「AIに全振り」で営業生産性6倍のRampが実践する、スピード経営と組織変革

企業の支出削減を武器に、創業5年で評価額1兆円、ARR10億ドルを達成したRamp。彼らは企業の支出管理を一気通貫で自動化するプラットフォームを提供している。急成長を支えるのは「日数をカウントする」という独自の企業カルチャーと、AI活用による圧倒的な生産性向上だ。営業一人あたりの目標数値は競合の5倍が求められ、エンジニアの採用にはLLM活用が必須条件など、Ramp流の組織構築にも迫った。共同創業者兼CEOのEric Glyman氏に、AI時代のスタートアップ経営の実践手法を語ってもらう。

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「日本に眠るコア技術」という暗黙知をSaaS化せよ:Arent鴨林広軌CEOが突き進む、日本型バーティカルSaaSの成長戦略

日本のSaaS業界は黎明期をすぎ、業界特化型の「バーティカルSaaS」の成長戦略にも注目が集まっています。業界の課題をしっかり捉え、満足度の高いプロダクトを提供できている一方で、単独ソフトウェアでの急成長の実現に苦心し、TAM拡大や成長ドライバーの確立に課題を抱えている企業も少なくありません。そんな中、大手企業との強固な資本業務提携を基盤に、IPO後も資本市場の期待を上回る成長を続けている企業があります。それが、Arentです。Arentの鴨林広軌CEOは、大学は理学部で数学を学び、投資家のウォーレン・バフェットの教えから「投資家であり、起業家のような存在になりたい」と決意。ファンドマネージャーとしてさまざまな業界を見てきた経験と、IT企業でのエンジニア経験を融合させ、「業界の特化した知見をシステム化する」というビジョンを掲げてArentを設立しました。同社は「日本の会社に眠る高い競争力のコア技術」をSaaS化し、プロダクトとして普及させるという革新的なミッションを持ち、着実に業績を伸ばし、高い収益力を誇っています。従来のSaaSのプレイブックでは打開できなかったレガシー産業のDXに挑戦し、高成長・高収益な事業を創出しているのです。クライアントの課題に深く寄り添い、コンサルティングから開発まで一貫して行なうArentのアプローチ。大手企業とのジョイントベンチャー設立やM&A戦略。そして、グローバル人材の活用を含む、革新的な組織づくりの秘訣……日本のSaaS業界、特にバーティカルSaaS企業の経営者や起業家にとって、Arentの戦略は多くの示唆に富んでいることでしょう。ALL STAR SAAS FUND Partner 神前達哉が聞き手となり、バーティカルSaaSの未来を切り拓くArentの戦略に迫ります。

シリーズB以後のhacomonoの成長を支えた、コーチングの記録

「適切な権限移譲」「ミドルマネージャーの育成」「経営層と現場の距離感」......SaaS企業がPMFを達成した後、組織を拡大していく時期にはさまざまな課題にぶつかりがちです。これらの課題を解決する手段の一つとして、もしかすると「コーチング」が効くかもしれません。実際に効果を感じ、組織拡大期を乗り越えてきたのが、hacomonoのCEOである蓮田健一さんです。外部から見れば、hacomonoはPMF後にエンタープライズの顧客にも受け入れられ、まさにSaaSのお手本のように成長してきたように見受けられます。どういった課題があり、それになぜコーチングが効いたのでしょうか。

最新国内SaaS企業データから見る、骨太な成長を目指す上で指標にしたい「従業員1人あたりARR」

従業員が平均でどのくらいのARRを創出しているのかを測る指標「従業員1人当たりARR(APE)」。国内の上場SaaS企業の過去3年間のデータ、そしてアメリカのベンチマークもあわせて見ながら、日本におけるAPEのトレンドと、ARR規模別で目安にすべきAPEについて解説します。

THE MODELの歪みを整え、組織を強くする「Sales Ops」の必要性:SmartHR・工藤慧亮に聞く、その役割や人材要件

Sales Opsとはどのような役割を果たすのか。知れば知るほど奥が深いテーマでした。Opsの3つの役割や担うミッションなど基本的なところから、具体的な課題解決の事例まで丁寧に解説しています!

超入門・ストックオプション設計の羅針盤

ストックオプション制度の設計は、具体的な方法や参考事例が限られているため、多くのスタートアップ創業者がグランドデザインの描き方に苦心しています。また、一見すると複雑な構造を持つ金融商品であり、経営者の理念や哲学を強く反映すべき性質があるため、各企業に合った設計には慎重さが求められます。今回はALL STAR SAAS FUNDメンターの金田 宏之さんをお迎えし、初めてのストックオプション設計における論点整理とフレームワークについて、基礎から丁寧に解説いただきました。

【権限移譲のリアル】ログラスが4年かけて進めた事例に学ぶ。「いつから、どうやる、権限移譲」

スタートアップの成長に伴い、CEOが直面する壁の一つ「権限移譲」。特にアーリーフェーズではCEOが営業からマーケティング、採用まですべての領域に関与しがちです。しかし、企業の持続的成長のためには、CEOの役割を「全社戦略の立案と未来図の創造」へとシフトさせる必要があります。「誰に任せるべきか」「いつはじめるべきか」「どのように進めるべきか」……権限移譲にまつわる基本的とも思える疑問を解くヒントを、権限移譲を成功裏に実践してきたログラス代表取締役CEOの布川友也さんの経験と洞察から学んでいきます。

【給与決定の基礎】アーリーステージの給与プロセスを、採用・評価の専門家である金田宏之さんが解説

アーリーステージのスタートアップが抱えやすい悩みのひとつに「給与決定」があります。資金調達を終え、採用を本格化したいものの、どのように給与を決めるべきなのか。今回は組織・人事コンサルティングを務める金田宏之さんに給与決定の方法や、制度の作り方を共有いただきました。

【メンタルを整えよう】スタートアップのリーダー5人に聞いた、「精神を安定させる習慣」や「ツラい時の乗り越え方」

「コロナ禍で人に会わないせいか、メンタルがどうも不安定で……」こんな声を以前より見かけるようになりました。多くの人にとって、孤独がもたらす影響がじわじわと大きくなっているかのようです。その孤独と、常に向き合い続けるのは、経営者やリーダーの宿命。今回は、最前線で経営や組織をリードする方々に、自分なりの“メンタルヘルス術”をインタビューしました。

スタートアップは「セールスメンバー20人」からSales Enablementに取り組む価値がある

スタートアップは「セールスメンバー20名」から Sales Enablement に取り組む価値がある

優秀な人材を惹きつける経営者の共通項──5,000人の幹部人材を見極めた小野壮彦に聞く「必要な資質」や「温度感」

スタートアップの非連続成長において、経営幹部の採用は避けて通れない重要課題。しかし、採用タイミングの見極めから、候補者の資質評価まで、多くの経営者が悩みを抱えています。本セッションでは、10年間で5,000人以上の幹部候補者との面談経験を持つグロービス・キャピタル・パートナーズの小野壮彦氏を迎え、スタートアップならではの幹部人材の見極め方と、採用成功のための実践的なアプローチを語っていただきました。