ALL STAR SAAS BLOG

自己開示からはじめる、社内コミュニケーション──SaaS経営者4名の取扱説明書を公開!【フォーマット付き】

スタートアップの成長を妨げる要因はさまざまありますが、一つには「社内コミュニケーションが手薄になること」が挙げられます。組織が拡大するにつれ、部門間の連携が上手く進まなくなるのです。特に、社員が増えるほどに経営者/創業者と現場の距離感が開き、コミュニケーションコストが高まることは、貴重な時間を浪費しかねません。そこで今回、スタートアップの第一線で活躍する経営者4名へ、取扱説明書を作る過程となる“自己開示ヒアリング”を実施してみました。組織づくりにおける自己開示の重要性を垣間見るだけでなく、これらの回答を元に取扱説明書を作ることの大切さにも気付かされる時間になりました。また、実際に取扱説明書の作成に取り組みやすいように、ALL STAR SAAS FUNDでは独自の「取扱説明書テンプレート」も無料公開します。

【T2D3】T2の壁は、こうやって超える──RevCommに学ぶ、ARR1〜10億円を2年で達成する方法

今回のセッションテーマは、『ARR1〜10億円を2年で達成する方法』。スピーカーには、営業支援ツール「MiiTel」をはじめ、“AI×Voice×Cloudのソフトウェア・データベース”を提供するRevCommより、代表取締役の會田武史さんを迎えました。ALL STAR SAAS FUNDで数々のSaaS企業へ投資を続けるManaging Partnerの前田ヒロが、「フェーズごとのベストな組織体制」や「ありがちな落とし穴」などを投げかけ、最速でARRを高めるための戦略を探りました。

ステージでこれだけ異なる!!SaaSのプロダクトチーム&PdMの役割の変化を総まとめ

前回、SaaSをはじめとしたB2BとB2Cでのプロダクトマネージャー(PdM)の主な「6つの違い」について解説しました。では、「SaaSであれば、PdMやプロダクトチームの役割は同じなのか?」というと、そうではありません。その違いは、企業のステージやプロダクトのタイプに表れてきます。特に、創業したばかりで数人規模のスタートアップと、組織が成熟してプロダクトも複数ある数百人規模の企業では、その役割は大きく異なるのです。今回は、「ステージ」に絞ってプロダクトチームの役割の違いと進化について考えてみます。

【PMF実現への近道】AutifyとLoglassのリアルストーリーに学ぶ、SaaSのPMFを効率的に進めるポイント

ARR 0〜1億円のシード企業、あるいは起業準備中のSaaS起業家にとって、ARR10億円を達成するまでに築く基盤こそがT2D3達成のコアになります。今回のテーマは『SaaS PMF実現に向けた近道』。スピーカーには、 AIを用いた「ソフトウェアテスト」の自動化ツールを開発するAutifyの近澤良CEO、大企業向けの経営管理SaaSを提供するLoglassの坂本龍太CTOが登場。「PMFを実現するまでに押さえるべきポイント」や「PMFに向けて持つべき心構え」など、まるごとPMFだけに絞ったセッションを記事化しました。

【経営企画の立ち上げ】ベストなタイミングと適任者は?ベーシック・CAO角田剛史に聞く、役割/定義/スキル/採用

会社の拡大や成長に伴い、「経営企画」の機能を取り入れようと、部門の立ち上げを検討するタイミングがあります。一方で、役割が曖昧なままで立ち上げを進めたり、キーマンを先に採用しても十分に機能しなかったりするケースも散見されます。立ち上げ時に気をつけるべきこと、アサインすべき適任者などを、実践者の声からお聞きするべく、株式会社ベーシックで執行役員CAOを務める角田剛史さんにお話を伺います。

スカウト返信率50%超え!エンジニアから選ばれる企業になるためにhokan・前島治樹が実践した「エンジニアtoエンジニア」の採用戦略

エンジニアの採用活動を加速させるためには、自社の開発環境やプロダクトの魅力を深く理解し、自らも開発に取り組むような「キーマン」となるエンジニアの協力が欠かせません。今回は、現役エンジニアでありながら、スカウトサイトなどを駆使して優秀なエンジニアの採用を急ピッチで実現している、hokanのエンジニアリングマネージャー・前島治樹さんを招き、採用活動で実践していることをお聞きしました。保険業界のアップデートを目指し、「InsurTech(保険×テクノロジー)」の分野で保険代理店向けのSaaS開発を進めるhokan。業界理解が難しい領域で、わずか2ヶ月で内定受諾率60%超え、スカウトメールへの返信率も50%超えという、業界平均値を大きく上回る成果を出しているのは、なぜなのでしょうか。

SaaSのPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)はなぜ必要?Sansan・川村良太さんに聞く、1年半の実践から見えた「PMMの役割」

ALL STAR SAAS FUNDの投資先をはじめ、ステージを問わずにあらゆるSaaS企業から、PMM(プロダクトマーケティングマネージャー)に関する質問が寄せられるようになりました。一方で、実践的な情報リソースが足りているとは言えない状況です。そこでSansanでは、どういった背景からPMMを置き、いかなる仕事に取り組んでいるのかを、川村良太さんにお聞きしました。PMMとして営業DXサービスの『Sansan』に携わり、並行してCS組織で「カスタマーサクセスプランニング」という組織設計のシニアマネジャーも務めています。

成功するSaaSエンジニア組織は「なぜコミュニケーションするのか」を考える。Sansan CTO藤倉成太に聞く、組織づくりのポイント

SaaS事業においてサービス開発の核となるのがエンジニア組織。強い組織を作るために試行錯誤しているCTOも多いことでしょう。今回はエンジニア組織の拡大に成功した先駆者でもあるSansan株式会社のCTO藤倉成太さんに、「成功するSaaSエンジニア組織の作り方」をお話しいただきました。2021年に事業別組織から機能別組織へと体制を変えた理由や、組織の生産性を測るために必要なこと、マネジメント層に求められるコミュニケーションのポイントなどをうかがっています。‍