ALL STAR SAAS BLOG

部門責任者として、事業とチームを最高にするために──PMF直後に訪れる「混乱期」の乗り越え方

プロダクトがPMFし、いよいよ事業を加速させていくタイミングは初期のスタートアップを作る上で大事だった、モメンタム起点の“バイブス系マネジメント”が通用しなくなります。マネジメントについても、よりシステマチックかつオペレーティブな組織運営が必要に。部門を率いる責任者は、どのようにチームビルディングを進め、組織の成長過程を乗り越えるべきか──その一助として、今回はリクルートやニューズピックスといった企業で、事業と人事の領域において第一線で活躍されてきた宇尾野彰大さんにお話を伺いました。

ARR1億円まで3年半......からの急成長──ハードウェア × SaaSのセーフィーが築くMoat戦略

パートナーエコシステムを構築し、高成長と盤石なるMoat(競合他社の侵略から自社を守ってくれるような製品やサービス)を実現している日本生まれのスタートアップがセーフィーです。クラウド録画映像サービスを主軸に、映像プラットフォームの構築をするソフトウェア企業でありながら、自らハードウェアを扱っています。2020年には「Forbes JAPAN 日本の起業家ランキング2021」で第1位を受賞し、2021年9月には東京証券取引所グロース市場へ上場するなど、華やかな来歴もありながら、創業からはいくつものハードシングスを体験し、苦しんだ日々もあったといいます。

【グローバル進出の第一歩】世界を目指す起業家へ、ソラコムCEO玉川憲が伝えたい、「成功と失敗」

シリーズBで30億円の資金調達後に海外展開へ乗り出し、現在は日本の他にアメリカ、ヨーロッパでもビジネスを拡大しているソラコム。彼らは、いつからグローバル展開を見据えていたのか。海外展開をしていくうえでカルチャーや採用について気をつけるポイントは何だったのか。自らの失敗を踏まえつつ語ってくださったCEO玉川さんの学びは、世界を目指す起業家にとっての貴重なメッセージでした。

【ジェネラリストの到達点】スタートアップの現役COOは「最初の30日間」で何をした?過去の経験・実績の生かしかた

昨今、SaaSスタートアップが急成長するなかで、早い段階から業務遂行のスペシャリストとしてCOOを配置する企業が増えています。どういった人材がCOOに向いているのか、あるいはCOOとして活躍したいと考えてきた人が、どのようなキャリアを歩んできたのか。今回は、これらの疑問について、2名の現役COOを招いて、お話を伺いました。総額45億円の資金調達のoVice株式会社のCOOである田村 元さん。そして、総額20億円の資金調達を経て、ウェルネス業界のバーティカルSaaS領域で急成長中の株式会社hacomonoのCOOを務める平田英己さんです。お二人の事例やエピソードを通して、COOというポジションを様々な面から解剖していきます。

1兆円経営者たちの悩みを紐解き、可能性を開花させたコーチング「Mochary Method」はなぜ効くのか?

「数ヶ月のコーチングが、Redditに数十億ドルの価値をもたらした」と絶賛された、「Mochary Method」をご存知でしょうか?急成長を続けるテック企業の経営者たちが受けるコーチングメソッドです。彼らはなぜ、コーチングを受けているのか。そしてそこでは一体、どのようなコーチングが展開されているのでしょうか。2022年11月17日開催の「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2022」では、Mochary Method社でChief of Staffを務めるNate Forsterさんを招くことができました。ALL STAR SAAS FUNDのマネージングパートナーである前田ヒロが、実際に模擬的にコーチングを受けながら、名だたる経営者に成果をもたらすメソッドについてお聞きしました。

部門責任者「主体」の採用が、組織を強くする──ラクスルの採用オーナー制から学ぶ、3つのポイント

なぜ採用がうまく進まないのでしょうか。それは、採用を人事任せにしているせいかもしれません。特に、部門責任者のみなさん、採用にどれほどタッチしていますか?ここでロールモデルとして取り上げたいのが、ネット印刷・集客支援のプラットフォーム事業や物流プラットフォーム事業などを手掛けるラクスルです。彼らは、部門責任者を中心とした採用活動で、組織や事業を拡大させてきました。ラクスルの人事を統括するDirector of HRの大原一峰さんと、執行役員でラクスル事業 VP of Growth BUを務める渡邊建さんを招き、ラクスル流の「採用オーナー制」について伺いました。

【2023年の成長へつなげる】SmartHR・芹澤雅人が振り返る、新任CEOとしての1年間

日本のSaaS企業の代表格として存在感を発揮し続けるSmartHR。創業者の宮田昇始さんから、2022年1月に「新CEO」としてバトンを引き継いだのは、CTOだった芹澤雅人さんでした。より経営全体を見る必要が出てきた、この1年間。芹澤さんはどのように仕事と向き合い、またSmartHRという会社を導いてきたのでしょうか。ALL STAR SAAS FUNDのマネージングパートナーである前田ヒロが、時系列に沿いながら、2022年の歩みをインタビューしました。

激動の2022年からSaaSマニアの二人が予測する、2023年「国内SaaS主要7テーマ、3つの新潮流」

SaaS株を含むテクノロジー銘柄のマルチプルが大幅に下がった……この事実に「SaaSはもう終わりだ」と悲観的な声も上がっています。あるいは、その声とは別の見方をすれば、未来に明るい兆しも見えてくるのでしょうか。激動の2022年を振り返りながら、今後のトレンドや未来について、ALL STAR SAAS FUNDのマネージングパートナー・前田ヒロと、同ファンドのパートナー・湊雅之が、2023年以降の予測を発表しました。