ALL STAR SAAS FUND

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カルチャーを再考する〜バリューが根付くとは何か?

世界的に有名なキャピタリストであるBen Horowitzは、彼の著書である「Who You Are」でこう表現しています。採用力のある組織や成長している会社に対する印象のひとつに、「いいカルチャーが醸成されている」というものがありますが、果たして「いいカルチャー」とはどのようなもので、どうやって生まれているのでしょうか。今回のエピソードでは、スタートアップの支援を通して見えてきたカルチャーに対する考え方、ビジョンや戦略・バリューとの関係性などについて、ALL STAR SAAS FUNDの神前 達哉と佐伯 裕人がお届けします。

【いつ立ち上げるのがベストか】LayerXの爆速SaaS開発を支えるQAチームの知られざる仕事と役割

アメリカのRipplingをはじめ、QA(Quality Assurance、品質保証)が果たす役割が認識されはじめています。継続的に使うことが前提のSaaSプロダクト、バグがなくすのはもちろん、使い心地に関わる「品質」においても定義していくのがQAの役割です。まだ日本では事例が少ないQAではありますが、意志を持って取り組んでいる企業も存在します。「バクラク請求書」「バクラク申請」 などのBtoB SaaSを提供するLayerXです。プロダクトとしては後発なものもありながら、その開発スタイルは業界でも一目置かれる同社。LayerXの初代CTOを務め、現在はQAチームも含めた開発全体を率いる取締役の榎本悠介さんに、QAチームの立ち上げから運用の工夫まで、さまざま伺いました。

【ALL STAR SAAS ROADMAP vol.01】B2B Fintechの日本での可能性

このマーケット環境下で「なぜ、Fintechを取り上げるのか?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに、金利上昇の中で、B2Cを含めたFintechセクター全体は最も打撃を受けた分野ですがB2B Fintechに関しては、高い業績パフォーマンスを示してます。Fintechで有名な欧州スタートアップシーンでは、2022年においてもB2B FintechはB2C Fintechに対して4倍以上も資金を集めています。日本でも決済FintechをからめたバーティカルSaaSスタートアップや請求書処理周りのFintech・SaaSスタートアップの躍進が目立つようなってきました。今回の記事では、海外・国内のB2B FintechのトレンドやSaaSも絡んだ主な事例、日本でB2B Fintechが勝ち続けるための要素について、ALL STAR SAAS FUNDのパートナーの立場から考えてみます。

AIとSaaSはいかに混ざり合うのか──PKSHA Technology・上野山勝也が見る現在地

AIはソフトウェア開発において、無視することのできない存在に発展してきました。そのなかで、SaaS企業はAIをどう考えるべきなのでしょうか。AIはSaaSにとっての「部品」なのか、それとも捉え方の根本から変えるべきなのか?今回、国内においてAI SaaSの最前線を走るPKSHA Technologyの代表取締役・上野山勝也さんに「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2022」でAIとSaaSの関係について、お話しを伺いました。ChatGPTが話題になる前の開催となったセッションでしたが、今、当時議論していた未来が近づいてきています。