プロダクト

【コンパウンドスタートアップの勝ち筋】6年間でゼロからデカコーンに!COOが語る、Ripplingの戦略

Ripplingが生み出した複数のプロダクトを展開することで成長をさらに加速させる「コンパウンドスタートアップ」という考え方。本セッションでは、RipplingのCOO(Chief Operating Officer)Matt MacInnis氏を招き、コンパウンドスタートアップ戦略の概念、把握すべき「落とし穴」、そして次時代に突入する「SaaSの世界を勝ち抜く方法」についてお話を伺いました。

チャーンレート0.09%、営業利益率43%を誇るeWeLL──創業社長・中野剛人に聞く、この凄さを支えるもの

在宅療養の核となる訪問看護ステーションにおける看護記録の入力や管理、書類作成といった業務を軽減できる電子カルテサービス「iBow(アイボウ)」を中心に、業務支援システムとBPOサービスを提供しているeWeLL。 少子高齢化の加速により在宅医療の重要性が高まり続けている時代背景もあり、その成長はまさに驚異的。+31.2%の高成長率と+43%の高利益率を両立させ、チャーンレートも0.09%と驚異的な低さを見せるなど、ユニークな存在となっています。 今回は代表取締役社長の中野剛人さんをお招きし、いかにしてこのSaaSを立ち上げ、そして成長を続けていったのかを聞きました。

DevSecOps市場を開拓したパイオニア──ココがスゴいよ、Snyk!

「ボトムアップ型」か「トップダウン型」か ———— このいずれかの型を用いて展開することが、SaaSのGo-To-Market戦略において重要だと言われています。このいずれかの型を選ぶ考え方は、本当に全てのSaaS企業が倣うべきフレームワークなのでしょうか。セキュリティ領域でデベロッパーコミュニティを上手く活用し、両方の型をうまく採用し、GTM戦略を実践している非常にユニークな企業、それが「Snyk」です。 短期間でARR 100億円を突破したその戦略はどのようなものなのか。その成長を紐解くと、セキュリティ領域に限定しては勿体無い、すべてのSaaS企業にとって教科書となるほどの、素晴らしい戦略が潜んでいました。今回、長年Developer Opsの世界で活躍しているSnykの創業者 Guy Podjarnyさんが、2023年11月9日開催「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」に登壇します。これまでの「型」は、「常識」として受け入れ、主軸に置くべきなのか。または、SaaS事業戦略の新しい視点が加わるのか。実際に見て、聞いて、発見してください。

6年間でゼロからデカコーンへ!ココがスゴいよ、Rippling!

近年、SaaS業界を席巻しているコンパウンドスタートアップという言葉。この言葉を提唱したのが、Rippling CEOであるParker Conradさんです。コンパウンドスタートアップという概念が注目されはじめた背景にはSaaSの誕生から四半世紀が経ち、成長企業のPlaybookが型化されたことやSaaSの民主化により競争環境が激しくなったことが理由として推測されます。そんな新世代のSaaS企業を代表するRipplingのCOOであるMatt MacInnisさんが、2023年11月9日開催「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」に登壇します。そこで本記事では、創業初期から複数のプロダクトを同時に開発し、シングルソリューションだけでは満たせない、コンパウンドならではの顧客価値を提供し続ける同社の急成長の背景にあるものを考察、紹介します。

2年間の「潜伏期間」で達成したPMF──T2D3を超えるスピードで駆け抜ける、ナレッジワークの徹底

SaaSスタートアップを支える「T2D3」という圧倒的な成長。その高成長を実現するためには、SaaSの世界を駆け抜けるための「戦略」が存在します。ALL STAR SAAS FUNDでは、全4回からなる短期集中型の連続講座を通じて、その戦略について多角的に考えていく機会をつくりました。初回のテーマは「PMF」。SaaSにおけるPMFの達成確度を高めるために、「プロダクト開発」の観点から実践的な方法論を解説。第一回のゲストは、セールスイネーブルメントクラウドの「ナレッジワーク」を提供し、T2D3を超えるスピードで成長を遂げるナレッジワークCEOの麻野耕司さんです。

まるでiPhoneが登場した頃のよう──AI技術の進化にSaaSのプロダクトリーダーはどう立ち向かうべきか?

テクノロジー業界では「数十年に一度」の大波とも言われるAI技術の進化が進行中です。これはBtoB SaaS企業にとっても例外ではありません。海外を中心に、SalesforceやServiceNow、Canva、Adobeなどの企業はこの波を活用し、新プロダクトのリリースを急ピッチで進めています。こうした変化の中でも、日本のSaaSスタートアップはこの技術革新をいかに自社プロダクトの開発に取り入れていくべきか、悩んでいるように見受けられます。そこで、日本のSaaS業界に身を置くプロダクトリーダーが、AI技術の進化という大波をどのように捉えて行動しているのか、どのような課題に直面しているのかについて、お二人のゲストを招いて議論しました。

【いつ立ち上げるのがベストか】LayerXの爆速SaaS開発を支えるQAチームの知られざる仕事と役割

アメリカのRipplingをはじめ、QA(Quality Assurance、品質保証)が果たす役割が認識されはじめています。継続的に使うことが前提のSaaSプロダクト、バグがなくすのはもちろん、使い心地に関わる「品質」においても定義していくのがQAの役割です。まだ日本では事例が少ないQAではありますが、意志を持って取り組んでいる企業も存在します。「バクラク請求書」「バクラク申請」 などのBtoB SaaSを提供するLayerXです。プロダクトとしては後発なものもありながら、その開発スタイルは業界でも一目置かれる同社。LayerXの初代CTOを務め、現在はQAチームも含めた開発全体を率いる取締役の榎本悠介さんに、QAチームの立ち上げから運用の工夫まで、さまざま伺いました。

ビジョン実現のために押さえておきたい!SaaSプロダクトの戦略立案に使える代表的な8パターン

プロダクト戦略とは、テクノロジー企業がプロダクトによって何を実現したいのか、そのためには何が必要なのか、そしてビジネス全体のゴールにどう合致しているかを記述した、ハイレベルな計画です。簡単に言うと、プロダクトビジョンとプロダクトロードマップの間をつなぐもの。優れたプロダクト戦略は、「誰の、どんな課題を、どのように解決するのか?」をクリアに説明します。今回はこのプロダクト戦略にフィーチャーし、解説していきます。