山田 ひさのり

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RightTouchが実証する「プロフィットセンター化」の条件──エンタープライズ戦略が可能にしたExpansion責務の再定義【カスタマーサクセス進化論】

「カスタマーサクセスはコストセンターか、プロフィットセンターか」──この問いは2018年から日本のSaaS業界で繰り返し議論されてきましたが、明確な答えは出ていませんでした。しかし今、この議論に一つの回答を示す企業が現れました。それが、コールセンター/カスタマーサポート領域に特化したコンパウンドSaaSを提供するRightTouch社です。その要点は「DAY1からエンタープライズをターゲットに据える」ことで「カスタマーサクセス組織がExpansionを担う」ことが必然的に成立するということ。以下、ALL STAR SAAS FUNDのメンターで、日本カスタマーサクセス協会代表理事の山田ひさのりさんによる寄稿です。

プレイドに学ぶ、「プロフェッショナルサービス」が機能する組織の条件と、期待できる価値とは?

SaaSの世界で再注目される「プロフェッショナルサービス」は、単なる顧客支援を超えた新たな成長エンジンとなりつつある。株式会社プレイドは、連結ARR100億円突破の背景の一つとして、プロダクトとプロフェッショナルサービスを組み合わせたハイブリッド戦略を推進したことを挙げています。顧客の深い課題に「Dive(深掘り)」し、そこで得た知見をプロダクトに「Scale(展開)」する独自のアプローチとは何か。ALL STAR SAAS FUNDのメンターである山田ひさのりさんが、プロフェッショナルサービスがワークする組織の条件、カスタマーサクセスとの住み分け、人材採用の課題まで、実践的な知見を総合的に解説します。

これがSaaS+AIの目指すべき地点だ!山田ひさのりが見た「Pulse2024」現地レポート

2024年5月15日、16日にアメリカのセントルイスで開催された、世界最大のカスタマーサクセスカンファレンス「Pulse(パルス)」に、今年もALL STAR SAAS FUNDのメンターであり、『カスタマーサクセス実行戦略』の著者・山田ひさのりさんが参加。 昨年もこのブログで刺激的な現地レポートを届けてくれた山田さんが、今年も最新の潮流を紹介してくれました。

【カスタマーサクセスの新たな責務】今こそ「アウトカム」を特定すべき理由、その特定プロセスを知る

「カスタマーサクセスとは、アウトカムを顧客に与えるビジネスアプローチである」とメッセージを送る山田ひさのりさん。提供するプロダクトを顧客に活用してもらうことがCSの目標だった2022年頃までとは異なり、昨今ではSaaSベンダーは顧客から選ばれ続けるために、自社が提供しているプロダクトやサービスの「成果(アウトカム)」を説明する必要に迫られています。では、そもそも「アウトカム」とは一体何なのでしょうか。そして、アウトカムを特定すべき理由、特定する事業的メリットとは。今回の記事ではアウトカムにまつわる基本的なお話をお伝えします。

【上場SaaSベンダーのCS戦略】Sansan、プレイド、ビズリーチの事例に学ぶ、CSの「アウトカム」特定方法とネクストアクション

リテンションやエクスパンションに取り組むミッションが強化され、ポストセールス体制の再設計が重要視されはじめているカスタマーサクセスの世界。今まさに大きな変化のときを迎えている中で「アウトカム」という注目キーワードがあります。今回は、この「アウトカム」をテーマに行なわれた勉強会の内容をお届けします。Sansan、プレイド、ビズリーチという3社の実例をもとに、具体を踏まえた実践を解説いただきました。

成功事例と知見が集結する、世界最大級のカスタマーサクセスカンファレンスPulse──山田ひさのりさん特別レポート

去る2023年5月17日、18日。アメリカ・サンフランシスコで、世界最大のカスタマーサクセスカンファレンスPulse(パルス)が開催されました。このイベントにALL STAR SAAS FUNDのメンターであり、「カスタマーサクセス実行戦略」の著者で、多くの企業のカスタマーサクセス組織構築への支援を行なっている山田ひさのりさんが参加。今回のコンテンツは山田さんによる特別レポートのような形で展開していきたいと思います。

Expansion積み上げに効く!カスタマーサクセスこそプライシングの変更を提案すべき理由

プライシングといえばファウンダーや役員陣、COO、営業組織のトップが決めると思ってませんか。しかしカスタマーサクセスだけが発見できる“プライシングの歪み”がある、とSansan山田さんは言います。カスタマーサクセスがプライシングに関わるべき理由は一体何でしょうか。

BtoB SaaSに携わる人なら意識しておきたい、顧客のための「ライトサクセス/ディープサクセス」という新定説

「ライトサクセス」は業務課題を解決するサクセス。「ディープサクセス」は、経営課題を解決するサクセス。顧客がより恩恵を感じるのはディープサクセスですが、2つのサクセスは段階的に発生するもの。ではどのように2つのサクセスを意識し、顧客にサービス使い続けてもらうのか。具体的な違いや活用方法を踏まえてご紹介します。