マネージメント

【暗黙はNG、明文化がすべて】CEOにおくる、4つのカテゴリーから定義するスタートアップマネジメント

SaaSスタートアップの成長過程において、組織の課題やマネジメントによる問題で起業家自身が悩みを抱えているケースが多くあります。特にSaaS企業は少数精鋭で経営することが難しく、メンバーの数を確保していくことも重要ながら、業務を支援して組織で結果を出せるマネージャーについては、それ以上に重要だといえます。スタートアップにおけるミドルマネージャーの抜擢や育成、経験者の採用、そして彼らがスキルアップするためには、どのように取り組むべきなのか。今回は、ベンチャー企業のマネージャーに特化した育成トレーニングプログラムを提供するEVeMの長村禎庸さんに、そのポイントを教わりました。

ミドルマネージャーの採用、育成、抜擢の勘所──EVeM 長村禎庸に聞く

SaaSスタートアップの成長過程において、組織の課題やマネジメントによる問題で、思うような成長曲線を描けず、起業家自身が悩みを抱えているケースが多くあります。スタートアップにおけるミドルマネージャーの抜擢や育成、経験者の採用、そして彼らがスキルアップするためには、どのように取り組むべきなのでしょうか。今回はベンチャー企業のマネージャーに特化した育成トレーニングプログラムを提供するEVeMの代表取締役兼執行役員CEOである長村禎庸さんに、そのポイントを教わりました。

「Bill One」急成長の裏側に、社内コーチングあり──リーダーの自己開示から、良いチームは生まれる

ビジネスの場でしか解消できないような悩みの解消......これは、「コーチング」がもたらす大事な価値のひとつかもしれません。その効力に気づき、社内制度として設けるだけでなく、社員が社員にコーチングを行なう「内製化」も実現しているのが、営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」を手掛けるSansanです。今回は、社内制度としてコーチングを内製化する中で尽力されてきた三橋新さんと、実際にコーチングを受けて変化を実感した久米志穂子さんを招き、コーチングがもたらした変化などについて伺いました。

組織の進化は、リーダーの変化からはじまる──hacomonoの変革を支えた、プロコーチの教え

スタートアップはPMFを達成後、会社全体のマネジメント体制の構築という課題が生まれます。キーパーソンとなってくるのが、経営者、メンバー、各部署を繋ぐ「コネクティングリーダー」の役割を果たすミドルマネージャーの存在。しかしスタートアップ社内には経験者がいないことも多く、経験者を雇っても、「適切な権限移譲」が進まず、「経営層と現場の距離」が生まれ、「新しいミドルマネージャーの育成」といった課題が続々と生まれてきます。これらの課題を解決する手段の一つとして、「コーチング」が効くかもしれません。

コーチングの必要性は「シリーズB以後」に訪れる──実践知を社内に広めたhacomono 蓮田CEOの記録

「適切な権限移譲」「ミドルマネージャーの育成」「経営層と現場の距離感」......SaaS企業がPMFを達成した後、組織を拡大していく時期にはさまざまな課題にぶつかりがちです。これらの課題を解決する手段の一つとして、もしかすると「コーチング」が効くかもしれません。実際に効果を感じ、組織拡大期を乗り越えてきたのが、hacomonoのCEOである蓮田健一さんです。外部から見れば、hacomonoはPMF後にエンタープライズの顧客にも受け入れられ、まさにSaaSのお手本のように成長してきたように見受けられます。どういった課題があり、それになぜコーチングが効いたのでしょうか。

部門責任者として、事業とチームを最高にするために──PMF直後に訪れる「混乱期」の乗り越え方

プロダクトがPMFし、いよいよ事業を加速させていくタイミングは初期のスタートアップを作る上で大事だった、モメンタム起点の“バイブス系マネジメント”が通用しなくなります。マネジメントについても、よりシステマチックかつオペレーティブな組織運営が必要に。部門を率いる責任者は、どのようにチームビルディングを進め、組織の成長過程を乗り越えるべきか──その一助として、今回はリクルートやニューズピックスといった企業で、事業と人事の領域において第一線で活躍されてきた宇尾野彰大さんにお話を伺いました。

【グローバル進出の第一歩】世界を目指す起業家へ、ソラコムCEO玉川憲が伝えたい、「成功と失敗」

シリーズBで30億円の資金調達後に海外展開へ乗り出し、現在は日本の他にアメリカ、ヨーロッパでもビジネスを拡大しているソラコム。彼らは、いつからグローバル展開を見据えていたのか。海外展開をしていくうえでカルチャーや採用について気をつけるポイントは何だったのか。自らの失敗を踏まえつつ語ってくださったCEO玉川さんの学びは、世界を目指す起業家にとっての貴重なメッセージでした。

【ジェネラリストの到達点】スタートアップの現役COOは「最初の30日間」で何をした?過去の経験・実績の生かしかた

昨今、SaaSスタートアップが急成長するなかで、早い段階から業務遂行のスペシャリストとしてCOOを配置する企業が増えています。どういった人材がCOOに向いているのか、あるいはCOOとして活躍したいと考えてきた人が、どのようなキャリアを歩んできたのか。今回は、これらの疑問について、2名の現役COOを招いて、お話を伺いました。総額45億円の資金調達のoVice株式会社のCOOである田村 元さん。そして、総額20億円の資金調達を経て、ウェルネス業界のバーティカルSaaS領域で急成長中の株式会社hacomonoのCOOを務める平田英己さんです。お二人の事例やエピソードを通して、COOというポジションを様々な面から解剖していきます。