マーケティング

マーケとセールスの連携とインサイドセールスの重要な役割

SaaS企業の急成長を実現する「部署間連携」についてマーケ、セールス、カスタマーサクセス、プロダクトのプロが実践例を元に赤裸々にディスカッションする全4回のシリーズ企画。 最終回となる今回は、「マーケティングとセールスの連携」をテーマに、ALL STAR SAAS FUNDのアドバイザーである戸栗 頌平さんと向井 俊介さんにディスカッションいただきました。連携不足はお互いの怠慢…?どのように連携を深めていくのか、お二人の経験から語られる非常に実践的なお話をお楽しみください。中盤では両者の中間に位置づく、「インサイドセールス」という職種についてまつわる誤解や真の役割についても触れています。
セールス

【部門間連携】マーケとセールスの理想的な連携とは?戸栗頌平×向井俊介が強調する、The Model偏重への疑問とコミュニケーションの重要性

SaaSビジネスの組織をデザインするで、「The Model」を中心に据えるのが正攻法となってきました。しかし部署ごとに分かれてKPIを追いかける状態において、各部門がお互いを理解しあえなければ、有機的な連携はありえません。そこで、ALL STAR SAAS FUND公式メンターのみなさんにご協力いただき、この「部門間連携」をテーマに語っていただくシリーズ連載の機会を設けました。マーケティングからは、はLEAPTにてBtoB SaaS マーケティング支援事業を行なう戸栗頌平さんが登場。セールスからは、約20年にわたってSMBからエンタープライズのB2Bセールスに従事し、さまざまな環境下でトップセールスとして活躍した向井俊介さんが参加。お互いの考え方を明かすなかで見えてきた、マーケとセールスのより良い連携の理想像を、探っていきましょう。
トレンド

FintechがSaaSの成長を加速させる。エンペイCTO・田野晴彦に聞く、決済FintechをSaaSに組み込むメリットと注意点

世界的にSaaSの新しいモデルとして注目される、決済Fintech組込み型SaaSモデル。通常のSaaSに比べて、ユーザー1人当たりの売上が2〜5倍拡大など、高い成長性でSMB主体の伝統的な産業をデジタル化を促進できるモデルです。今回は、教育市場向けに請求・集金管理の“バーティカルSaaS"と、キャッシュレス決済の”Fintech”を組み合わせたサービス「enpay」を展開するエンペイ共同創業者兼CTO 田野 晴彦さんに創業の経緯、決済Fintechを組み込むために乗り越えるべきチャレンジと可能性について熱く語って頂きました。SMB主体・産業特化SaaSを提供されているスタートアップ経営者の方や、決済Fintechの組み込みを検討されているSaaSスタートアップ経営者の方は必聴です。
トレンド

SaaSに決済Fintechを組み込むメリットは?エンペイCTO・田野晴彦に聞く、UX向上策としての重要性

Fintech×バーティカルSaaSの将来性──アメリカのトップティアVCの一つであるAndreessen Horowitzが示唆したこともきっかけとなり、この掛け合わせは注目をより集めることとなりました。Fintechの掛け合わせにより、ユーザー1人当たりの売上は通常のSaaSに比べ、2〜5倍拡大すること。SaaS単体では市場規模(TAM)が小さすぎたり、顧客獲得コスト(CAC)が高すぎた産業分野にまで、SaaSが染み出す余地を広げること。では、自社のSaaS事業にFintechをいかに組み込むか。今回は、主に教育市場をターゲットにした請求・集金管理の“バーティカルSaaS"と、キャッシュレス決済の”Fintech”を組み合わせたサービス「enpay」を提供する株式会社エンペイの田野晴彦CTOに、そのポイントを伺いました。
トレンド

ココが凄いよ!日本のSaaS【1】:SaaS上場企業の成長維持率の高さと、ARR 100億円超えの成長戦略のヒント

米国のインフレ懸念や利上げによる景気減速の予想から、新興株式市場は大きな調整局面を迎えています。しかし、SaaS企業のファンダメンタルズに目を向けると、ここ数年の成長モメンタムは維持されています。それは日本でも同様です。国内SaaS上場企業の直近の決算状況では、6社がARR100億円を超えています。かつては「大台」と言われていたARR100億円、その活況ぶりがうかがえます。本記事では、定量的なデータから国内SaaS企業の「ココが凄い!」というポイントに着目し、これからARR100億円を目指すスタートアップへ向けた「成長戦略のヒント」を示していきます。
マネージメント

「初期のカルチャー負債の返済は、本当に難しい」創業期のバリューの役割 〜株式会社フライル CEO 財部優一、COO 相羽輝〜

アーリーフェーズのスタートアップは、事業の成長を最優先にするあまり、組織の成長を後回しにしてしまうことも珍しくない。でも、組織は「人」がいてこそ成り立つ。そして事業も「人」がいてこそ、未来ある成長が望めると言えるでしょう。プロダクトマネジメント業務を効率化するツール「Flyle」を展開するフライルを創業したCEO 財部氏、COO 相羽氏、CTO 荒井氏は、創業時からOKRの設定やミッション、ビジョン、バリューを組織に浸透させることに注力しています。これは、0→1のスタートアップには珍しいことですが、その背景には、ユーザベースやZUUなどで活躍してきた彼ら自身のこれまでの経験があるようです。アーリーフェーズの段階で、彼らがMVVやOKRにこだわりを強く持ったのはなぜなのか。バリューの設定プロセスや浸透プロセス、そしてプロダクト・ドリブンな組織の作り方について、ディスカッションしました。