ALL STAR SAAS BLOG

SaaSに決済Fintechを組み込むメリットは?エンペイCTO・田野晴彦に聞く、UX向上策としての重要性

Fintech×バーティカルSaaSの将来性──アメリカのトップティアVCの一つであるAndreessen Horowitzが示唆したこともきっかけとなり、この掛け合わせは注目をより集めることとなりました。Fintechの掛け合わせにより、ユーザー1人当たりの売上は通常のSaaSに比べ、2〜5倍拡大すること。SaaS単体では市場規模(TAM)が小さすぎたり、顧客獲得コスト(CAC)が高すぎた産業分野にまで、SaaSが染み出す余地を広げること。では、自社のSaaS事業にFintechをいかに組み込むか。今回は、主に教育市場をターゲットにした請求・集金管理の“バーティカルSaaS"と、キャッシュレス決済の”Fintech”を組み合わせたサービス「enpay」を提供する株式会社エンペイの田野晴彦CTOに、そのポイントを伺いました。

ココが凄いよ!日本のSaaS【1】:SaaS上場企業の成長維持率の高さと、ARR 100億円超えの成長戦略のヒント

米国のインフレ懸念や利上げによる景気減速の予想から、新興株式市場は大きな調整局面を迎えています。しかし、SaaS企業のファンダメンタルズに目を向けると、ここ数年の成長モメンタムは維持されています。それは日本でも同様です。国内SaaS上場企業の直近の決算状況では、6社がARR100億円を超えています。かつては「大台」と言われていたARR100億円、その活況ぶりがうかがえます。本記事では、定量的なデータから国内SaaS企業の「ココが凄い!」というポイントに着目し、これからARR100億円を目指すスタートアップへ向けた「成長戦略のヒント」を示していきます。

来たれSIer人材!SaaSの世界へ飛び込む前に読んでおきたい“強みの整理”〜SUPER STUDIO COO・花岡宏明

いま、SaaSスタートアップにSler出身者が転職するケースが増えています。システムを司る意味では共通点もあれば、両者には大きな違いもあり、それが不安感にもつながっているようです。そこでALL STAR SAAS FUNDでは、SIerでの経験やスキルが生かされる場としてSaaSスタートアップが十分にあり得ることを見るべく、元Slerの経験を持ち、現在は法人向けECプラットフォーム「ecforce」の提供を軸にEC/D2Cのトータルソリューション企業として飛躍を続ける株式会社SUPER STUDIOのCOO・花岡宏明さんにお話を伺いました。花岡さんは大学卒業後、新卒でNTTデータに就職。大手金融系サービスのプロジェクトマネージャーを経験し、SEとして約4年の実務経験を持ちます。

【部門間連携】プロダクトとCSの理想的な連携とは?宮田善孝×山田ひさのりが語る、“優先順位づけのイノベーション”

プロダクト&CSから見る、toCとtoBの決定的な違いとは?CSとPdMが対立構造になりやすい理由とは?SaaSビジネスをデザインする上で大切にすべきカスタマーサクセスとプロダクトの理想の連携方法をカスタマーサクセスとPdMのプロフェッショナルに聞きました。お互いのホンネから見えてきたこと。「これはイノベーションかもしれない!」な部門間のフィードバックを取り入れたプロダクト開発の優先順位付けメソッドとは!

株主は有効に使い倒そう!スタートアップが加速する「株主定例会」の準備と実践

スタートアップを後押しする存在として、VCを始めとする「株主」との関係性は、ときに起業家にとっての悩みのタネになることも。例えば、株主との定例会は気が進まなくて億劫な気分になってしまったり、何を話せばよいか分からない!と思うこともあるかもしれません。でも、株主定例会を「成長の機会」と捉えてみるだけで、その意味合いは大きく変わってくるかもしれません。株主定例会の開催頻度やアジェンダ設定はどうすべきか。いったい何を目的とし、どういった議題を話し合うべきなのか。今回の記事では、まるごと株主定例会だけにフィーチャーしてみました!

【部門間連携】CSとマーケの理想的な連携とは?戸栗頌平×山田ひさのりが見出した“顧客理解コラボ”

部門間連携シリーズ第2回は「CSとマーケティング」がテーマ。CS側からは第1回に続き、Sansanでカスタマーサクセス部のDXと既存顧客へのマーケティング強化を推進し、同部門の戦略立案・実行サポートを行う傍ら、IT企業へのカスタマーサクセスアドバイザリーに従事す​​る山田ひさのりさんが登場。そしてマーケティングの立場からは、複数のBtoB企業や起業、BtoB専業マーケティング代理店での経験を経て、2015年にHubSpot Inc.日本法人立ち上げに従事し、現在はLEAPTにて、BtoB SaaS マーケティング支援事業を行う戸栗頌平さんが登場。お互いの考え方を明かす中で見えてきた、より良い連携の理想像を、探っていきましょう。

【部門間連携】セールスとCSの理想的な連携とは?向井俊介×山田ひさのりが導く「THE MODEL」の違和感

SaaSビジネスは「THE MODEL」の考え方を中心に据えるのが正攻法となってきました。各部門がお互いを理解し合えなければ、有機的な連携が重要。そこで各部門がお互いにより協力方法を模索するSaaS部門間連携シリーズを開始します。第1弾はセールスとカスタマーサクセスの連携。「本当はこうしてほしい!」というお互いのホンネを対談でぶつけていただきました!

Expansion積み上げに効く!カスタマーサクセスこそプライシングの変更を提案すべき理由

プライシングといえばファウンダーや役員陣、COO、営業組織のトップが決めると思ってませんか。しかしカスタマーサクセスだけが発見できる“プライシングの歪み”がある、とSansan山田さんは言います。カスタマーサクセスがプライシングに関わるべき理由は一体何でしょうか。