事体制構築のコンサルティングやサポートをいただいている金田さんに本テーマについて深くお伺いさせていただきました。

マーケとセールスの連携とインサイドセールスの重要な役割

SaaS企業の急成長を実現する「部署間連携」についてマーケ、セールス、カスタマーサクセス、プロダクトのプロが実践例を元に赤裸々にディスカッションする全4回のシリーズ企画。 最終回となる今回は、「マーケティングとセールスの連携」をテーマに、ALL STAR SAAS FUNDのアドバイザーである戸栗 頌平さんと向井 俊介さんにディスカッションいただきました。連携不足はお互いの怠慢…?どのように連携を深めていくのか、お二人の経験から語られる非常に実践的なお話をお楽しみください。中盤では両者の中間に位置づく、「インサイドセールス」という職種についてまつわる誤解や真の役割についても触れています。

FintechがSaaSの成長を加速させる。エンペイCTO・田野晴彦に聞く、決済FintechをSaaSに組み込むメリットと注意点

世界的にSaaSの新しいモデルとして注目される、決済Fintech組込み型SaaSモデル。通常のSaaSに比べて、ユーザー1人当たりの売上が2〜5倍拡大など、高い成長性でSMB主体の伝統的な産業をデジタル化を促進できるモデルです。今回は、教育市場向けに請求・集金管理の“バーティカルSaaS"と、キャッシュレス決済の”Fintech”を組み合わせたサービス「enpay」を展開するエンペイ共同創業者兼CTO 田野 晴彦さんに創業の経緯、決済Fintechを組み込むために乗り越えるべきチャレンジと可能性について熱く語って頂きました。SMB主体・産業特化SaaSを提供されているスタートアップ経営者の方や、決済Fintechの組み込みを検討されているSaaSスタートアップ経営者の方は必聴です。

「初期のカルチャー負債の返済は、本当に難しい」創業期のバリューの役割 〜株式会社フライル CEO 財部優一、COO 相羽輝〜

アーリーフェーズのスタートアップは、事業の成長を最優先にするあまり、組織の成長を後回しにしてしまうことも珍しくない。でも、組織は「人」がいてこそ成り立つ。そして事業も「人」がいてこそ、未来ある成長が望めると言えるでしょう。プロダクトマネジメント業務を効率化するツール「Flyle」を展開するフライルを創業したCEO 財部氏、COO 相羽氏、CTO 荒井氏は、創業時からOKRの設定やミッション、ビジョン、バリューを組織に浸透させることに注力しています。これは、0→1のスタートアップには珍しいことですが、その背景には、ユーザベースやZUUなどで活躍してきた彼ら自身のこれまでの経験があるようです。アーリーフェーズの段階で、彼らがMVVやOKRにこだわりを強く持ったのはなぜなのか。バリューの設定プロセスや浸透プロセス、そしてプロダクト・ドリブンな組織の作り方について、ディスカッションしました。

プロダクトとカスタマーサクセスの両視点から探る、”優先順位づけのイノベーション”

SaaS企業の急成長を実現する「部署間連携」についてマーケ、セールス、カスタマーサクセス、プロダクトのプロが実践例を元に赤裸々にディスカッションする全4回のシリーズ企画。第3回目は「プロダクトとCSの連携」をテーマにALL STAR SAAS FUNDのアドバイザーである宮田 善孝さんと山田ひさのりさんがディスカッションしています。CSとPdMが対立構造になりやすい理由や、機能開発の優先順位づけのポリシーにどのように関わるべきか?など、永遠のベータ版であるSaaS開発ならではの非常に実践的なエピソードをお楽しみください。

これが経営企画だ!現場の課題を理解して事業成長の最速最短ルートを導き出す案内人

スタートアップ企業において50名前後の組織フェーズから「経営企画人材」の採用ニーズが徐々に顕在化します。しかしながら、人材像が曖昧で採用活動がなかなか進められない企業も多くあります。そこで今回は、株式会社ベーシックで経営企画の立ち上げから着手され、現在はCAOとしてコーポレート部門を中心に総合的に推進される、角田 剛史さんにお話を伺いました。経営企画部門の立ち上げにおける重要なステップから、採用するべき人材像まで詳しく解説いただいたエピソードです。

Goals代表 佐崎 傑がワークスで叩き込まれた ビジョン、戦略、タスクが一貫すれば 「従業員の心に火をつけられる」ということ

まだ「SaaS」という言葉が生まれる前、90年代に誕生したB2B ソフトウェア企業「ワークスアプリケーションズ」。1000名以上の社員、数百億円規模の売上までに拡大したワークスアプリケーションズは、早い段階から No Code や 無償アップデート など、今では当たり前の「概念」を先行して取り入れてきました。今回のポッドキャストでは、2008年、新卒でワークスアプリケーションズに入社し、 数百名のメンバーが所属するHRビジネスを任された経験を持つGoals代表取締役CEO 佐崎 傑さんをゲストにお招きしました。