ALL STAR SAAS FUND

の記事

ステージでこれだけ異なる!!SaaSのプロダクトチーム&PdMの役割の変化を総まとめ

前回、SaaSをはじめとしたB2BとB2Cでのプロダクトマネージャー(PdM)の主な「6つの違い」について解説しました。では、「SaaSであれば、PdMやプロダクトチームの役割は同じなのか?」というと、そうではありません。その違いは、企業のステージやプロダクトのタイプに表れてきます。特に、創業したばかりで数人規模のスタートアップと、組織が成熟してプロダクトも複数ある数百人規模の企業では、その役割は大きく異なるのです。今回は、「ステージ」に絞ってプロダクトチームの役割の違いと進化について考えてみます。

【PMF実現への近道】AutifyとLoglassのリアルストーリーに学ぶ、SaaSのPMFを効率的に進めるポイント

ARR 0〜1億円のシード企業、あるいは起業準備中のSaaS起業家にとって、ARR10億円を達成するまでに築く基盤こそがT2D3達成のコアになります。今回のテーマは『SaaS PMF実現に向けた近道』。スピーカーには、 AIを用いた「ソフトウェアテスト」の自動化ツールを開発するAutifyの近澤良CEO、大企業向けの経営管理SaaSを提供するLoglassの坂本龍太CTOが登場。「PMFを実現するまでに押さえるべきポイント」や「PMFに向けて持つべき心構え」など、まるごとPMFだけに絞ったセッションを記事化しました。

【経営企画の立ち上げ】ベストなタイミングと適任者は?ベーシック・CAO角田剛史に聞く、役割/定義/スキル/採用

会社の拡大や成長に伴い、「経営企画」の機能を取り入れようと、部門の立ち上げを検討するタイミングがあります。一方で、役割が曖昧なままで立ち上げを進めたり、キーマンを先に採用しても十分に機能しなかったりするケースも散見されます。立ち上げ時に気をつけるべきこと、アサインすべき適任者などを、実践者の声からお聞きするべく、株式会社ベーシックで執行役員CAOを務める角田剛史さんにお話を伺います。

スカウト返信率50%超え!エンジニアから選ばれる企業になるためにhokan・前島治樹が実践した「エンジニアtoエンジニア」の採用戦略

エンジニアの採用活動を加速させるためには、自社の開発環境やプロダクトの魅力を深く理解し、自らも開発に取り組むような「キーマン」となるエンジニアの協力が欠かせません。今回は、現役エンジニアでありながら、スカウトサイトなどを駆使して優秀なエンジニアの採用を急ピッチで実現している、hokanのエンジニアリングマネージャー・前島治樹さんを招き、採用活動で実践していることをお聞きしました。保険業界のアップデートを目指し、「InsurTech(保険×テクノロジー)」の分野で保険代理店向けのSaaS開発を進めるhokan。業界理解が難しい領域で、わずか2ヶ月で内定受諾率60%超え、スカウトメールへの返信率も50%超えという、業界平均値を大きく上回る成果を出しているのは、なぜなのでしょうか。

SaaSのPMMを徹底解剖する 〜Sansan株式会社 川村良太さん〜

永遠のベータ版として常にアップデートと機能開発が求められるSaaS企業において、機能開発を担うプロダクトマネジャーは非常に重要な存在です。しかし、特に成長フェーズに入り組織も100人を突破する規模になってくると顧客数も増え、社内での調整すべきステークホルダーも多くなると、プロダクトマネジャー(PdM)が社内外で適切なコミュニケーションを行うことは厳しくなります。そのような状況においてPdMがより良いプロダクトを企画することに集中できるよう、プロダクトがローンチする「最後の砦」として、Bizサイドのさまざまな職種と連携をしながら、企画にまつわる情報を収集し「どのようにプロダクトの価値を市場に提供するのか」に責任をもつのがPMM(プロダクトマーケティングマネジャー)です。今回はSansanのPMMである川村さんに、PMMを設置した背景や具体的な仕事内容、PdMとの連携、新規プロダクトや機能におけるVoCの回収のポイントなど、日々の業務の中で意識されていることをたくさんお伺いさせていただきました。