ALL STAR SAAS BLOG

2年でARR10億円を超えたFORCASに学ぶ、T2期を最速で駆け抜けるGTM戦略の道筋

昨年度に引き続き開催する「ALL STAR SAAS BOOT CAMP」。主にシードからアーリーフェーズの企業や、起業準備中のSaaS起業家へ、T2D3をハックするためのメソッドを見つけ出すセッションをお送りしています。第2回のテーマは「GTM(Go To Market)戦略」。ゲストは、プロダクトリリースから2年でARR10億円を突破した、株式会社ユーザベース FORCAS事業 執行役員CEOの田口槙吾さんをお招きしました。ALL STAR SAAS FUNDのPartnerである神前達哉と共に、GTMのスピードを緩めないための方法を紐解いていきます。

「成功への自己否定」が、経営のサクセッションには欠かせない──ジョーシスに絞った松本恭攝の意思決定

私たち、ALL STAR SAAS FUNDが掲げるミッションを実現するために、私たち自身は何を学ぶべきなのか。このミッションを活動や実績で体現されている方々への連載インタビューから、紐解いていきます。今回は、情報システム部門におけるITデバイスやSaaS管理などのノンコア業務を効率化するプラットフォーム「ジョーシス」のCEOである松本恭攝さんにインタビュー。松本さんといえば、ネット印刷サービス「ラクスル」の創業者であり、2023年8月に発表されたラクスルの社長交代という意思決定が話題になりました。そのような判断に至った経緯を辿れば、100年続くSaaS企業をつくる上でのヒントも見えてくるでしょう。

6年間でゼロからデカコーンへ!ココがスゴいよ、Rippling!

近年、SaaS業界を席巻しているコンパウンドスタートアップという言葉。この言葉を提唱したのが、Rippling CEOであるParker Conradさんです。コンパウンドスタートアップという概念が注目されはじめた背景にはSaaSの誕生から四半世紀が経ち、成長企業のPlaybookが型化されたことやSaaSの民主化により競争環境が激しくなったことが理由として推測されます。そんな新世代のSaaS企業を代表するRipplingのCOOであるMatt MacInnisさんが、2023年11月9日開催「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」に登壇します。そこで本記事では、創業初期から複数のプロダクトを同時に開発し、シングルソリューションだけでは満たせない、コンパウンドならではの顧客価値を提供し続ける同社の急成長の背景にあるものを考察、紹介します。

2年間の「潜伏期間」で達成したPMF──T2D3を超えるスピードで駆け抜ける、ナレッジワークの徹底

SaaSスタートアップを支える「T2D3」という圧倒的な成長。その高成長を実現するためには、SaaSの世界を駆け抜けるための「戦略」が存在します。ALL STAR SAAS FUNDでは、全4回からなる短期集中型の連続講座を通じて、その戦略について多角的に考えていく機会をつくりました。初回のテーマは「PMF」。SaaSにおけるPMFの達成確度を高めるために、「プロダクト開発」の観点から実践的な方法論を解説。第一回のゲストは、セールスイネーブルメントクラウドの「ナレッジワーク」を提供し、T2D3を超えるスピードで成長を遂げるナレッジワークCEOの麻野耕司さんです。

いかに自分たちの「コア」をアップデートし続けられるか──虎屋が18代、500年にわたって愛される理由

ALL STAR SAAS FUNDは、常に100年先を見つめています。SaaS専業VCとして、シードからプレIPOフェーズまで「顧客を最優先に考え、社会的インパクトを最大化する一流のSaaS企業をつくること」を支援してきました。なぜ、100年先なのか?「SaaSの普及率は20年以内に90%になる」ともいわれる現状があるからこそ、SaaS企業は長く、健全に存在し続けなければ、顧客のビジネスをいずれ成功へ導けなくなってしまうからです。だから、私たちの思う「一流」の条件には、100年先も続くようなソフトウェア企業であることを求めていきたいのです。では、どうすれば「100年続く」ミッションを実現することができるのか。各業界のトップランナーたちへのインタビューから、紐解いていきます。今回は、日本を代表する和菓子店「とらや」の18代目である、株式会社虎屋の代表取締役社長の黒川光晴さんへインタビュー。創業は室町時代後期と、約500年続く歴史を持つ老舗企業。培われてきた伝統に加え、新業態へ果敢に挑戦する姿には非常に多くの学びがありました。

「6つの要点」を押さえ、効果を生むチームを作る広報マネジメント【SaaS PR集中講座Vol.3】

2021年にはじまった「SaaS PR集中講座」は、多くのPR担当者から「これが知りたかった!」という声をいただきました。その成果を基にした2023年版では、より深く広範な内容を提供し、PRの疑問や課題に応えていきます。講座を担当いただく日比谷さんには「SaaS企業の広報が持つべき知識」をテーマに、全5回のパートに分けて講演いただきました。「概論編」「広報戦略編」「広報マネジメント編」「広報実務編(前編・後編)」で、一つひとつのテーマを深掘りします。第3回となる「広報マネジメント編」では、広報・PR活動を継続的に強くしていくフェーズに入ったチームにとって必要なマネジメントがテーマに議論を進めていきます。

バリューと野望こそ長続きし、投資し、信じる価値がある──Sequoia Heritage CEO・Keith Johnsonの言葉

ALL STAR SAAS FUNDは、常に100年先を見つめています。SaaS専業VCとして、シードからプレIPOフェーズまで「顧客を最優先に考え、社会的インパクトを最大化する一流のSaaS企業をつくること」を支援してきました。なぜ、100年先なのか?「SaaSの普及率は20年以内に90%になる」ともいわれる現状があるからこそ、SaaS企業は長く、健全に存在し続けなければ、顧客のビジネスをいずれ成功へ導けなくなってしまうからです。だから、私たちの思う「一流」の条件には、100年先も続くようなソフトウェア企業であることを求めていきたいのです。では、どうすれば「100年続く」ミッションを実現することができるのか。連載インタビューから、紐解いていきます。初回には、ALL STAR SAAS FUNDにとって最大のLPである、Sequoia HeritageのFOUNDING PARTNER / CEOのKeith Johnsonさんにご登場いただきます。

向井俊介が考える、原点回帰のトップ営業論──研究活動から見えてきた「欲求」「感情」という2つのキーワード

SaaSは日本の生産性や競争力をアップデートしていくビジネスの一つであり、そのプロダクトを企業に導入する実績を、より増していくことの重要性が浮き彫りになっています。特にエンタープライズ領域を攻めるスタートアップほど、顧客理解をもとにプロダクトをフィットさせられるような、営業パーソンとして「売り切れる力強い人材」を求めています。では、優れた成果を出す「トップ営業」は、いかなる特徴を持ち、どういった点を意識して営業活動をしているのでしょうか。ALL STAR SAAS FUNDのメンターであり、​​BtoBセールスのプロである向井俊介さんに、その知見をお借りしました。多くのトップ営業へのインタビューを通して見えてきた共通項とは?