ALL STAR SAAS BLOG

【ALL STAR SAAS ROADMAP vol.02】日本発「サイバーセキュリティSaaSスタートアップ」の勝ち筋を考える

「サイバーセキュリティレベル」と「デジタル化(ICTやネットワーク化の進展)レベル」。この2つの差分を見ることで、「デジタル化に対して、サイバーセキュリティがどこまで追いついているか」を計ることができます。GDPトップ10カ国のデータおいて、日本は世界ワースト2位というデータがあります。しかしこの現状を逆手に取れば、日本発のサイバーセキュリティSaaSスタートアップを創ることには、一つのビジネスチャンスを見ることもできるでしょう。本記事では、国内外を含めたサイバーセキュリティの現状やSaaS企業の事例を紐解きながら、日本発のサイバーセキュリティSaaSスタートアップとして、勝ち続けていくためのポイントについても考察していきます。

【アサインの要点】いつ誰を候補者にすべきか?スタートアップにおけるマネージャーの育成、そして採用

SaaSスタートアップの成長過程において、組織の課題やマネジメントによる問題で起業家自身が悩みを抱えているケースが多くあります。特にSaaS企業は少数精鋭で経営することが難しく、メンバーの数を確保していくことも重要ながら、業務を支援して組織で結果を出せるマネージャーの存在が、極めて重要です。スタートアップにおけるミドルマネージャーの抜擢や育成、経験者の採用、そしてスキルアップのためには、どのように取り組みが必要なのか。後編となる今回は、いかにマネージャー候補を見出してアサインすべきかといったノウハウをまとめています。

【暗黙はNG、明文化がすべて】CEOにおくる、4つのカテゴリーから定義するスタートアップマネジメント

SaaSスタートアップの成長過程において、組織の課題やマネジメントによる問題で起業家自身が悩みを抱えているケースが多くあります。特にSaaS企業は少数精鋭で経営することが難しく、メンバーの数を確保していくことも重要ながら、業務を支援して組織で結果を出せるマネージャーについては、それ以上に重要だといえます。スタートアップにおけるミドルマネージャーの抜擢や育成、経験者の採用、そして彼らがスキルアップするためには、どのように取り組むべきなのか。今回は、ベンチャー企業のマネージャーに特化した育成トレーニングプログラムを提供するEVeMの長村禎庸さんに、そのポイントを教わりました。

「Bill One」急成長の裏側に、社内コーチングあり──リーダーの自己開示から、良いチームは生まれる

ビジネスの場でしか解消できないような悩みの解消......これは、「コーチング」がもたらす大事な価値のひとつかもしれません。その効力に気づき、社内制度として設けるだけでなく、社員が社員にコーチングを行なう「内製化」も実現しているのが、営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」を手掛けるSansanです。今回は、社内制度としてコーチングを内製化する中で尽力されてきた三橋新さんと、実際にコーチングを受けて変化を実感した久米志穂子さんを招き、コーチングがもたらした変化などについて伺いました。

組織の進化は、リーダーの変化からはじまる──hacomonoの変革を支えた、プロコーチの教え

スタートアップはPMFを達成後、会社全体のマネジメント体制の構築という課題が生まれます。キーパーソンとなってくるのが、経営者、メンバー、各部署を繋ぐ「コネクティングリーダー」の役割を果たすミドルマネージャーの存在。しかしスタートアップ社内には経験者がいないことも多く、経験者を雇っても、「適切な権限移譲」が進まず、「経営層と現場の距離」が生まれ、「新しいミドルマネージャーの育成」といった課題が続々と生まれてきます。これらの課題を解決する手段の一つとして、「コーチング」が効くかもしれません。

SaaS業界に来たら、まずこの一冊!ALL STAR SAAS FUNDメンバーが薦める読むべきバイブルたち

4月。新たな年度のはじまりであり、このタイミングで新天地でのチャレンジを求めた方も少なくないのではないでしょうか。SaaSの世界に足を踏み入れ、このブログと出会った方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、ALL STAR SAAS FUNDのメンバーからおすすめの書籍を紹介させていただきます。戦略、営業、カスタマーサクセス、PR、人事......各分野のスペシャリストたちが薦めています、ぜひご覧ください。

コーチングの必要性は「シリーズB以後」に訪れる──実践知を社内に広めたhacomono 蓮田CEOの記録

「適切な権限移譲」「ミドルマネージャーの育成」「経営層と現場の距離感」......SaaS企業がPMFを達成した後、組織を拡大していく時期にはさまざまな課題にぶつかりがちです。これらの課題を解決する手段の一つとして、もしかすると「コーチング」が効くかもしれません。実際に効果を感じ、組織拡大期を乗り越えてきたのが、hacomonoのCEOである蓮田健一さんです。外部から見れば、hacomonoはPMF後にエンタープライズの顧客にも受け入れられ、まさにSaaSのお手本のように成長してきたように見受けられます。どういった課題があり、それになぜコーチングが効いたのでしょうか。

【変わるCSの役割】リセッションの兆候のなかで、カスタマーサクセスはどう変わるべきか

2023年を迎え、マーケットの市況感にも動きが出てきました。リセッション(景気後退局面)の兆候を感じるなかで、海外SaaS企業でもレイオフなどの話題が起こり、コストカットの要請がIT企業を中心に出てきています。国内外のSaaS企業で、今後もプロダクトの見直しや原価圧縮に対する働きかけが起こりうるでしょう。はたしてこの環境下で、CS(カスタマーサクセス)はいかなる価値を発揮し、その概念を広めていくべきなのでしょうか。グローバルトレンドを踏まえた上で、日本のSaaS企業におけるCSの立ち位置を、ALL STAR SAAS BLOGのCS分野ではお馴染み、メンターの山田ひさのりさんに伺いました。