ALL STAR SAAS BLOG

営業組織「30人の壁」を超えるためのシャドーイング〜目指すは“分業から共業へ”

PMF達成後の多くのスタートアップが直面する、マネジメントに関する課題。組織課題の多くは「認識のズレ」が原因だとも言えます。今回は特に営業組織における 「顧客像のズレ」を無くしていくための「シャドーイング」という取り組みについて記事を書きました。分業から共業を目指す手助けになれば嬉しいです。

黎明期だからこそ面白い!急成長3社のCxOが語る「デスクレスSaaS」のリアル

世界の労働人口の約80%は、ノンデスクワーカーと言われています。今後投資が加速する可能性も高い、このマーケットで挑戦するデスクレスSaaS企業は、将来スタートアップ企業で挑戦したい方、起業家の方々にとっては、注目したい領域かもしれません。そこで、デスクレスSaaSのリアルを知って欲しく、急成長3社のCxOを招いておこなった今回のディスカッション。想像もしなかった業界のリアル。今後の発展性までかなり学びが多い対談です。

トップセールスが教える「営業資料」の改善点:スタートアップが初回訪問で準備すべき資料のポイント

実績が少ないスタートアップにとって大切なのは、「不信」の壁を乗り越えて、商談ができる関係性を構築することです。そのお客様からの「信用」を得るきっかけは、たった数ページの営業資料に込められています。本記事では特に初回訪問に焦点を絞り、営業資料をブラッシュアップする際に注意すべきポイントを解説しました。この記事はALL STAR SAAS FUND アドバイザーの向井俊介さんによる勉強会を元に作成しています。向井さんのテクニックに依存しない、「商いの本質」を大切にされている姿勢をぜひ多くのセールスの皆さんに感じていただければ嬉しいです。

“ジェネラリストな専門性“で実現したカミナシの「4つのフェーズ」:COO・河内佑介の仕事

成長を続ける企業には、間違いなく泥臭く果敢に挑戦をするキーマンが存在します。そんな人材にスポットを当て学びをシェアすることでスタートアップ全体の成長を底上げしたい。そんな想いがつまった『ALL STAR TALENTシリーズ』です。第一弾は、カミナシ 社COO河内さん。カミナシ ヘは元々はPdMとして入社。採用責任者を兼任され、その後COOへ抜擢。代表の諸岡さんの「佑介がカミナシのCOOとして適任だと思う。」の一言が後押しになり就任を決意されたそうです。仕事を選ばず、答えのない中で泥臭く走り続けたからこそ、結果を出し、社内外の信頼を獲得された河内さん。貴重な学びを皆さんにも是非シェアしたいです。

HubSpot流「オンボーディング」のポイント:完全リモートでも心がける“インクルーシブ”な雰囲気づくり

製品や組織のみではなく企業のカルチャーをより深く学び、会社と人がお互いを理解する重要な機会となる「オンボーディング」。このオンボーディングをテーマにした記事をお届けしたいと思った時、「人」を中心に置いたカルチャーを大切に守り続けているHubSpotの事例を聞いてみたい、と思いました。インタビューの結果、やはりそこには「人」を中心としたインクルーシブなオンボーディングプログラムがありました。

カスタマーサクセスで事業トップラインを上げる〜CSにおける“Expansion戦略“

こんにちは、Sansanの山田ひさのりです。私はSansanのカスタマーサクセス部で、全体戦略の立案と仕組み化を担当しています。日々、SaaS事業者からもカスタマーサクセスのご相談を受けていますが、最近はある質問が増えてきています。それが「国内のSaaSベンダーにおいて、カスタマーサクセスで事業のトップラインを上げるには?」というもの。これまで、収益を最大させる手法は「新規顧客の獲得(Go-To-Market)」が有効とされてきました。その潮流は変わっていませんが、事業歴5年以上のSaaSベンダーの中には、Expansion(アップセル/クロスセル)で事業拡大を目指す動きが顕著になっています。

SaaSにとって「チーム」と「個人」は、どちらがより良い顧客か?

本稿は、元PayPal COO、元Yammer 創業者兼CEOで、現Craft Ventures創業者David Sacks氏によるブログより許可を得て翻訳し、見出しを追加したものです。結論から言おう。収益の中心はチームプラン、個人向けプランはリード・ジェネレーション向きだ。チームと個人ユーザーとのどちらを主要顧客に据えるかは、SaaS創業者に共通のジレンマである。この決定は、製品デザインだけでなく値付けやパッケージングにも大きな影響がある。私の経験では、チームプランは収益の中心になるため、創業者がエネルギーとリソースを集中させるべき分野である。個人向けプランはリード・ジェネレーションには役立つが、長期的な収益の可能性はずっと低い。

絶対のルールは作らない、そこにブレイクスルーがある。AI inside 梅田祥太朗のCRO論

近年、CRO(Chief Revenue Officer)を置くSaaS企業が増えてきました。事業収益の全責任を負うCROは、北米などのSaaS企業ではすでに当たり前の存在。今後ますます注目のポジションになっていくでしょう。そこで、どのような役職なのか、必要なスキルやマインドセットなど、日本ではまだ数少ないCROの仕事について学ぶべく、AI inside 株式会社の執行役員CROである梅田祥太朗さんにお話をうかがいました。AI insideは、AIとOCR技術であらゆる書類の手描き文字・活字を高精度でデジタルデータ化できる「DX Suite」などのAIサービスを提供しています。契約件数は掲載時点で約13,000件となり、多数の企業・自治体への導入実績を誇っています。聞き手は、ALL STAR SAAS FUNDの楠田司です。